【1日1事例】腰痛予防における理学療法士の役割 #腰痛予防 #産業保健 #リスクアセスメント

参考文献:腰痛予防における理学療法士の役割―産業保健の視点から―
筆者:佐藤友則
発行日:2021年
掲載元:理学療法の歩み 32 巻 1 号
検索方法:インターネット
キーワード:腰痛予防;産業保健;リスクアセスメント
要約
目的:腰痛予防に対する理学療法士の役割について,産業保健の視点での概説
まとめ:
・職場での腰痛発生の要因には,動作要因や環境要因,個人的要因がある
・仕事上のストレスや過重労働,恐怖回避思考などの心理社会的要因も腰痛の慢性化や再発に関与すると考えられている
・産業保健における腰痛予防介入の主軸は,人間工学に基づいた動作分析による安全な作業方法の提案や機器導入などの作業環境改善の提示,腰痛予防のための運動・身体活動の指導である。そのため、理学療法士の知識や技術が活用できる
・腰痛の原因には肥満や喫煙,ストレスなどの健康問題も関連することから,産業保健スタッフとの連携を密にした集学的アプローチの実践が望ましい。
・理学療法士にとって新たな領域である産業保健分野で社会の要求に応えるためには,予防的見地に立った理学療法の教育システムを構築し,予防から治療 までシームレスに対応できる理学療法士の人材育成が望まれる。

調べた単語:「産業保健スタッフ」
・産業医、衛生管理者、労働安全衛生担当職員を含めた、産業保健に係わるスタッフ全員の総称

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/mpta/32/1/32_10/_pdf/-char/ja



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