【151日目】どうぞのいす

こんばんは。

しれ〜っと投稿してますが、昨日は投稿出来ずに今朝投稿しました。

帰省してから生活環境が変わっているので、リズムを保つのは大変です。

継続って本当に難しいな。

正社員になってからも、きっと大変なんだろうな。

今のうちから、そのことも頭に入れておこう。

連続投稿は文献の方もあるので、自分に甘く継続していることにしておきます。

さて、昨日は椅子をDIYしました。

きっかけは、東京で参加したランニングイベント。

ランニング中に「どうぞのいす」と書かれた椅子を見つけてSNSに投稿したところ、高校時代の友達が、そういう絵本があることを教えてくれました。

それを知って、いすづくりを実家で行うことを考えました。

理由としては、姪っ子に使ってもらったり、手づくりのものに触れてもらう機会に繋がったりして、たまにしか会えない姪っ子との思い出にはいいかなと考えたからです。

そんなこんなで作りました。

作るのは楽しかった。

僕自体も、元々こういう手作業はしてこなかった方なので不慣れなのですが、とても楽しかったです。

完成した椅子は、やっぱり椅子の足の長さが違って傾いてしまったり、足の安定感がなくて揺れてしまったりというのはありますが。

そういうところから既製品に対するリスペクトは生まれるし、手づくりでも安定感を出すにはどうしたらいいのかってことを考えたりもするので、実際に作ってみることで見えてくるものもありました。

そして、一番嬉しかったのは椅子を作っている最中に、町の町内会員を名乗る初対面のおばちゃんに話しかけられたこと。

「あんたみたいな若い子がこうやって物を作ったりしているのを見るのは嬉しいわ」

と。

最後には「良い嫁さんを見つけなさいね」って。

大体、知らないおばちゃんに話しかけられて話していると、最後の方はそういう話になることが多い。

今日のおばちゃんとは15分くらい話したのかな。

少し下心的な話ですが、「いすづくり」という作業が、地域のおばちゃんとの接点になったということが作業療法士としては大変嬉しいです。

既製品のイスを買えば安定した椅子は手に入りますが、今日みたいなおばちゃんとの会話が生まれることはありませんでした。

材料費は1000円ちょっと、制作時間約2時間。

たったそれだけで、地域の見ず知らずのおばちゃんと関わるきっかけが手に入ったんです。

これってすごいこと。

今回のいすづくりという作業によって、若い人と話したがっているおばあちゃんが、地域にいるということをリアルに知ることができました。

僕がいすを作ろうと思ったきっかけは、ランニングイベント、友達が「どうぞのいす」という絵本があることを教えてくれたこと、姪っ子の存在、ケアの視点から地域に関わっていきたいという想いをもっていたことなど。

今回の僕にとっての「いすづくり」という作業には、そういった文脈があります。

最初から立派なイスを作ろうなんて思ってなくて、いくつかの別の作業から影響を受けながら「イスづくり」という作業にたどり着いたということ。

そして、きっと今日話したおばあちゃんも、椅子に興味をもってくれた姪っ子も、どうぞのイスを教えてくれた友達も「イスつくり」をきっかけに、何かしらの影響を受けているはずです。

その先までコントロールしたい欲はありませんが、そのような連続性と相互作用が生まれること。

それが作業の面白いところ。

今回の経験でも、そのことを感じることができました。


本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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