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自分の魚拓

自然に早起きが出来た朝の清々しさったらない。今朝の僕は予定の2時間ほど前に目が覚めてしまい、2,3度寝を繰り返してしまった。2度寝が良くないなんていう記事を知ってしまったから憂鬱な朝のスタートとなった。
正しすぎる世の中も生きにくい。

自分が生きている、生きていたことを残したい。誰もが一度は思ったことがあるのではないか。承認欲求がポケットから零れ落ちる僕ももちろんその1人だ。小さい頃、せっかく地球に生まれたのだからこの地球の踏める場所を全部踏みたいと思っていた。自分の足跡で地球をスタンプする夢があった。今やその夢は実現の困難さを知り、諦めたが、自分が生きていたことを残したい欲は未だに健在だ。

本、音楽、演劇、お笑い。多くの人を動かし、その中の数人が少しでも幸せになれるコンテンツ制作に憧れが病まない。

この世のミステリー本を読んでは熱くなり、痺れる言葉の表現に出会えばメモをする。好きな音楽、好きな楽器に出会えばその曲を専用のプレイリストに移動させる。演劇を見に行き劇団結成の夢を膨らまし、お笑いを見て誰かの笑顔を想像する。

釣った魚に墨を塗りたくって紙に写す「魚拓」がある。魚の原寸大を残すための方法だが、僕は自分自身のコンテンツを魚拓として後世に残したいと常々思っている。
そのための早起きはちょっと頑張るつもりだ。

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