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現像してアルバムに残すっていう先祖帰りが楽しい

いや、言いたいことの全部をタイトルに書くと、なに書けばいいかよくわからんすね。
とにかくそういうことです。

パムという音楽・演劇のグループをここ5年続けてやっているのですが、撮影担当みたいな感じでぼくは活動してます。
本番中の写真はあんまり興味が無くて、練習、打ち合わせ、休憩とかそういうシーンを撮るのが好きです。
そこに本当の感情の動きとか動的な瞬間があると思うからです。
この話を前にも書いています。
ぜひぜひ。

それはさておき、アルバムの話をしたいと思ってます。

パムはこれまで6回公演をしていて、だいたい1公演につき1つアルバムを作ります。
L版の写真が40枚が入るアルバムですね。


写真はそれの20倍~25倍(体感)くらい撮って、よかったものだけを選別してます。
めっちゃ撮るのは、いいシーンが撮れるのは運だと思っていることと、そこまでフレームに納める技術がないから。別に撮影自体の技術に執着する気がないんですね。


選別する過程で、「ああ、こんなことあったな」とか、「見返すとこれ結構楽しかったな」って思い直していって、それもまた楽しいです。
選別して何をするか。
加工です。
ぼくはAdobeが出している細かいところをいじれるソフトは使っていません。
だし、スノーみたいにキラキラさすってのも違います。

VSCOっていうスマートフォン向けのソフトがあって、無料版と有料版があります。


有料でも、年間で1,000~2,000円ぐらいです。
これがめっちゃ操作しやすい。
フィルター頼りで、結構いい感じになります。
インスタグラムとか、スマートフォン備え付けのフィルターより格段にいい感じになります。
自分でいい感じの物を作る、作れるってのは楽しいですね。

それで、いい感じにした後、現像です。今はコンビニでもL版の現像はどこでも出来ます。
ですが、おすすめは、カメラ屋に行って現像することです。
値段も違いますが、発色も違います。
あと、カメラ屋で現像すること自体が結構面白いんですよね。
専門店の空気って、あれ自体が町の空気だと思うんです。

それぞれの業界・業種が別々に発展進化していって、町ごとにどういう様相を見せるか。
これだけだと産業とか経済だけの話ではありますが、これを「店」じゃなくて、それ専用のカルチャーがあるエリアとかって考えを敷衍(ふえん)してくと、町歩きが楽しくなります。
この話は長くなるのでやめておきます。

それで、現像の話に戻ります。
日常をアルバムに残しましょう。
その過程自体がなんとも生活を愛おしくするものだと思っています。
振り返り、誰かに見せ、それを棚の奥にしまう。
見なくてもいいんです。しまうだけでも。

いつか、必ず見返してしまう力がアルバムにはあります。
その力こそが、写真の魅力であり、現像することの楽しさです。
ぜひとも、アルバムを作ってください。それで、見せあいっこしましょう。

作: ナイアガラすすぎ
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