【1日1文献】夜間・休日のオピオイド注射薬供給連携システムの構築と運用 第 1 報 困難感尺度と連携尺度#オピオイド注射薬#医療連携#在宅緩和ケア

参考文献:夜間・休日のオピオイド注射薬供給連携システムの構築と運用 第 1 報 困難感尺度と連携尺度
筆者:土井 真喜, 久原 幸, 大友 宣, 五十嵐 究, 有海 秀人, 吉山 友二
発行日:2019年
掲載元:日本在宅医療連合学会誌 1 巻 (2019) 1 号
検索方法:インターネット
キーワード:薬物供給連携システム, オピオイド注射薬, 夜間・休日, 医療連携, 在宅緩和ケア

【抄録】
・夜間・休日は医療用麻薬の供給が難しく,保険薬局の緊急体制がとりにくい.
・そこで診療所医師と保険薬局薬剤師が連携し,在宅療養患者の夜間・休日の薬物供給連携システムを構築・運用した.
・運用前後で無記名式アンケート調査を行い,連携尺度と困難感尺度について比較検討した.
・結果,9ヶ月の運用期間中にオピオイド注射薬を投与した患者は 60名,そのうち連携チームの利用は 2件だった.
・報酬に関する困難感尺度が低下した以外,全ての項目で改善傾向が見られた.
・本システムを運用した結果,各職種の活動状況や課題の相互理解が進み,在宅緩和ケアを支える多職種の役割分担が明確になった.
・これにより,緊急訪問頻度も低減できた可能性がある.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jahcm/1/1/1_15/_pdf/-char/ja  


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