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フッ素は猛毒です(3)❣️🐸🍿

つい数日前にフッ素について記事をまとめましたが、その後、新しい情報がありましたので続編の内容をご紹介します。

京都大学の原田准教授らが、希望者1190人の血液検査をしたという内容の、比較的に最近の記事です。
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発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」 血液検査で約3割が健康リスクと発表

2024年8月11日 19:27

 発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」をめぐり、希望者を対象に行った血液検査の結果、約3割が健康リスクが懸念される数値を上回ったと専門家らが発表しました。

 「PFAS」はフライパンのフッ素加工などに使われてきましたが、一部の物質は発がん性が指摘され、現在、日本では製造や輸入が禁止されています。

 大阪府摂津市では去年8月、地下水から国の目標値の約520倍にあたる「PFAS」が検出され、京都大学の原田准教授らが、希望者1190人に血液検査を行いました。

 11日、その結果が報告され、約3割の人が、健康リスクが懸念される数値を上回っていたということです。

 今後、大阪府に血液検査や水質の調査を求めています。


「PFAS」というのは有機フッ素化合物のことで、フッ素は猛毒です。人の体内に一度入ると、排出されずに蓄積されていくそうです。

「PFAS」についての詳細情報は、こちらが参考になるかもです。
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おそらく、このPFASという言葉を聞いても、ほとんどの日本人は何のことかわからないと思います。

こちらの記事が、その辺のことを書いてありましたので、ご紹介します。
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原子爆弾とPFAS 戦後80年の夏も思い出すだろう「井戸水を飲み干す母」と敗戦の重み 北原みのり

おんなの話はありがたい
北原みのり

2024/08/08/ 16:30

 久しぶりに実家に帰ったら、両親が激しい喧嘩をしていた。

 激しいといっても二人とも70代後半の老人である。大声を出すわけでもなく、暴力に訴える類いの激しさではなく、ただただひたすら言葉の応酬である。応酬というよりは、母が一方的に父を責め立てているようにも見える。原因はPFASである。

 PFAS。知っている人は詳しく知っているが、知らない人は全くと言っていいほど知らず、関心もなく、何のことかもほとんどわからないのではないだろうか。私はこのひと月、「PFASって知ってます?」と周りの人にそれとなく聞き続けているのだけれど、自信を持ってPFASを説明できる人はほぼいなかった。

それでもきっとこれからは、日本に暮らす全ての人が知っていくワードになっていくのだろう。それは3・11以降に「ベント」とか「メルトダウン」という言葉を私たちが否応なく理解したような強度で。知らざるを得ない現実を前に。

 PFASを一言で言えば、“フォーエバー・ケミカル/永遠の化学物質”である。においも色もない1万種類以上あるとされる有機フッ素化合物、合成化学物質群の総称だ。

 PFASの歴史は浅い。1930年代にアメリカで開発されたというので、まだ1世紀も経っていないが、私たちの生活はPFASなしでは成り立たないほどに便利な物質である。撥水性、耐熱性、耐油性に優れたPFASは、たとえば焦げないフライパンや、水が染みないスニーカーや、炊飯器、撥水性のあるコート……あらゆる商品に使われてきた。また、一瞬で鎮火できることから、空港、軍事基地でもPFAS配合の泡消火剤が使われた。

 ところが1970年代から、PFASを使用する工場や軍事基地、空港周辺の水が汚染されていることがわかり、深刻な健康被害が報告されるようになった。欧米ではPFASの危険性は常識のように語られていて、たとえば歯ブラシや歯間ブラシなどに「PFASフリー」が表示されていたりする。ヨーロッパでキッチン用品売り場に行くと「焦げないフライパン」そのものが売られていないこともある。

 日本でも2008~2010年にテフロンを製造する静岡市清水区の工場で、製造に関わる職員の血清中のPFOA(PFASの一種)が、アメリカで訴訟が起きたレベルよりもずっと高い数値で検出されていたと、2023年にわかった。つい先日も、大阪府摂津市の地下水からPFASが検出され、汚染源とされているダイキン工業周辺の住人と元従業員らの血液検査をしたところ、アメリカが定める基準値の30倍の値を示した元従業員がいたことが報道された。決して「他の国のこと」ではないにもかかわらず、日本では驚くほどPFASのことが知られていないのが現実だ。

 というわけで、両親の喧嘩である。

 私の両親が暮らす地域(千葉県柏市です)の井戸水から、国が定める基準値の30倍の濃度のPFASが検出されたのだ。自衛隊の下総航空基地周辺の水路が主に汚染されていることから、原因究明のために自衛隊に調査も入った。幸いPFASが検出された川は水道水には利用されていないのだけれど、問題はこのあたりは水がきれいだと信じられていて、井戸水を利用している世帯が少なくないことだ。

 行政の調査では、となりの鎌ヶ谷市で基準値の240倍の濃度のPFASが検出された井戸水もあった。そしてお察しの通り、私の実家も井戸水組である。きれいな水で子ども(←私)を育てたいという母の強い意思で、30メートル以上も掘った井戸の水を飲み水に、料理に、生活水として使ってきた。その水が汚染されている(汚染されていた)かもしれない、というのが喧嘩の発端だった。

 なぜ喧嘩になったかといえば、PFASの値を知った父が「これからは井戸水を飲まないほうがいい」と母に伝えたことからはじまる。急にその話をされた母は、まず怒りを父に向けた。

母「うるさい! ネガティブなことばかり言わないでよ!」

父「ネガティブじゃない、現実なんだよ」

母「なによ、PFASって。私はここに引っ越してくる時、浄水場に行って調べたのよ。汚くて驚いた。だからわざわざ井戸を掘ったの。掘った人も、すごくきれいな水だって見せてくれた。あなた、その時、何もしなかったじゃないの!(父が家のことは何もせず全て母に丸投げであるという問題に発展)」(そうなるよね、と私は下を向く)

父「はぁー、そういう話じゃなくて」

母「だいたい、自衛隊なんてすごく遠いところにあるんだから、ここまで来ないでしょ」

父「そういう態度が不思議だよ。オーガニックにこだわって、生協で買い物をして、口に入るものにこだわってきたのに、なぜ理解しないのか」(そうだよね、と私は頷く)

母「うるさい。もし井戸水が汚れているって思うなら、自衛隊の前や柏市役所の前に行って、プラカードでも持って反対運動でもしなさいよ。そんなことをする気もないくせに、文句言わないでよ」(なるほど、と私は肯く)

 母は本気で怒っていた。怒るべき相手は父親ではないはずなのだが、現実を受け入れるのは難しかった。そして母は驚くベき行動に出た。なんと母は私と父の前で思い切り蛇口をひねり、コップに井戸水をいっぱいにし、ごくごくと飲み干したのであった。

 あまりのことに父は言葉を失い「お、おまえ……」と絶句している。私は、こういう首長(←たいていオジサン)をどこかで見た気がする……とやはり絶句したのだが……喧嘩はやめて……PFASで喧嘩はやめて……である。

 でもきっと多分、これから、このような家庭が増えていくのではないか。信じていたものがある日突然、「それはリスクのある水です」と言われる瞬間。混乱と怒りは誰に、どこに、伝えればよいのだろう。

 その後、母と父と私3人でPFASのことをゆっくり調べた。柏市にも電話をした。

 母も急速に理解を深め、共産党の市議会議員(←こういう時に頼りになる)に連絡してみようかと言っている。

 柏市によれば、年内に10カ所を改めて水質検査する予定だが、個人宅の井戸水の調査はしない。もししたければ有料で民間の施設に水を持っていくしかないとのことだった。上水は安全なので、井戸水でなく上水を飲んでくれとも言われた。何か対策をしないのかと聞いたが、国の方針が定まっていない、とのことだった。

 PFASが発展したのは、原子爆弾の製造に使われたからだと言われている。ウランを濃縮する過程にPFASは最適の配管素材として使われた。そのため戦時下では軍の機密物質として扱われた。

 母と父は戦争が終わった年に生まれた。原爆が落とされた年に生まれた世代が高齢になり、そして今PFASに苦しめられている。戦後は終わっておらず、そして過去のつけは常にずっと新しい世代にこうやって押しつけられている。

 来年は戦後80年。PFASが使われた原爆が落とされてから80年になる。きっと私はこれから、この季節になると母と父の喧嘩、怒った目でごくごくと井戸水を飲み干す母の姿を思い出すのだろう。そしてなぜだろう、敗戦の重みが、年々、どんどん重くなっていくように感じるのは。


ちなみに、上の記事に登場していた、汚染されてしまった井戸は千葉県の柏市だそうですが、こちらに関連する報道がありました。

基準値の420倍の結果が検出されたという千葉のニュース動画です。
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 千葉県の柏市と白井市の市境を流れる河川やその周辺の井戸などで、有機フッ素化合物「PFAS」の有害物質が検出された問題で、追加調査の結果、河川に繋がる水路からさらに基準の420倍もの数値が検出されたことがわかりました。

今回の追加調査は2024年3月の調査時に柏市などを流れる河川「金山落」に繋がる2つの水路で、有害物質の「PFOS」と「PFOA」が基準を大きく超えていたことから、県と柏市がこの水路のより上流の地点5か所で実施しました。

 県によりますと、調査地点5か所のうち4か所で基準を大幅に超える数値となり、最も高い地点では1リットルあたり2万1000ナノグラムと、基準の420倍もの数値が検出されました。

 この地点には鎌ケ谷市の調査で基準を超えていた井戸水を使っている住宅などの生活排水が流れ込んでいる可能性がありますが、明確な原因はわかっていないということです。

 一方で、調査した水路は海上自衛隊の下総航空基地に隣接していますが、県が7月、基地内の現地確認を行ったところ、PFOSとPFOAを含む薬剤の使用や保管は確認されなかったということです。

 県は引き続き原因究明に向け、調査を進める方針です。

© 千葉テレビ放送株式会社



この問題を調べていたら、実は東京都では、米軍横田基地でPFSAを含む泡消火剤の漏出事故が2010年に発生していたことがわかりました❣️🐸🍿
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こちらの記事はボリュームがありますので、次回にまたご紹介したいと思います🙏🌸🐰🌸

とりあえず、次回でご紹介する記事のリンクだけ貼っておきます。
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こちらは前回までに、私がご紹介したnoteの記事になります🙏🌸🐰🌸
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フッ素以外にも有機汚泥散布問題、ヨウ素の効用など、ためになる情報が得られる動画がありますので、興味があればこちらの動画も併せてご覧いただければと思います❣️🥰
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こちらは動画の解説記事です❣️🐸🍿




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