暑い日の花屋、雨の日の本屋
先日、会計の時に薬を入れる袋はあるか聞かれ、「ここもか」と思った。
今月から持ち手のついた袋は法的に有料にせねばならないが、急病や外科で飛び込む患者も時にはいるだろう病院や薬局でも袋は有料なの?
前回は「そういう訳ではないです」とのことだったが、こちらが袋を用意した方がお互い丸くおさまりそう。新しい法律に戸惑うのは医療側も同じらしい。
その日は暑かった。しかし雲行きは怪しくて、通院帰りのDAISOで既に携帯用のエコバッグを使って両手に荷物になった私は、迷って買い物をそれ以上はやめた。
雨が降るかもしれず、帰りが学生や仕事帰りの社会人で混雑したバスに乗る場合。
病人の私は見た目はふつうの健康体の人と変わらない。座れないなら荷物は少ない方が良い。
花屋には見事なトルコキキョウが何色も咲き誇っていた。八重咲きのエレガントな花は、傷みが思っているより早い。根元に水を含ませたキッチンペーパー(なのか?)にアルミホイルなどケアしてもらっても、そこを手で持ったら体温で傷んでしまう。
切り花は手で温めないように持たねばならない。
本屋は私が読みたいものから孫に見せたい絵本まで何でもある。立ち寄ったら欲しくなる本が無い訳無い。
しかし、本は紙で出来ている。小脇に抱えても良いが、それは雨や雪に濡れない日に限った話であって。
袋を買えない訳ではないのに、時間帯や帰り道に使う乗り物で諦める買い物が増えたような、損した気分で帰宅する。
エコバッグも、こうなると薬用、花用、本用と用途別に欲しくなるのに、特に切り花やポット苗を入れるのに丁度良いエコバッグは見掛けない。
仕方ないと言えばないが、とりあえず作ることにした。
叔母に会ってきたが、叔母も切り花など買うのに困るらしい。エコバッグは何だかんだ貰えるらしいので間に合うようだが、花を入れるのに丁度良いサイズとか、今は花の包装も簡易で抱えて持つにもちょっとね、と。
花には今こそ古新聞紙で良いから手厚いケアを復活欲しいと思ってしまう。
ポット苗は、水やりの後の購入で濡れてしまうのが難。土で汚れたら洗濯するし、地味に困る。この場合は袋を買った方が無難なのか。
先日はコツコツ飴ちゃんを入れる袋を縫い上げたばかり。
何故横向きに添付されるのか、加工して方向を修正出来ないのか(涙)
もう飴が入っている状態で、元はお若い方のスカートだった。
洋服の生地だけど和服にも合う織り生地。
材料はこんなかんじで沢山あるけれど、古着のリメイクは案外色合わせが難しい。
私はもうエコバッグを複数持ち歩くのに慣れて、家で使うゴミ箱に被せる袋は買い物でのレジ袋では足りず、買っている。古い新聞紙で代用することもある(この場合は切ったり貼ったりしない。そのまま使う)。
それでも少し困ってしまうのが、植物など生物や紙で出来たもの。
これから売られることもあるだろうか?
針を進めながらどんなものなら買うのかぼんやり考える。
田舎でも、皆が皆、車で便利に暮らしてないよ!とぼやきつつ。
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