ウェブライターの単価設定 文字単価と記事単価、どちらが稼げるか

ライターが仕事を受けるとき、報酬をどのように設定するかは大変重要です。
安くしすぎると「もっと高くしておけば良かった」と後悔するかも知れませんし、反対に高くしすぎると依頼を断られる可能性が高まります。
また単価の計算方法を事前にクライアントとの間でしっかり確認しておかないと、納品後払ってもらえないなどのトラブルも発生します。

ウェブライティングの報酬には、大きく分けて「文字単価」と「記事単価」の2種類の設定方法があります。

以下ではこのどちらが良いのか、それぞれのメリットデメリット、設定方法など私の経験も踏まえてお話ししていきます。

1.文字単価と記事単価


文字単価とは「1文字あたり〇円」と定める方法です。たとえば1文字3円で1,000文字書けば、報酬は3,000円となります。文字数を多く書けば書くほどライターにとっては得になります。

記事単価は「1記事あたり〇円」と定める方法です。たとえば「1記事5,000円」と定めれば、1記事が1,000文字でも6,000文字でも報酬は5,000円となります。文字数が少なければライターにとって得になり、多くなれば労力がかかって報酬が下がってしまいます。

2.ライター側 文字単価のメリット・デメリット


メリット

・文字数が増えたらその分報酬をもらえる
文字単価にすると、ライターは書いた分だけ報酬をもらえます。記事が長くなっても労力が報われるので安心して充実した記事を書けますし、報酬が上がって売上げもアップします。


デメリット

反面、以下のようなデメリットもあるので注意が必要です。

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m