【1日1文献】脳卒中片麻痺者が生活のなかで麻痺手の使用・不使用にいたる過程#脳卒中#片麻痺#麻痺手

参考文献:脳卒中片麻痺者が生活のなかで麻痺手の使用・不使用にいたる過程
筆者:北村 新宮本 礼子
発行日:2019年
掲載元:作業療法 38 巻 (2019) 1 号
検索方法:インターネット
キーワード:質的研究脳卒中上肢片麻痺

【抄録】
・本研究では,脳卒中片麻痺者12名を対象に,彼らが生活のなかで麻痺手の使用・不使用にいたる主観的体験をインタビュー調査により明らかにした.
・分析は,戈木版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた.
・結果,脳卒中片麻痺者は【麻痺を呈した身体での生活場面】のなかで,【麻痺手を使う必要性の実感】,【健側手で生活ができることの実感】,【意識的な麻痺手使用の試み】,【意識する他者の視線】という経験を通して,【麻痺手を使用する手段・場面の選択】と【麻痺手を使用しない手段・場面の選択】に帰結することがわかった.
・麻痺手使用を支援するうえで,対象者が行う作業の特性や,個人的意味づけを考慮した関わりが重要であると考える.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/38/1/38_45/_pdf/-char/ja 

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