【1日1文献】介護付きホームにおける転倒に関するコホート研究 ~予測因子の関連性と予防戦略の確立を目指して~#介護施設#転倒#高齢者

参考文献:介護付きホームにおける転倒に関するコホート研究 ~予測因子の関連性と予防戦略の確立を目指して~
筆者:小川 康弘石川 渚藤山 亮太
発行日:2023年
掲載元:第10回 日本予防理学療法学会学術大会
検索方法:Google Scholar

【考察】
本研究の予測因子は,新野らの介護施設の先行研究 (1996)と比して高齢で男性比率が高く,小島の先行研究 (2012)の薬剤数よりも少なかった。活動性の増加と安全は常にトレードオフの関係にあり,動作が自立する前後の能力を有するときが最も転倒リスクが高い (北村ら2021)とされる。本研究におけるFIMスコア指標は,具体的な能力推定型評価として,予防的なリハビリ戦略策定に繋がるものと考える。また薬剤指標は,効果・副作用の双方の観点から多職種連携による定期的な薬剤再検討の深化に繋がるものと考える。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsptpsuppl/2.Suppl.No.1/0/2.Suppl.No.1_229/_pdf/-char/ja


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