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壮大な神輿行列の復活で地域を盛り上げたい~麻布氷川神社の挑戦~

<「誰かのためになりたい!」気持ちを、アクションにつなげる>をミッションに掲げるソーシャルグッド応援団体のパブリックマインドでは、社会課題の解決にむけて活動する団体や個人にインタビューをさせていただき、「Stories~社会をつなぐ物語~」として読者の方々にご提供しています。

今回は、地域を盛り上げるために壮大な神輿行列の復活に取り組み始めた麻布氷川神社の羽倉信成さんをご紹介します。

■壮大な神輿行列を復活させたい!

こちらの写真をご覧ください。

昭和10年の宮神輿御神幸の白黒写真

装束を身にまとった大勢の人たちが、山車に乗った宮神輿を牛でひいている様子が映っています。昭和10年ごろ、東京港区麻布地域で行われていた宮神輿御神幸の様子です。

麻布氷川神社の羽倉信成さんは、この壮大な神輿行列の復活を目指しています。お伝えしたい内容を約3分の動画にまとめているのでご覧ください。

■麻布地域の総鎮守 麻布氷川神社

麻布総鎮守として1080年余り地域を見守ってきた麻布氷川神社。地域の方々が日頃からご参拝に立ち寄られ、厄除けや安産祈願をはじめとした人生の節目の御祈願を通じて親しまれています。近年は恒例化した仙台七夕の開催など地域との交流・盛上げに特に力を入れています。

社殿と家族

■奇跡的に戦火を免れた宮神輿の修復

麻布氷川神社は東京大空襲で社殿など境内の多くの建物を焼失する被害に遭い、壮大な神輿行列の歴史は途切れました。しかし境内にあった神輿蔵は戦火を免れ、その中で宮神輿は奇跡的に残されていたのです。


「令和の今こそ壮大な神輿行列を復活させたい」と考えた羽倉さんは、当時の製作者である天保6年創業江戸神田「宮惣」に宮神輿の修復を依頼しました。

保存期間が長期にわたったため、現在は損傷の激しい状態にある宮神輿。江戸時代から伝わる匠の技が随所にみられる文化的・学術的に貴重なものなので多数の部品を丁寧に取り外し、再塗装をしたうえで組み上げる修復を進めています。

宮神輿修繕1

宮神輿修繕2

宮神輿修繕3

■パブリックマインドは麻布氷川神社のクラウドファンディングを応援します!

修復費用の多くは麻布地域の方々の寄付で賄っていますが、その一部について応援を広く募り、より多くの方々に復活した宮神輿をお披露目したいと羽倉さんは考えました。

ソーシャルグッド応援団体パブリックマインドは、羽倉さんの「地域を盛り上げたい」という熱い思いと「壮大な神輿行列の復活」という目指す姿が非常に魅力的と考えて、クラウドファンディングへの挑戦を応援します。

応援いただいた方々には、復活した宮神輿をお披露目する会へのご参加やご芳名の永久保存、麻布氷川神社の御朱印帳等、特別な返礼品をご用意いただいております。

地域づくりやまちづくり、麻布という地域に関心をお持ちになられている方。また「壮大な神輿行列の復活」というストーリーに一緒に参加してみたいと思われた方。
ぜひこちらのクラウドファンディングページをご覧ください。

https://camp-fire.jp/projects/view/339357

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