【1日1事例】学習とコミュニケーションの困難さを抱える中学生にMTDLPを活用し、アプローチを見つめ直した事例 #生活行為向上マネジメント

参考文献:学習とコミュニケーションの困難さを抱える中学生にMTDLPを活用し、アプローチを見つめ直した事例 #生活行為向上マネジメント
筆者:福澤 愛
発行日:2016年6月
掲載元:日本作業療法士協会誌 No.51
検索方法:インターネット
キーワード:生活行為向上マネジメント
PICO/PECO:
「Pに対して、I を実施すると、Cを実施するのに比べて、Oがどうなる」
「Pのなかで、Eのひとは、Cのひとに比べて、Oがどうなる」
P:広汎性発達障害、発達性協調運動障害、学習障害の診断を受けている14歳の中学生に対して
I:生活行為向上マネジメントを用いて、ニーズの把握と課題の整理、 家庭や学校との役割分担を行い、作業に焦点を当てた支援計画を再検討することで
C:明確なニーズがなく、心身機能の改善にのみ焦点を当てた支援に比べて
O:主体性の向上、主観的満足度の向上を認めた。
調べた単語:「発達性協調運動障害」
・麻痺などの運動障害がないにも関わらず「ボールを蹴る」、「字を書く」などの協調運動に困難さが見られる。 乳幼児期の運動面の発達においても、定型発達のお子さんに比べて遅れがあったり、はいはいをあまりしない、転んだ時に手が出ないなどの特徴が見られたりする。
・学童期には、「運動が苦手な子」「不器用な子」として見られやすい。
・楽しみながらの粗大運動や、手先の微細運動を色々と経験することが大切。
「広汎性発達障害」
・コミュニケーション能力が弱く、独自のこだわりに強くとらわれるために社会生活が困難になりやすい特徴を持つ。
・以前は、自閉症やアスペルガー症候群と呼ばれていた障害がこれに含まる。
・ソーシャルスキルトレーニングを少しずつ行っていき、自然に想像できない部分は知識で習得していくようにしていく。
・職場や生活の環境調整を行い、障害と上手く付き合う術を身に着けていくことが大切。
・イライラや不安、うつ症状が強いときには薬物療法も有効。

参考URL:
https://www.jaot.or.jp/files/page/kankobutsu/pdf/ot-news2016/2016-06.pdf



https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-disease/asd/about-asd/


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