将棋のできる場所をたずねて

こんにちは。

昨日のデイサービスでの体験をはじめ、友人との会話や本との出会いなどから最近は改めて地域との繋がりを得られる場所に興味を持っております。

そんなことを思いながら施設に回ってきた回覧板に目を通してみると近くにある『シニアステーション』という施設で将棋クラブがあることを知りました。

そしてスケジュールを確認してみると次の将棋クラブの活動がある日は僕の予定も空いていて参加できそう。

こりゃ参加するしかないと思いシニアステーションに電話で確認をしました。

ちなみに僕は将棋は別に強いわけでも詳しいわけでもないですが、子供の頃は実家で父親と対局したり、大学時代はアプリや将棋の打てる友達と時々遊んでいたので、真剣勝負としてではなくゆるい気持ちで遊びとしての将棋が好きです。

将棋っておじいちゃんとかが詳しいという勝手なイメージを持っているので、将棋を媒介にして自然な形で地域の高齢者が集まる場に混じっていけたらいいなという期待を抱いておりました。

シニアステーションの受付に電話して30代でも参加できるか確認してみると、返ってきた答えはNO。

区の方でシニアステーションとして『65歳以上の人限定の場所』と決められているとのこと。

地域に住む人のための場所のはずなのに、ここでもわざわざ『高齢者』だけを隔離してしまっている。

地域や高齢者を取りまく意識の偏りに対して違和感と焦りを感じつつも、「まあそんなもんだよな」という思いもありました。

しかし、ここで諦めたら今までと何も変わらないので他に年齢制限なく将棋に気軽に参加できるような場所がないかを区の方に電話で問い合わせてみました。

すると、そこでは明確な答えは得られませんでしたが代わりに案内されたのが『地域包括支援センター』でした。

地域包括支援センターには将棋のできる場所を探しているということと、シニアステーションのような場所でも高齢者だけではなく若者も一緒になって参加できたらいいと思う理由や気持ちなどをお伝えさせていただきました。

地域包括支援センターの方は丁寧な対応で、地域にある将棋のできる場所を探してから折り返しお電話をくれました。

探してもらった結果、僕の住まいからは若干離れた場所になりますが、1ヶ所だけ将棋の打てる場所があることを教えてくれました。

感謝です。

さらに、シニアステーションの将棋クラブの代表の方と次回お会いするときに65歳限定ではなくて若者の参加もどうですか?と聞いてくださるとのお返事をいただけました。

いやあ、とっても嬉しい。

シニアステーションに電話した時点で諦めていれば何も変化ないまま「行政はアテにならない」という認識を強めるだけでしたが勇気を出して電話してみたことで1歩ではなく2、3歩は前に進めたような気がします。

なんか、すごく将棋が好きな人みたいに思われてそうでその点は不安ですが。

今回のことで、行政は大きな組織で多くの決まりの下で動いているので1、2ヶ所に相談するだけでは何も変わらないけれど、諦めずに何ヶ所も手を出していけば何も変わらないということはないかもしれないというわずかな希望を見出すことができました。

電話で対応してくださった方々の中には頭の固そうな感じの人もいましたが、みなさん丁寧に対応してくださりました。

基本はみんな優しいんだよな。

そのおかげで僕の方も相談しやすかったところがあるので、みなさんにしっかり感謝したいと思います。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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