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実体験!元弁護士、交通事故に遭う!

「弁護士に依頼すると交通事故の慰謝料が増額される」
と聞いたことはありませんか?

私は昔弁護士をしていたのでわかりますが、これは本当です。慰謝料などの賠償金の計算基準が、弁護士と保険会社とで異なるからです。

被害者が自分で示談交渉をすると安い保険会社基準になってしまいますが、弁護士に依頼すると高額な弁護士基準が適用されて慰謝料額が増額される仕組みです。

なので、私はかねてから常々「なぜみんな交通事故で弁護士に相談しないのだろう?」と疑問を抱いていました。

自分自身が交通事故に遭うまでは……。


1.元弁護士、交通事故に遭う

実は私はつい先日、交通事故に遭いました。
コンビニの駐車場へ自転車で乗り入れて停めようとしていたところに、真っ黒な黒光りをした自動車がやってきて、すごい勢いでバックしてきて私に衝突したのです。
幸い横にいた人が助けてくれたので転倒は免れましたが、けっこうな衝撃でした。
この事故で、私は右足のすねに打ち身のケガをしました。
またその日の夕方から高熱が出て吐き気もして大変な思いをしました。
熱が出たのでコロナかと思って焦りました…。。

2.弁護士に依頼する気はなかった

交通事故には遭ったものの、私は弁護士に依頼する気はありませんでした。
だって、弁護士を探すのは面倒ですし、そんな大したケガじゃないと思いましたので。
弁護士費用特約はついていましたが、使う必要がないと思いました。

これまでは「なぜ弁護士に依頼しないの?」と思っていましたが、実際交通事故に遭っても弁護士に依頼しない人が多い理由が理解できました。
1人、ウンウンと納得していたのです。

3.保険会社基準が適用される

事故後、相手の保険会社から電話がかかってきました。
休業損害の話になったのですが、そこで保険会社はやはり「保険会社の基準」を適用してきたんですよね。
先程も言ったように、保険会社基準は弁護士基準より低くなります。
私はそれを聞いて、「あれ、このまま示談したら損になるかも」と思ったんですよね。
休業損害については主婦基準と言われてしまうし。主婦基準だと1日6100円なのですが、弁護士基準なら1日1万円くらいにはなります。実収入があれば実収入も基準にしてもらえます。
慰謝料についても変わってくるでしょう。
私は「せっかく弁護士費用特約がついているのだから、使って弁護士に依頼しようかな…」と思いました。

4.保険会社からは弁護士依頼を止められる

そこで弁護士を探してコンタクトをとり、相談してみました。すると、とりあえず受けてくださるとのこと。

ただ保険会社に伝えると「まだ依頼しなくて良いのでは?」などと言われてかなり全力で止められてしまいました。

これまで「保険会社は弁護士費用特約を使われると費用がかかるからなるべく使わせないようにする」と聞いたことがありましたが、本当だったんだ!と思いました。

そんなこんなで、軽傷ですが弁護士に依頼して示談交渉を進めることに。
本当に弁護士に依頼して慰謝料や休業損害が上がるのでしょうか?どのくらいまで上がるの?

私の実体験をもとにレポートしていこうと思います。
続編をぜひご期待ください!
なお上記は私のTwitterです。関心ありましたらフォローしてみてくださいね!


17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m