相棒が増えた。

一本だけ使用していた杖が2本になった。
歩ける距離も短くなった。そんな年の瀬。

頻繁に会っていた人とも会えなくなって
寂しさとお友達。

だいぶ歩けなくなって、完全にあきらめがついたのが恋愛と結婚。
もう無理だ。と私の心の中で整理がついた。
杖が一本の時はささやかに、恋愛がしたいという思いがあったのだろう。
動けなくなって気づいた。

生きていくことに希望を持ちたい。
来年は、いやなことに立ち向かわず逃げること。
身体を大事に。

配慮を得られないこと、理不尽な対応や無視にも反応しない。
泣きそうになったらもう逃げる。
傷ついたり泣いたりすると、身体の緊張があがるのだ。
辛いことから逃げていい。
立ち向かうことが全てじゃない。
そう思うことが私には必要だと思った。

来年こそはよい年に。
のんびり生きよう。