【1日1事例】パラスポーツが共生意識に及ぼす影響に関する一考察(1) #パラスポーツ #共生意識 #パラリンピック

参考文献:パラスポーツが共生意識に及ぼす影響に関する一考察(1)
筆者:中村 真博
発行日:2020年
掲載元:日本財団パラリンピックサポートセンターパラリンピック研究会紀要 14巻
検索方法:インターネット
キーワード:パラスポーツ、共生社会、パラリンピック

要約
目的:パラスポーツ体験が,共生意識に与える影響を明らかにすること
対象:株式会社マクロミル(調査会社)のモニタ会員10,506名
方法:インターネット調査
結果:
・パラスポーツを体験したことのある人はない人よりも,共生社会に関する言葉の認 知度が高い
・パラスポーツを体験したことのある人はない人よりも,体験以外のパラスポーツに 関する経験をしたことのある人の割合が高い
・パラスポーツに対して能動的な態度・行動をとる人ほどパラスポーツを体験したこ とがあることが示唆された
・障がいの捉え方とパラスポーツ体験の関連性はみられなかった
・障がいが理由で困っている人を手助けしたいという意思にはパラスポーツ体験の有 無は関係しない
・パラスポーツ体験の有無とは関係なく,多くの人が「④障がいの有無に関わらず, 誰もが分け隔てなく暮らしている社会」を理想であると考えているが,実際の社会 とは異なっていると認識している
パラスポーツ体験の機会が,大 会終了後も継続されることで,障がい者との共生意識が醸成し続けられると考えられる
調べた単語:「共生社会」
・これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会
・誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合い、人々の多様な在り方を相互に認め合える全員参加型の社会

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/parasapo/14/0/14_63/_pdf/-char/ja


https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/udsuisin/pdf/kyo09.pdf

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