【1日1文献】訪問型・短期集中予防サービス(サービスC)により作業遂行能力と健康関連QOLが向上した事例 #介護予防 #地域生活支援 #QOL

参考文献:訪問型・短期集中予防サービス(サービスC)により作業遂行能力と健康関連QOLが向上した事例
筆者:野本 潤矢, 石橋 裕, 小林 法一, 小林 隆司
発行日:2019年
掲載元:作業療法 38 巻 (2019) 6 号
検索方法:インターネット
キーワード:介護予防, 地域生活支援, 地域保健, 作業遂行

【抄録】
・訪問型サービスC(以下,訪問C)は,介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業の1つであり,ADL/IADL課題の改善を主目標に,3ヵ月程度の短期間で支援を終結させる点が特徴である.
・要支援2認定のA氏は,作業工程の多さや洗濯かごの運搬距離の長さから,洗濯物を干す動作に努力の増大と効率性の低下を認めた.
・A氏が少ない疲労で効率よく干すことを目的に,洗濯物干しハンガーの位置変更など,作業遂行に焦点を当てて環境設定や動作方法を中心に助言した.
・その結果,3回の助言でA氏の作業遂行能力や健康関連QOLが向上した.作業療法士が訪問Cを担うことにより,短期間でADL/IADLの改善につなげることができると示唆された.
メモ
・訪問型サービス C(以下,訪問 C)は,日常生活活 動(以下,ADL)や手段的日常生活活動(以下, IADL)に何らかの困難さのある要支援者,ならびに 基本チェックリストを受けたサービス非該当者を対象とした,介護予防・生活支援サービス事業の 1 つであ る.
・このサービスは,ADL/IADL の改善が主たる目 標となる点,3ヵ月程度の短期間で支援を終結させる 点が主な特徴である

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/38/6/38_706/_pdf/-char/ja

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