旦那飯は韓国料理 ~番外編 ~当たり前の健康は、当たり前ではない!はなし
昨日夕方からいきなり激しい頭痛と吐き気に襲われた。
なんでよりによって今日?!
というのは、母の84歳の誕生日を祝うため、家族でお寿司を食べにいく予定をしているからだ。
また母は心配性で、私が体調不良でその場に居なければ、心配して楽しむことができない人だ。
ヤバい❗️なんとか治さねば❗️
とは思えど、眉間のシワが深くなるほどに頭が痛い。
生唾があがってくるし、息がしっかり入ってこない感じ。
深呼吸を何度も繰り返した。
まさか?
いや、高熱ではない。いや、熱はない。
食中毒?何食べたかな?
冷えた?風邪?脳の病気?
色んなことが頭に浮かぶ。
とりあえず頭痛薬をのんで寝ようとするが、痛さで寝ることができない。
家族は心配しつつ予約していたお寿司やさんにいってしまった。
残されたのは、私とプクだけだ。
しかし、プクは私がう~んと苦しんでいても知らん顔で私の枕を占領して寝やがる。
さらに布団に入れろと要求し、私の足の上に7キロの体をのせてへそ天で高いびきだ❗️
役にたたん❗️どころか邪魔や❗️
今私の周りには、病巣を取ることができない癌で自宅療養して苦しんでいる友達がいる。
二人とも家にイヌや、ネコを飼っているが、「時々邪魔や、どいて❗️」と言ってるのを聞いたことがあった。今ならその気持ちが本当に良くわかる。
痛みは私の比ではない二人。いつもは可愛がっている子たちだけど、痛さが愛しさすら奪うのだ。
私も、そ~っとしといて。
触らんといて、静かにして❗️
と思うだけだった。
動物は弱ってることがわかるから、守るために傍にいると聞いたこともあるが、守るのにへそ天で高いびきはないやろ~(笑)
まぁ、気持ちだけはありがたく受け取っておいた。
薬が効いたのか少し寝ることができた。目覚めたら痛みが消えてたらいいのに。とおもいながら目を開けたが、頭痛はまだ残っているし吐き気もある。
とにかく体をあたためようと、電気毛布で背中から温めた。
ふだんはオンドル(韓国の床暖房)で育った旦那さんがつかっているのだが、役にたったようだ。少し楽になった。
家族が戻り、安心したのか眠気がきてしばらく寝たようだった。
今度は目覚めても吐き気も頭痛もましになっていた。
今のうちにと、お粥を少し食べてまた寝た。
今朝は身体がダルいけど、頭痛も吐き気もないし、朝からお粥も食べられた。ありがたい。
温かい四物湯を飲んで大人しく寝よう。
病魔と戦う二人の友達は寝ても覚めても痛みと闘っている。
そして二人とも同じことを言う。
ただ普通に目覚めて、ご飯を食べて排泄できる。それを、当たり前にできるのが幸せ。
穏やかな気持ちで日々過ごせたらそれに勝る幸せはない。
当たり前のようにしている日常生活が当たり前ではない人もたくさんいる。
いつ自分が、そうなるかもわからない。
だからこそ、この当たり前の日常にこそ喜びと、感謝で過ごしたいと思う。
サポートなど恐れ多いですが、気に入っていただけたなら、幸いです。