呼吸の理学療法士@秋保光利(PRECOMBUS)

呼吸に関することを学び臨床経験をしている理学療法士による情報を発信!

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最近の記事

SpO2 90%,PaO2 60torr未満を危険とする理由

こんなことを耳にしたことはありませんか? 「SpO2 90%未満になったら,PaO2 60mmHg(Torr)未満になっているから呼吸不全を起こしている.」 「SpO2 90%未満は危険だから酸素療法が必要になる.」 「SpO2低下はどこまで許容していいのか?」 呼吸に関するwebイベントで上記のような話題になり,今回のテーマについて話すことになり,ブログでまとめることにしました. 「SpO2 90%,PaO2 60mmHg(Torr)未満を危険とする理由」 いきなり結

    • 呼吸リハビリテーションのnote

      はじめまして。呼吸大好き、理学療法士の秋保と申します。 私は理学療法士になってから20年間、呼吸器疾患に対する呼吸リハビリテーションを行ってきました。その20年間の知識と経験で「呼吸」を知りたい方のために貢献できたらと思い、このブログを始めました。 早速ですが、なぜ「呼吸」は大事なのでしょうか?まず呼吸とは「酸素と二酸化炭素のガス交換」です。有名な「Wassermanの歯車」は呼吸=肺、循環=心臓、代謝=細胞を各歯車とし、それらが上手く絡み合っていることを表しています。こ

    SpO2 90%,PaO2 60torr未満を危険とする理由