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2023.12.11 FIPと猫風邪

あけましておめでとうございます。

今回はプルちゃんが猫風邪と診断されてから
FIPドライタイプと疑われた経緯を書きます。

血液検査は1度済ませており
異常無しと言われていた状態でした。

あくまでも体験談です。
少しでも気になることがあれば主治医の方に
ご相談することお勧めしております。



12月11日
猫風邪だと言われ11日が経過しました。
12月5日の病院から5日。
もらったお薬を飲ませていましたが、
良くならず、全く変わらない。
食欲はあったが、体重の減りや背骨が出ていたので
通常のご飯と高カロリーウェットフードとチュールを
混ぜて与えていました。

変わったと言えばめっちゃ水を呑む。
あと、いまだに原因が何か分かって無いですが
肉球がめっちゃ乾燥していました。ほぼひび割れ。


貰った消炎剤もあと1日で切れてしまうので診察に。

・水を沢山飲む
・肉球の乾燥
・容態が変わらない

レントゲンを撮ってもらう事に。
異常はないですが気管支炎の疑いのモヤが少しだけ
かかっているとの診断。胸水なども無し。
先生は

「まだ子猫なので治るのにも時間がかかります。
食欲は変わらない量を食べていると仰ってるので
おそらく気管支炎も起こした重度の猫風邪でしょう。」

熱は8.2分に下がり、抗生剤と整腸剤を処方されました。
注射や、点滴、血液検査も願いしようと思いましたが
病院の先生と話し合い一旦飲み薬を変えて様子を見る事に。
食欲がちょっとでも減ったらすぐに来てくださいと
言われました。

普段の猫風邪でも完治はしなくとも治るのには
2週間ほど掛かるらしく気管支炎等一緒になってしまうと
4週間最長でも掛かると言われました。

この判断が難しいのがFIPのドライタイプの特徴だそうです。


ウェットのようにお腹が張ったり目に見えて分からない。
血液検査での判断も難しいみたいです。
血液検査もしようと思いましたが月齢が5ヶ月なのもあり
子猫のうちはまだ母猫からもらった免疫力で
生活しているので(詳しくは調べてください)
正確な結果を得られない可能性があると言われました。もちろん、飼い主判断ですがお薬を変えて変わらなければ
再度血液検査をする形でもいいですよ。と言われ
そうする事に。

この頃からTwitterや、ネットで

猫 元気ない 食欲はある
子猫 猫風邪 期間
子猫 猫風邪治らない

など検索が止まらなくなります。

全部書いてある事はやっぱり猫それぞれで
早く治った子もいれば、気管支炎などもかかれば
1ヶ月以上掛かった子もいました。

お会計待ちの時も検索は止まらなくて
他にも腎臓炎だったり、リンパ腫の疑いとかもあったり。
でも病院の先生もお薬変えてくれるって言ってたし。
信じてみよう…。(…検索)と永遠にループしてました。

レントゲン、エコー、抗生剤×2種類、整腸剤で
8,000円程。

帰宅して、プルちゃんをゲージから出すとすぐ様
爪研ぎを長いことバリバリ。そのあとご飯を食べました。
おもちゃは最初見向きもしなかったけど、
食べ終わって少し遊んでいました。

元気になった!?急に!?
と思って見てましたが、すぐお布団へIN。

ちょっとは回復に向かってるんだろうなと
お薬を変えて様子を見ていました。


12月19日(発症から19日)
様子を見て8日。
お薬を飲ませていましたが一向に良くなりません。
食欲は普通通り。お水もたくさん飲む
トイレ、飲食まで自分で歩いて向かってします。
ずっと寝ているし、住んでる所に大寒波が来て
すごく寒かった日なので私だけでお薬もらいに。
妊婦の私でも超寒かった。旦那は仕事です。
お薬だけ3,000円程。

12月20日(発症から20日)
普段通りご飯を食べさせて、丸まって就寝中。
わたしも体調がすぐれず一緒に寝ていました。
起き上がりお水の元へ歩いている時
一瞬左足が痺れてるような引きずり方をしていました。
びっくりして何度も何度も確認しましたが
その後は普通に歩く。そしてすぐ病院に電話。
ネットでも何時間も同じ体制で寝ていたりすると
痺れることもあるそうで
引きずることがなければ食欲もあるのなら様子見で。と。

今でこそ調べて知りましたが、手足の痺れや
手足を使えなくなるのもFIPの1つの症状であるそうです。

12月23日(発症から23日)
これまで通り元気が無い。ご飯は食べる。
トイレ飲食までは歩行可能。
24日に診察でしたが、急遽予定が入り
前倒ししてもらい病院へ。体重が1.8キロ(-150g)に減少。
この頃は生後半年経っていました。
体力は治すために消費しているので
ご飯は自力で食べるほかにも給餌する様言われました。
ここで、インターフェロン注射、点滴を開始。
2日に1回注射を打つ治療をはじめました。
費用は5,000円程。

12月26日(発症から26日)
注射、点滴。体重1.65キロ。
ご飯は自力で食べに行くが高カロリー高栄養を与えるため
病院からもらった高栄養ウェットフードを給餌。
上顎に塗って食べてもらう。総合栄養食ちゅーるは
がっついて食べていたので本数を増やして与えていました。
5,000円程。

12月28日(発症から28日)
もう4週間経つ頃です。
旦那とは4週間経って何も変わらなかったら
病院を変えようと話していました。
そんな時、朝からトイレを踏み外しトイレ外におしっこ。
お水を飲むとき頭からぐらつき始める。
今までいつも通り食べてたご飯を急に一口も食べなくなる。
急いで病院へ。血液検査をお願いしました。
外注血液検査は年末で閉まっているため院内検査のみ。
血液検査結果は貧血、蛋白、白血球、異常。
体重1.55kg。

血液検査前に触診にて腎臓が腫れてる可能性があると
言われたので腎臓炎を疑っていました。
が、肝臓、腎臓は正常値でした。
貧血や蛋白、白血球の異常は何らかのウイルス感染にて
この数値な事を説明されました。
そして、ここで可能性があるならと伝えられたのは

猫伝染性腹膜炎という
猫コロナウイルスの一種である病気。

猫にもコロナなんてあるんだと思いました。

外注の血液検査をしてないので分からないが
仮に検査したとしても、抗体検査なので
100%の診断は難しい事も伝えられます。

院内でできることはインターフェロンの注射と点滴を毎日打って外注検査が出来る年明けを待つ事でした。
あとは入院をすることしか出来ないと言われました。

猫にコロナ、治療しても死ぬ可能性、100%死ぬ
聞いた事ない事ばかりで頭の中は混乱でした。

その日はインターフェロンの注射と点滴を済ませ、帰宅。
血液検査点滴など含め20,000円。

旦那にLINEで症状だけ伝えて
早く帰ってくるようお願いしました。

その間私は症状を検索しひたすら調べまくる。
この子はFIPじゃない、まだ望みがあるはず
そんな事ばっかり検索しますが、FIPはちらつく。
FIPだとしたら?何十万円かかると言われているけど
治療していけるのだろうか。
治療しても100%治るわけでは無いと書かれているし
治療始めても亡くなった猫ちゃんも居たこと。
その飼い主さんは注射もしつつ投与を始めたが、最後は
血管が細くなり何度も何度も打ち直し
可哀想な姿で天国に行ってしまったとの事でした。

旦那が帰宅するまで2時間ほどありましたが
体感半日くらい。もう不安で仕方ありませんでした。

旦那が帰宅して病気のこと治療のこと費用のこと
話し合いました。
旦那はもちろん、治療する方向で考えてくれました。

動けない、働けない私の面倒も見つつ治療して行こうと
真っ先に言ってくれた旦那には本当に感謝しています。

そして発症から28日が経ちFIPの治療を先駆けで
進めていく事を決心しました。

だいぶ長くなりましたので一旦ここで締めたいと思います。
読んでいただきありがとうございます。

そしていろんな意見があると思います。
でも私はその時の最善を尽くしたと思っています。

次のnoteは、治療をしていくと決めてから
病院探し、費用、薬について書いていきます。



ここまで使った治療費用41,000円
体重1.95kg→1.55kg

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