みんなで打線を組んでみよう ~今日から君も監督~(解説編)

みなさまごきげんよう。
フォロワーが基本的に多くてプロフィールに名前を載せがちの可愛いらしい女性、ぽんぽん工房です。

どういう意図なん?

みなさま、打線組んでみたというネタはご存知でしょうか。

なんJスレなんかでは定番のネタで、様々のものを野球の打線に例えて紹介する、そのものの持つイメージを野球の打線に当てはめてみる、というものです。

このnoteでも以前、シュワちゃん映画で打線組んだwwwという記事を投稿したことがあります。

今回は(打線組んでみたネタにおける)打線の組み方を紹介してみようと思います。

ニコニコ大百科や新・なんJ用語集wikiでも解説記事がありますが、あくまで今回は僕なりの解釈をご紹介、ということで。

なるべく野球を知らない方にも伝わるように解説しますが、分からない用語等ありましたら、適宜ググって頂けると助かります。

そもそも打線とは?

打線というものを考える上で、考慮しなければならない打線を構成する要素は
・打順
・守備位置
の2つです。この2つを考え、組み合わせることで打線を組むことができます。

考え方はそれぞれですが、基本的には打順から考える方が楽かなと思います。そこに守備位置をリンクさせるのがやりやすいです。
打線の組み方のキモは実際の野球におけるそのポジションの役割をどう落とし込むか?です。打線と守備位置に分けて、僕なりの解釈を解説します。

打順

ホームランを打てる奴を9人揃えることが出来れば理想的ですが、例えプロ野球でもそんなことは不可能で。だから監督は打てる奴打てない奴をどう配置するかに四苦八苦しているのです。
実際の野球におけるその打順の人に求められる役割を僕はこのように解釈しています。

1番
「トップバッター」という言葉は野球以外でも使われる表現ですよね。
その役割はもちろん塁に出ること。塁にランナーが貯まらなければ、いくら強打者が長打を打っても得点には繋がりません。現実の野球だとパワーは無くてもヒットを量産できるタイプ、瞬足の選手が務めます。
1番打者はいわゆる切り込み隊長。「とにかく知名度があるもの」「幅広く受け入れられ易そうなもの」が適任でしょう。
2番
2番打者に求められるものは多いです。1番打者が出塁していれば送りバントやヒットでチャンスを広げる、出塁していなければ自分が出塁しなければならない。メジャーでは「2番打者最強論」なんてものもあるくらい。
すなわち2番打者の役割は器用さやオールマイティさです。1番と役割、適正が似ている部分もあります。1番に続く知名度、もしくはオールマイティなものが適任です。
クリーンナップ
3~5番打者のことをクリーンナップと言います。塁上にいるランナーを返すのが役割です。
4番打者が最強なのは野球の知識が無くてもご存知かと。4>5>3の順番に破壊力やパワーがあるものを配置しましょう。とにかく4番に強いヤツを置く。それさえ守ればぶっちゃけ他は適当でもいいです。
6~7番
6~9番のことを下位打線と言います。
6番には惜しくもクリーンナップから漏れたものを入れておきましょう。
7番は打線に入れるか迷ったもの、そこまで強くないもの、で良いと思います。ややネガティブなイメージですが、上位打線から漏れてしまったもの、打線を組んでいって余ったもの、に自然となるかと。
8番
捕手を入れることが多いですが、そうでない場合もあります。個人的には8(捕)が好きですが…。
捕手に選んだものにパワーが期待できるのであれば、もっと上位に組み込んでも良いと思います。現実野球では、捕手の強打者やホームラン王もいますからね。ただ、(一般的に)捕手に瞬足のイメージは無いため、1~2番には入れない方が無難。
9番
普通は投手のポジション。自動的に投手を置くことになると思います。
ネタに走る場合、投手によほどのインパクトがある場合、は「エースで4番」もアリかもしれませんが、僕はしません。僕はプロ野球のセ・リーグをイメージして打順を組むので(阪神ファンだから)。

また、実際の野球では右打者左打者というものがあります。(投手から見て右に立つか左に立つか、ということ)
何か意図がある場合以外は、右打者と左打者がある程度バラけるように配置するのが一般的です。
そこで、僕が打線を組む時には1~3と3-5で傾向が被らないように、方向性の違う組み合わせになるように、選定します。これらは攻撃のキモであるため、この2組が全滅してしまっては戦えません。

極論、インパクトのある順に
4>1>5>3>2>6>7>8
で良いです。(9は投手)

守備位置

選定において、現実の野球では打順よりも適正が絞られます。ですが、打線ネタはあくまでイメージなのでそこまで難しく考えなくてOK。
バッテリー
投手と捕手のことをバッテリーと言います。守備位置決めでは1番のミソ。
投手は打順で1番最後になりますので、打線ネタのオチとして最適なものを置くのが良いかと。また、投手は4番バッターとは別ベクトルでの花形ですので、ここにもインパクトは欲しいですね。
捕手はまたの名を女房役と言い、投手を支えるポジション。投手に選んだものを「支えられるようなもの」「対称性が組めるもの」が理想。
一塁手
内野ゴロを捕球した内野手が投げた球を受け取ったバッターをアウトにするのが役割。どっしりと構えられる安定感のあるものが良いでしょう。ただし、捕手とも適正が似ているのでその辺は言いようにやってもろて。
二塁手、遊撃手
この2つは二遊間と言って、守備の要です。守備の上手い奴を積極的に配置したいため、技巧派が求められます。また、この2つにも対称性が欲しいですね。特に遊撃手は打力を求められないor瞬足巧打が多いので、打順も1~3か7~8になることが多いです。
三塁手
三塁から一塁への安定した送球が求められるため、内野手の中ではパワーのある奴を置きたいです。
両翼
左翼手と右翼手のことを両翼と言います。
左翼手は守備が下手な奴や外人選手を置くことが多いので、脳筋なものや攻めに行ったものを置きます。
右翼手も基本的には同じ考えですが、左翼手の方がより脳筋なもので、かつ両翼で対称性を作ることができればベストです。
DH
ルールによっては投手が打席に立たず、代わりに守備をしない打撃専門の選手が出場することがあります。これをDH制、また、その選手のことをDH(指名打者)と呼びます。現在MLBの両リーグとNPBのパ・リーグで採用されています。
僕は阪神ファン、つまりセ・リーグファンなのでDHは採用しません。10人目として組み込みたいものがあればって感じですね。
代打
本来の選定の範囲や志向からは外れるけど特別ゲスト枠として入れたいものがある時には用意します。

打順は思いつくけど守備位置が思いつかない、あるいはその逆の場合の為に、僕の独断と偏見による「その守備位置の人がやることの多い打順」をまとめておきます。
投 9
捕 8、もしくは3以降
一 3~6
二 1~2、6~8(ただしDeNAの4(二)牧などもいる)
三 3~6
遊 1~3、7~8
左 3~6
中 1~3が多いが割とどこでも
右 3~7、それ以外でも割とどこでも

これに当てはめると割とキレイになります。とはいえまあ、あくまでイメージですので。
迷ったら1(中)から始めると良いです。

次回は実践編をお送ります。
それでは。

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