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宮古島まごとうふ

ものごころついた時から、実家の隣の小さな小屋で
豆腐づくりをするおばぁを見て育った下地さん。
自身の原風景とおばぁの味を次代につなぐ。


興味を持ったきっかけ

小さい頃から、おばぁが朝早くから豆腐を作り、
熱々の豆腐をリヤカーに載せ
市場へ売りにいく姿を見て育った、下地さん。
おばぁの作る豆腐は人気で、
よく食べていました。
県外での仕事を機に、
ものづくりへの興味を抱きはじめ
島に戻っておばぁの元で修行を始めました。

大きな地釜で炊き上げる「地釜製法」により、独特の風味を生かした島豆腐をつくりあげる


苦労したこと、工夫を重ねている点について

50年間毎日同じルーティーンで
豆腐づくりをしてきたおばぁ。
量や温度管理、タイミングなど
全ておばぁが長年培ってきた感覚。
それを安定して再現するための
「数値化」が一番大変でした。

また、当時は木を切った薪を使用していたので
火の当たり方や舞い方、調整を修得するまで
とっても苦労しました。
現在はガスを使用していますが、
薪と火力が異なるので一定に混ぜたり、
微調整を重ねる点も工夫が必要でした。


これから、未来に向けて

おばぁの代から変わらぬ、想いを込めた豆腐づくり

宮古島だけでなく、
沖縄県全体を見ても豆腐屋さんの高齢化もあり
「地釜製法」の豆腐が減少してきている。
手間隙がかかるが、伝統製法として守り、
次に繋いでいきたいと思っています。

また、「ゆし豆腐が各家庭に日常的にある食卓」
を目指して食べ方や保存の仕方など普及活動も
引き続き展開していきたいと思っています。

17名のスタッフ総出で、豆腐づくりから配達まで行う。
「まごころ」こもった「まごとうふ」を、あなたの食卓へ。


住所:平良字下里1番地(公設市場店)
営業時間:10:00~15:00
定休日:日曜日
HP:https://magotofu.com


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