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警察庁からスタートアップに異例の転職。パブテク2年目の執行役員が語る、キャリアチェンジの裏側と、今。

株式会社パブリックテクノロジーズ、略して「パブテク」では、さらなる事業拡大のため、新しい仲間を募集しています。

パブテクの中の人へのインタビューを通して、ニュースリリースでは伝えられない、ちょっと暑苦しくて、ぐっと素敵な、会社の本音をお伝えする本シリーズ。記念すべき初回を飾るのは、執行役員事業企画部部長の上野 航平(ウエノ コウヘイ)さんです。

元警察官僚で、黒髪で、眼鏡。「THE 堅実」という雰囲気の上野さん。話を聞いてみると、”なんだか面白そう”な仲間に惹かれてジョインし、役に立たないかもと思っていた元官僚としての知見まで応用してしまうという、柔軟性がありました。

今回は、元警察官僚でスタートアップに転職という異例のキャリアチェンジを経験し、現在は最前線で地域と膝を交える仲間をサポートする上野さんからみた、パブテクの今と未来をお伝えします。


上野 航平

上野 航平(ウエノ コウヘイ)
2018年から5年間国家公務員として勤務。法改正や政策立案に従事した後、2023年からパブリックテクノロジーズに参画し、現在は執行役員事業企画部部長を務めている。



「与えられた役目をまっとうする。」を積み重ねた警察官僚時代。

ーさっそくですが... 元警察官僚って、ほんとですか?(笑)

本当です(笑)
公務員試験を受けて、面接を受けて、警察庁に入りました。

警察大学校に入って訓練を受けたり、交番のおまわりさんとして落とし物を預かったり、刑事として捜査や検案をしたり...

生活安全課に配属されたときには、張り込みもしたし、逮捕もしました。

入庁1年目の僕はそんな感じで、警察官僚あるあるですが、目まぐるしい部署異動の中で叩き上げていただきました。

ー警察庁には計5年務められたとのことですが、2年目以降はどのような業務を担当されていたのでしょうか。

4つの課に務めていました。
それぞれ担当の案件が渡されて、内容に応じた調査や、法律の整理・改正を担当しました。

その中で、いわゆる役人としての立ち回りを学んだような気がしますね。

警察庁って、決裁が長いんです。
いろんな役割の方の目を通さないといけないので、書類がいったりきたりする。

だから、いかに短い時間で決裁を得られるかをよく考えていました。
どうしたら、とんでもなく忙しい上長から一発で了承を得られるだろうかと考えて、説明の仕方を工夫したり、納得してもらうための資料とは何かを思考したり。

「まず、与えられた役目をまっとうする」というのが、僕が大事にしている仕事の姿勢なのですが、思い返せば、目の前のことに1つ1つ取り組み、それぞれ期待に応えて、信頼を積み重ねていく...
その繰り返しだったなと思います。

違う人種に惹かれて入社?気になる“異例の転職”の背景。

ー官僚ならではの経験談...もっと聞きたいところですが、やはり気になるのは「なぜパブテクに?」というところですね。どのような経緯でパブテクに転職されたんですか?

実はCTOの森宮とは高校の同級生で、もう10年来の仲なんです。

「そろそろ環境を変えようと思っている」と話をしたときに、パブテクの話も聞かせてもらいました。

そのあと、CEOの青木とCOOの杉原を含めて4人で話したら、お互いに「あーいいっすねー」ってなって。笑

「今、社会に対して何を考えているのか」といった価値観がうまくはまって、そのままジョインすることを決めました。

ー官僚としては異例の転職とのことですが、怖い気持ちはなかったのですか?

正直、ありました。

公務員として働くことと、ビジネスの世界で働くことは、ロジックが違います。

公務員だと考慮しなくてはならないことが、ビジネスの世界では考慮する必要がない...
そんなことは、ざらにあります。もちろん、逆もしかりです。

なので、正直「これまで培ってきたものは、役に立たないだろう」と思っていましたし、そこには恐怖心のようなものも感じていました。

新入社員の心境を二度味わった感じですね笑

ただ、いざ飛び込んでみると、役に立たないことばかりではありませんでした。決裁をもらいにいくときの工夫も、資料づくりも、今のパブテクでの仕事に活きている部分があると思っています。

パブテクにあるのは、自由さと元気さ。でも、それだけじゃ足りない。

ー全く別世界のように見えても、「仕事」という意味では同じですもんね。第一印象では感じられなかった、上野さんの柔軟性を感じます(笑) 入社2年の上野さんからみて、パブテクはどのような会社ですか?

みんな元気ですよ(笑)

自分がやるべきだと思ったことを、責任をもって実現できるように頑張る。
やらない理由を考えるのではなく、やれる理由を考える

その哲学が浸透していて、会社全体として前向きな雰囲気を感じます。

…ちょっと柄にもなく、エモい感じのこと言ってしまうのですが、僕が転職先をパブテクに決めた1つの理由は、「人」でした。

同年代の人たちが、夢を持って前向きに頑張っている

自分はそんなに熱いタイプではないので、ある意味”違う人種”の仲間が親しみやすく働いているのを見て、一緒に仕事をするのがなんだか面白そうだと思ったんです。

働き方や裁量の大きさを含め、警察官僚時代にはないスタートアップならではの自由さも、僕はなんだか心地よく感じています。

ー上野さんが面白そうと思った”違う人種”の皆さん...気になります。次回のインタビューも、とても楽しみです。最後に、これから上野さんが挑戦したいことを聞かせてください!

今までもこれからも、1つ1つの提案を丁寧にこだわって、進めていきたいと思っています。

僕は今インサイドセールスとして、実際に営業にいくメンバーのサポート、具体的には、商談の準備をしたり、資料をつくったりしています。

警察官僚時代の言葉で、「百の論より、一の紙」というものがあります。

いくら口がたっても、説得できなければ意味がない。一枚の紙でも説得できるように、短く、わかりやすく準備せよ、という意味です。

公務員とビジネスマンは多くの違いがありますが、これは共通して持つべき心得だと、僕は思っています。

せっかく話を聞いていただいたり、一緒に取り組ませていただいたりするのだから、しっかりご納得いただいた状態で、ともに走っていきたい。

だからこそ、その場で “それっぽいことを言う” のではなく、ストンと腹落ちするようなわかりやすいご提案、丁寧に作っていきたいと思っています。

夢はあるけど、仲間が足りない。

パブテクでは、さらなる事業拡大のため、新しい仲間を募集しています。

日本中すべての地域にある、美味しい食事、息をのむような景色、大切に受け継がれてきた文化…。

そんな全国各地の自治体が持つ個性を大切にしながら、住む人々全員が「暮らし続けたい」と思えるようなまちづくりを、パブテクは目指しています。

それぞれの市町村が持つ魅力を未来へつなぐために、デジタル技術を駆使し、地域の人々と協力を重ね、地域を想い、技術で応える

暮らし続けたいまちをつくるには多くの仲間と時間が必要です。
私たちと一緒に、日本中の自治体を「暮らし続けたいまち」へと変えていきませんか?

少しでも興味を持っていただいた方は、以下より採用情報をご覧ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次回をお楽しみに。


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