見出し画像

言葉が人生をつくっている

言霊・・・言葉には魂が込められている。だからこそ、発する言葉1つ1つの思考が現実になる。

言葉を変えることで、意識が変わる。
意識を変えることより先に、言葉をかえるクセをつける。
★★★★★

ちえ辞典

何千人の人の相談にのってきて、言葉が人間を人生を作っていることを感じる。

「~のせいで」
の言葉を使っている人は、いつまでも自分の人生を主体的に生きることができていない。

「雨が降ったせいで」
「あの上司のせいで」
「親のせいで」
「奥さんが○○したせいで」

言葉にしなくても、頭の中でこの言葉を発していても同じ。

「雨が降ったせいで、気分が悪い」
「あの上司が機嫌悪い顔しているせいでしんどい」
「親があの時こう育てたせいで生きにくい」
「奥さんが朝寝坊したせいで機嫌が悪い」

この「~のせいで」にしている限り、人生を主体的に生きることはできないし、過去に執着していつまでも「自分軸」を定めることはできない。

どうしたらいいか。

まず、言葉を換える。

「雨が降ったおかげで、ゆっくり家で過ごせた」
「あの上司のおかげで、自分は機嫌悪い顔を人に見せずに済んでいる」
「親のおかげで、今は人を傷つけないように気をつけることができている」
「奥さんが寝坊してくれたおかげで、自分のことは自分でするということに気がついた」

全てを「おかげで」に換える。

最初はうまくいかなくてもいい。

まずは気がつくことが大切。


あとがき的感想

よく「怒られた」「怒られている」
など、「~させられている」と表現する人を見かけるのだけど、
私はとても「もったいない」と感じている。

例えば、○○に怒られた と感じた場合。
もう、それで終了。

怒られたという嫌な感情のみしか残らない。

どういうことかというと、「怒られた」と感じているのはあなた自身

「怒られた」=「私は悪いことをした」(自己肯定感を下げる)
という思考のループが始まっている。

大概の場合、怒られたという人と怒ったとされる人、両者の話を伺った場合、相手はその人自身のことを想い言葉をかけていたり、その人自身の弱さが露呈してきつい言葉になっていたりと、何らかの事情がある。

そう、この「何らかの事情がある」
の状況をすっ飛ばして、「怒られた」=自己肯定感を下げる。

のは本当にもったいない。

どうすると一番良いかというと、

この人怒っているのかな・・・と感じることがある。

その際に、自分自身の感覚・感情と向き合う。

「あ、今私、とても嫌な気持ちになっている。今、私とてもしんどい」

その感覚・感情を言葉に表して相手に伝える。

ここも冷静に、穏やかに。

「今私はあなたのその言葉を聞いてとても嫌な気持ちになっていて、そのことによりとてもしんどいなと感じている」と。

その上で、「なぜ、そのような態度を私にとるのか教えてください」

ときっぱりと伝える。

そう、あなたを傷つけていい人なんていない

相手があえて傷つけようとしてくるのは、相手の弱さが原因になっている。

ただ、あなたが相手の弱さを補完するための道具になる必要はない。

さらに、あなた自身の弱さであなたがあなたを傷つけることをする必要もない。

だからこそ、相手との関係をまだ続けたいのであれば、確認をする。

自分自身の感じた感覚・感情を信用し、相手に伝える。

ただ、私は想う。

しんどいと感じる関係を続ける必要はない。

あなたには自己肯定感を上げ続け、落ち込んだ時には寄り添ってくれる相手が必ずいる。

あなたがあなたの可能性を拡げられる環境に身を置くんだ。

そうすることで必ず「笑顔」の華が咲く。

「笑顔は世界を救う」

思考1つで人生は変わる。

思考は言葉でできているから、言葉を換えることで思考は変わる。

思考が変われば人生が変わる。

あなたの使う言葉であなたの人生ができている。

「受け身」的な言葉を手放して、自分の人生を自分らしく生きよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?