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上場の目的は資金調達からファン形成へ

ぷくろーです。

突然ですが「上場の目的はなんですか?」と聞かれて、すぐに答えられますか?

これに関連して、面白い記事があったので紹介します。

野村グループでは、ブロックチェーンを活用したデジタル証券のプラットフォームを作るための子会社「ブーストリー」を設立しています。

ブーストリーでは、資本市場をもっと柔軟性の高いものにしていく狙いのようです。

ブロックチェーンを活用したP2P取引が主流になれば、資本市場が、調達者と投資家が直接つながり(相対)、いつでも売買、いつでも保有者が分かり(即時)、自由な商品設計ができる(自由)なものになる

「ファン作り×金融」というふうに振っているのも面白いですね。

ブーストリーは「ファン作り×金融」に注力すると明かした。佐々木氏はある消費財メーカーの調査を挙げ、株主だと自社商品を買う割合が10倍以上になると指摘

「株主だと自社製品を買う割合が10倍以上になる」というのはなんとなく感覚としてもわかります。

ツイッターのタイムラインでも、MCDの保有者が応援でマクドナルド食べてるツイートをよく見かけたりしますね。

証券がデジタル化によりもっと小口化して、もっと柔軟性の高いものになっていくと、資金調達としての上場からファン形成のための上場へ変わっていく企業も多いことでしょう。

なんだか新たな考え方として、面白いなと思いました!

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