【1日1事例】身体の柔らかさはスポーツ障害・外傷の発生にどう影響するか? #スポーツ障害 #身体柔軟性 #関節弛緩性

参考文献:身体の柔らかさはスポーツ障害・外傷の発生にどう影響するか?
筆者:相澤 杏莉、齋 綾乃、長井 幸美、堀井 旺歩、山田 佳奈、佐々木 誠
発行日:2022年
掲載元:理学療法科学37 巻 1 号
検索方法:インターネット
キーワード:身体柔軟性,関節弛緩性,スポーツ障害・外傷
要約
目的:身体の柔らかさの 定義を示し,その加齢変化との関係,月経周期を含めた性差との関係,スポーツ障害・外傷との関係を明らかに し,さらには,身体の柔らかさの視点からスポーツ障 害・外傷の予防の効果について言及すること
方法:文献調査
結果:
・関節柔軟性の定義
「身体の関節の可動範囲内で身体運動を円滑に, しかも広範囲に動かすことのできる性能のこと」
・加齢とともに柔軟性や関節弛緩性は低下すると言える
・関節弛緩 性は性差が確かめられないが,柔軟性には性差があるという報告が多くみられた
・筋柔軟性は高いほど障害発生が少ないのに対して,関節弛緩性は高すぎるとスポーツ障害を引き起こす原因となり得ると言える
・スポーツ障害・外傷を予防するために,ストレッチ によって適度な柔軟性を得ることが大切であることが考えられた
調べた単語:「スティフネス」
・剛性
・曲げやねじりの力に対する、寸法変化(変形)のしづらさの度合いのこと
・受動的トルクより算出されるスティフネスは柔らかさを示す指標であり、値が低いほど弱い外力で伸張することが可能で、一般的に柔軟性が高いことを意味する

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/37/1/37_123/_pdf/-char/ja



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