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PUM的日々。

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note特集に沿った月1回更新のエッセイ
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#日記

【特集11月号】大切な人に願う事

 高校生の頃、漠然と「強くなりたい」と考えていた。それと同時に「弱さは優しさの証だ」とも思っていた。  誰かのために優しくあれば、弱くたっていい。それは弱かった自分に対する言い訳だったのだろうか。今でも分からない。 「光のとこにいてね」(一穂ミチ)読書感想  タイトルから惹かれた。口語体のようなそれは、ある登場人物のセリフだった。  これは、境遇の似通わない二人の女の子の物語だ。  全く別の人生を歩むはずだった二人の道が交差するのは、単なる偶然ではない。成長するにつれて関

【特集10月号】観葉植物はじめました

 気付けば秋である。  年齢を重ねるごとに寒さに弱くなっているのは気のせいだろうか。仕事後の時間のほとんどを入浴に費やしている気がする。お風呂が好きです。  私が一人暮らしをしている理由に人間を含めた生き物と過ごすのが苦手というどうしようもない理由があるのだが、それでもときどき生命のエネルギーに触れたくなる時がある。  以前から観葉植物には興味があり、色々と調べていたのだが、なかなか踏ん切りがつかなかった。なにせ相手は生き物である。気分屋で怠惰な私が飽きてしまったら、彼らの

【特集9月号】料理苦手な独身女の炊き込みご飯

へいヨー! note特集ダヨ! 9月号ダヨ! 今日は9月34日です(嘘です記事が遅くなりました) そんなわけで、note特集の #秋を愉しむレシピ に沿って、料理苦手な私が記事を書いていこう。 (ちなみにツイッターでフォローさせて頂いている方のなかには、料理人の方や主婦の方がいらっしゃるのだが、本当に目をつむっていただきたく…) 舞茸ご飯を作った深夜 9月某日、仕事でへとへとに疲れて帰宅した22時、「明日も仕事だテンションあげなきゃ!」と思い至って、冷蔵庫にあった舞茸の

【特集8月号】小説を書く上での挫折とこれから

 さて、さっそくのお詫びなのだが、画像タイトル詐欺をしてしまった。大変申し訳ない。正しくは「小説の書き方について学ぼうとしている」という現在進行形だ。  そんなわけで、遅ればせながら特集8月号 #夏だからやってみた に沿って、記事を書きたいと思う。 学ぶきっかけ 昔から小説を書く事が好きだった。  好きな事を続けて、読んで頂ける事、時には褒めて頂ける事が幸せだった。  でも、私は強欲で、もっともっとと願っていくうちに、その理想に私の実力が見合わない事に気付いてしまったのだ。

【特集5月号】一人で宮古島を旅した記録

#連休に行きたいおでかけスポット もうGWも終わってしまうが、特集に沿って私の思い出を書いてみよう。  コロナ禍前でもある数年前の五月、私は一週間ほどの連休をいただけることになった。そこで、私は三泊四日の一人旅を計画。  行き先はずっと前から行きたかった沖縄の離島、宮古島だ。 航空券+ホテル+レンタカー付のプランをネットで予約  さて、私は飛行機を一人で乗った事のない初心者だった。  色々と不安を抱えながらも、空港まで高速バスに乗り、右往左往しながらキャリーケースを預け