【1日1文献】作業選択の共有によって活動性の拡大を認めた 透析療養患者の一例#透析療法#活動性#作業

参考文献:作業選択の共有によって活動性の拡大を認めた 透析療養患者の一例
筆者:二階堂 友唯(OT)1),鈴木 耕平(OT)
発行日:2020年
掲載元:第40回近畿作業療法学会
検索方法:インターネット
キーワード:役割,作業,活動性

メモ
・カフェの店主として,客へと喜びを提供して いた習慣・役割をもった本人にとって,病院生活は,他者に迷惑をかけない為の生活となっていた可能性が あった.
・また,週 3 回の約 5 時間に渡る時間的拘束に 加え,食事制限や病棟内の活動制限は,喪失感や無能感を助長させていたと考えられた.
・今回,リハビリ室 出入口という人の行き来が多い場を活用し,個人の作 業から他者交流へと繋がる環境を設定した.
・経過後期では,他者の称賛によって,徐々に生活の場へと行為 が連鎖していった.
・運動機能面や ADL に良好な変化は認めなかったが,本人の行動の変化からは,数ある 制限の中から主体性を引き出せた関りとなったのでは ないかと考えられた.

参考URL:
https://kinot40.secand.net/file/1-07.pdf


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