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花を咲かせる前に…

今回は初めて、自分の恋愛について少しだけ記録に残しておこうと思って書いてみる。


いきなり本題に入ると、去年の秋頃からアルバイト先の同期に片思いをしていまして。

知り合って一年以上経ってから自分の気持ちに気づいたけど、友達としての好きなのか恋愛対象としての好きなのか、自分のことなのに全然わからなくて悩んでた期間もあった。普段どんな音楽を聴いて、休日は何をして過ごすのが好きで、将来どんな風になりたいと思っているのか。その人の好きなものは全然知らなかったし、何よりその人のどんな部分に惹かれているのかが全くわからなかったんだよね。


でも、これだけ悩んでるってことは、自分にとって特別な存在だっていう証拠なのかなぁって、ふと思って。それからは自分の気持ちに素直になって、積極的に話しかけたりLINEの会話を続けてみたり。今思うとアピールの仕方が幼かったなぁとも思う。(笑)


そんなこんなで距離を縮めていったのだけど、クリスマスは特に何も出来ず…たまたまだと思うけどシフトが被る機会も去年より減ってきて、でも気持ちは大きくなるばっかり。ひとりでモヤモヤしてる時間が増えてきたから、2人で会う時間を作って思い切って聞いてみた。


「付き合ってる人いないの?」

「うん、いないよ」

「気になってる人も?」

「んー、そうだね」

「じゃあ今は恋愛お休み期間?」

「かな、なんで?」

「もし恋愛したいって気持ちが少しでもあったら、私がそこに入れる可能性ってあるのかなぁと思って。」

しばらく悩んだ後、申し訳なさそうにこう伝えてくれた。

「今はやりたいことを優先したいから、恋愛はしばらくいいかなって。どうしようもないくらい好きな人が現れたら、その時に考えようと思ってる。」


そっかぁ。そういう時期もあるよねって、たぶん答えたのかもしれない。正直その後の会話をはっきりとは思い出せないけど、たぶんフラれたって徐々に実感が湧いてたのかも。


でも悲しくはなかった。あんまり興味無さそうだなっていうのはなんとなく察しがついてたから。むしろ気まずくならずに済んで、これからもたまに被るバイトの時間に楽しくおしゃべりできることのほうが嬉しかった。


でも冷静になって考えた時に気づいたのは、自分が「好き」っていう言葉を使わずに告白してるじゃん!ってこと。なんか告白が、花が咲く前の、蕾のままで終わっているような感覚。気持ちはすっきりしているのに、言葉選びがあと一歩だったことに気づいてしまったんだよね。「なんとなく察してよ!」みたいな感じだったら申し訳なかったなぁって。


でも後悔はしてない。自分から呼び出せたこと、しっかり瞳を見て想いを伝えられたこと、笑顔でバイバイできたこと。どれも過去の自分と比べ物にならないくらいの成長だから、振られはしたけど「よく頑張った!」って思ってる。(笑)


これから結婚とかを考える時期になったら、「愛するより愛される」方が幸せになれるよって、年上の人たちからはよく聞く。でも今の自分は、「この人に幸せにしてもらいたい」っていうより、「この人と一緒に幸せを見つけたい」っていう気持ちを大切にしたい。今回好きになった人は完全に後者だったから、どんなかたちだったとしても、どんな言葉だったとしても、好意を伝えられて、遠回しな告白以外にも、自分が抱いていた第一印象とかいいなって思ってるところとかを全部、聴いてもらえたことにすっごく感謝してる。

1年ぶりに好きになった人に今回は振り向いてもらえなかったけど、まだ可能性はあるって、実は諦めてなかったり。だから120%諦めがつくまでは好きでいよう、蕾のままでいようって決めまして。



こんなことを考えながら、今日も一人でぼーっと夜を過ごしています。


さて、明日は何を顔晴ろうかな☀︎