マガジンのカバー画像

ジストニアをやっつけろ

21
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

上肢ジストニア・発症から診断に至るまで

私のジストニアは、思えば高校生の時ノートがとりにくいと感じたところから始まった。

大学は板書の量が半端なく、ノートは殴り書き。それでもなんとか字はかけていた。

あるとき、ツルツルしたカードにボールペンで字を書こうと思ったら、すべってかけなかった。その時を発症としておこう。20歳。

それでもなんとか大学は卒業し、就職もできたし、「なんとなく書きにくい」というだけで、つらいと思うことはなかった。

もっとみる

ジストニアの内科的治療のメリット【ボトックス】

外科の先生と言い争って帰って来てしまった私は、結局、内科に戻ることになるのですが、内科的治療のメリットも書いておきます。

薬は毎日飲まなければならないのですが、眠くなろうが、効果がなかろうが、一定の時間が過ぎれば薬は体の外に排出されます。

薬が効かなければ、別の薬を試すこともできます。

また、認可されていないのですが、ごく一部の医師は、ボトックスを使用するでしょう。

(学会では議論されてい

もっとみる

フォーカルジストニアと定位脳手術【何から書こうかな、まず心構え】

自分の経験を踏まえて、これからジストニアに関する手術を検討している方に、冷静に判断できるような記録を残したいと思って、これを書くことにします。

アマチュアドラマーとしての私のことは、どこか別のところに記録をしてあるので、興味がある方はそちらを探してみてね。

さて、ミュージシャン、あるいは音楽を楽しむものとして、ジストニアになってしまったとき、まずどんな治療があるか探すと思います。

1つは内科

もっとみる