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My opinion is that . .19/Jun/2024

2024年6月19日 日本経済新聞の記事を読んで

最近、日本経済に関して非常に前向きなニュースが多く報じられています。特に、アメリカの大手投資ファンドであるKKRが、今後10年間で10兆円を日本に投資すると発表したことは大きな注目を集めました。円安の影響や企業統治の改善を背景に、日本経済の復活が期待されています。

この投資発表に加えて、緩やかなインフレと賃金の上昇も日本経済の回復を支える要因となっています。メガバンクの貸出金の伸び率は、リーマンショック前を上回っており、企業経営者たちは「失われた30年」からの脱却を目指して、積極的に資金を調達しています。設備投資やM&Aの動きが活発化しており、将来の金利上昇に備え、低金利での資金調達も進んでいます。

特筆すべきは、賃金の上昇です。2024年に賃金が2.8%上昇し、これは28年ぶりの高い伸び率です。この賃金上昇分が価格に転嫁されることで、賃金と物価の好循環が生まれつつあります。

これらの要因を踏まえると、私が30年以上にわたり日経新聞を読んできた中で、これほどポジティブな記事が立て続けに出ることは非常に珍しいことです。日本経済は今、米中対立や米露対立の影響を受けつつも、それを有利に活用できる状況にあります。これからの日本経済には、千載一遇のチャンスが訪れているのかもしれません。

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