【1日1事例】脳血管障害片麻痺者における排泄動作と立位バランスの関係 #脳血管障害 #排泄動作 #立位バランス

参考文献:脳血管障害片麻痺者における排泄動作と立位バランスの関係
筆者:横塚 美恵子、阿部 和也、今野 加奈子、石井 伸尚、竹本 晋也
発行日:2005年
掲載元:理学療法科学 20 巻4号
検索方法:インターネット
キーワード:排泄関連動作、立位バランス、Berg Balance Scale

要約
目的:排泄関連動作における着衣を上げる動作の自立群と非自立群の立位バランスを比較し,さらに影響を与えている運動機能について検討すること
対象:発症から6ヶ月以上経過し,立位保持が可能なBr.stage3以上の脳血管障害片麻痺者20名(自立群13名、非自立群7名)
方法:BBS、下肢Br.Stage、非麻痺側および麻痺側膝伸展筋力の測定
結果:
・BBS総合点とBBS動的バランス得点において有意な差を認めた
・BBS各項目の中で「リーチ」「物を拾う」「振り向き」の3項目について,自立群と非自立群で有意な差を認めた
・立位バランス能力と運動機能の関係において,麻痺側膝伸展筋力とBr.stageで比較的強い正の相関を認めた
・着衣を上げる動作には,動的バランスが関与し,麻痺側膝伸展力及びBr.Stageが影響していることが示唆された
調べた単語:「BBS」
・カットオフ値
* 0-20点:バランス障害あり
* 21-40点:許容範囲のバランス能力
* 41-56点:良好なバランス能力


参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/20/4/20_4_289/_pdf/-char/ja


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