【1日1事例】地域におけるスタティックストレッチングの実践が高齢者の身体機能に及ぼす効果 #スタティックストレッチング #地域高齢者 #介護予防

参考文献:地域におけるスタティックストレッチングの実践が高齢者の身体機能に及ぼす効果
筆者:城寳 佳也
発行日:2021年
掲載元:学位論文
検索方法:インターネット
要約
目的:スタティックストレッチングの地域での実践が、高齢者の身体機能に及ぼす効 果について明らかにすること
方法:
①身体パフォーマンステストにより、バランス能力(静的・動的)、 歩行能力、下肢筋力を評価。
関節可動域検査により、柔軟性(ハムストリングス、股関節屈曲筋お よび足関節)を評価。
②「高齢運動ボランティア」の養成をおこない、養成講座の評価について、講座受講による身体機能への効果のほか、応募・ 受講状況の調査。
③身体機能に及ぼす効果について、「運動教室+日誌型」、「運動教室型」および「日誌型」の 3 つのプログラムの比較によるランダム化比較試験。
結果:
①スタティックストレッチングの実践は高齢者のバランス能力および柔軟性向上に有効であり、バランス能力についてはベンチステップ運動と効果に差異がなかった
②歩行能力および柔軟性向上に有効であった。講座期間中のストレッチング頻度は週 6 日であり、ストレッチング習慣の定着に有効であった。
③介入プログラム内容による効果の差異は見られず、 全プログラムにおいてハムストリングスの柔軟性、動的バランス能力および下肢筋力が向上したが、 足関節の柔軟性は低下した。
調べた単語:「スタティックストレッチ」
・静的柔軟性を高める
・反動や弾みをつけず、筋肉をゆっくりと伸ばしていき、伸張させた状態で呼吸を合わせて20〜30秒程度保持する
・筋肉へかかる負担が少ないため、安全に伸張運動を行いながら、柔軟性を高めることができる
・広いスペースを必要としないため、とても便利で簡単に行うことができる

参考URL:
file:///Users/wataruisshiki/Downloads/A10131.pdf


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