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ロジカルライティングを学ぶには

ビジネスパーソンである限り、ロジカルシンキングの実行は避けては通れません。

ロジカルシンキングと同じくらいロジカルライティングができるようになりたいと願っている人も少なくないはずです。

自分も例外ではありません。

ロジカルライティングを身に付けるためには、当然、よくできた関係書を読むことが出発点であると思います。

書籍を通じて論理構成を学ぶことはもちろんできるのですが、残念ながらそれだけでは不十分となります。

書けるようになるには、書くこと以外に上達の方法はありません。

しかも、漫然と書いていても、ある日突然、開眼するというわけでもなさそうです。

自分の場合は、規程の作成を通して、ロジカルライティングについて少しは理解することができました。同様に、あなたにとっても非常に効果的な練習となると思います。

自分の会社の規程など、一般の従業員はまず見ることもないと思いますし、ましてや管理部門に所属でもしない限り、規程に手を入れる(新しくつくる)など無縁でしょう。

そうであったとしても、トレーニングとして一度、規程を改定する、もしくは新設するという課題を自らに与え、文章を捻り出してみてください。

あなたは書き始めてすぐに直面するはずです。

言葉を一義的に固定し、誰が読んでも誤解を与えない文言を選ぶことや文章を作成することが、どれほど困難な作業であるかということを。

ああでもない、こうでもないと、言葉を入れ替えたり、文章を推敲する作業を通じて、ロジカルライティングの技能が向上していくことでしょう。

ロジカルライティングとは、詰まるところ、誰が読んでも文意を読み損ねない文章を作り上げることに他なりません。

法的文章の文言の吟味こそがもっとも近道なのです。

退屈で地味な工程に終始するかもしれませんが、このような作業を通じて、あなたの論理的な文章作成能力は確実にレベルアップすることでしょう。

ぜひ、お試しください。


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