【1日1文献】大腰筋と内腹斜筋斜行線維の筋緊張低下により 寝返り動作の安定性が低下した脳梗塞後の一症例#脳梗塞#寝返り動作#筋緊張低下 3 wataru 2023年9月24日 16:00 参考文献:大腰筋と内腹斜筋斜行線維の筋緊張低下により 寝返り動作の安定性が低下した脳梗塞後の一症例筆者:黒部 正孝, 松原 広幸, 藤原 聡, 鈴木 俊明発行日:2021年掲載元:関西理学療法 21 巻 (2021)検索方法:インターネットキーワード: post-stroke patient, turn over, psoas major muscle, internal oblique abdominal muscle, muscle tone【抄録】・今回、大腰筋と内腹斜筋斜行線維の筋緊張低下により 寝返り動作の安定性が低下した脳梗塞後の患者を担当した。本症例は脳梗塞による左片麻痺の既往があり、今 回脳梗塞による右片麻痺を発症した。・右側への寝返り動 作では、左股関節の屈曲と内転に伴う左下肢の上内側へ の振り出しや上位腰椎に対する下位腰椎の右回旋(以下、 腰椎の右回旋)、それに伴う骨盤の右回旋が乏しく、寝返 り動作を完遂できなかった。・Huら1)やJeonら2)は、背臥 位で一側の股関節を屈曲し下肢を挙上する際は、対側の 大腰筋が収縮し、腰椎や骨盤が挙上側へ回旋しないよう 姿勢保持に関与すると述べている。・また安藤ら3)は、寝 返り動作時は、寝返り側とは対側の内腹斜筋が活動し骨 盤を回旋すると述べている。・しかし、本症例は右大腰筋 や左内腹斜筋斜行線維の筋緊張が低下しており、これら が寝返り動作の安定性を低下させていると考えた。 ・そのため、これらの筋緊張を改善する目的で理学療法 をおこなった結果、寝返り動作の安定性が向上したため、 以下に報告する。参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/21/0/21_21-E01/_pdf/-char/ja ダウンロード copy #作業療法士 #脳梗塞 #文献 #筋緊張 #寝返り動作 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート