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モラトリアムは長くてもいいと思う。

何故か日本での一般的な価値観として、小学校6年、中学校3年間、高校3年間、大学4年間そして就職活動して企業に就職。
そして、結婚して、住宅ローン組んで家買って、子育てして、定年まで働いて退職金もらって、年金もらいつつ、60過ぎから余生を生きて。
そして、老後は認知症にならないように気を付けて死んでいくみたいな。

そういう型、日本独特の一般的な勝利の型?って本当にいいのですかねえ。

大学だって何年行ってもいいし、高校も行かなくても飛び級で大学にもいけるし。海外の学校もある。
大学卒業しても、直ぐにやりたい事がなければ見つかるまで何やっててもいいんじゃないのかなと思うんですよね。

自分は結果的に浪人と留年を繰り返して都合1989年入学してから、たしか1998年まで在籍していて大学中退なので、一般的にはとんでもない大学生でしたかけど、それが今は自分の特徴になっているし、誇りに思っています(笑)。

求人を出すと多くの方から応募を頂きます。しかし、みんな似たような経歴で、キャッチーな経歴が無いんですよね。端的に言うと、なんか面白みがないというか。
誰かが決めた、なんとなく世の中がいいと言っているので、それに乗っかった。という意思がない流れにのってきた人が多いんですよね。
それは、日本の弊害だと思う。

答えを先に与えすぎ。モデルケースを与えすぎ。
答えの無い問いを自分で作って、自分で解決するという訓練ができてないからそうなるのだと思います。
そういう意味で、タイトルのモラトリアムの中で大いに自分と向き合ってきた人は骨があるというか、味があると思います。
なにかしら、自分で結論を導いていますから。これがいいと言われていた価値観に違和感を感じ、というか馴染めず、自分で目指すべき道を考えだしてアプローチしてきた人という事になりますから。

少々の大学浪人、留年はまったく問題無いですね。学生時代のモラトリアムをどう過ごしたかがとても僕は興味がありますし。そういう人と積極的に繋がりたいといつも思っています。

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