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【タカバタケ】イラストとキャラクターの成長『若者たち』

#ネタバレですので、53話(本日7月13日17:00)までお読みの方のみ、この先にお進みください。
#ビジュアルの説明なので、『まとめ読み:ビジュアル無し派』の方はご遠慮ください。
読み直しやチェックには『連載マガジン』をフォローしご活用ください😁

さて、この物語は10年間の期間のお話がメインとなっています。
そのため、キャラクターのビジュアルが変わり、また性格も成長していきます。
3220年『出会いの春』
3230年『惑星エリンセ移住後』

が、メインシーンとして出てきます。それも交互に出てきたり時間が進んだり遡ったり、回想があったりと、結構ややこしいんですね。
また、視点(主役)も変わるので、置いてけぼりになることもあるのではないかと思います。
一気読みするか、1章ごとのまとまりで読んでいただければ、それなりに話はつかみやすいと思います。ストーリを読み進めていただくと、いろいろなことがつながって一つの姿が浮かび上がります。最後までお楽しみいただけるよう、ちゃんと設定を積み上げたつもりです!
ということで、まずは53話時点の年表を貼りますね。
年表は、毎話(まとめ読みでは毎章)そこまでに明らかになったことが記載されます。
また、その話がどの時間軸にあるかを青く光らせてあります。
 ※例えば下の年表では『3231年3月』が光ってますね。(riraさんに作っていただきました!!)

【キャラクターの成長】

まずは、メイン主人公の『ノボー・タカバタケ』から紹介します。
じつは、彼が一番性格をとらえにくいキャラなんですよね。
ヤマバはヤマバでまっすぐ一本通っているし、コシーロやユミはすでに大人として出来上がった人格がある。アンジョーは成長の足取りを10章で一気に見ることができる。
ノボー以外のキャラクターの視点は、回想シーンメインなので、意外とそんなに時間を飛びまくっているわけでもないのです。
だから、ノボー以外は成長に合わせた性格が捉えやすいはずです。


問題はノボーです。。。。この男の遍歴。

1章:3230年11月(エリンセ)
嘘を混ぜ込んだ自分語り+シーがいない【闇落ち状態】

3章:3220年4月(地球)
ピュアで何も知らない、ひ弱な少年

4章:3231年6月
シーがいない【闇落ち状態】

8章:3230年8月(エリンセ)
シーのいない【闇落ち】状態➡大統領と話をして【闇落ち】解除

12章:3231年3.4月(地球)
シーを取り戻したフラットの状態でありながら、ちゃんと10年分大人になっている状態。

という感じで、毎回出てくるたびに時代と、精神的状況が異なります。
また、ノボー視点じゃないときに登場するときは、大体酔っぱらっているので妙にハイだったりします。
いい例が、時空短縮法発見パーティーでの泥酔ノボー

『3223年 祝賀会』泥酔のため、目がトロトロ、、、

なので、この男、はっきり言って性格がわかりにくいです。
私が思うに、ノボーの『』の感じは12章以降ですね。(あとは、1部エピローグは、視点無しのシーンが、比較的『』に近いのかなと)。
基本的に、ひらめきが異常にすごいだけの、のんびりとした男ですね。

そして、そんなノボーを見事に表してくれているのは、各章のヘッダーであり、年齢を記入したペルソナカードです。

『20歳』ひ弱な少年ノボー

3章3220年『出会いの春』

『30歳』シーと離れ離れの【闇落ちノボー】

1章、4章、8章『エリンセ』

『31歳』地球に戻り、シーを取り戻した、本来のノボー

3231年『地球』

AIイラスト生成絵師『暁月夜 まくら』さん、天才ですね。
私は、上の三枚目のイラスト好きなんです。
『アニメの最終回に向けて成長して大人になる主人公感』が、ばっちり出ているんですね。
上記のイラストは、対応した各章のヘッダーにも使われていますので、是非是非ご注目ください!!

さて、続きまして大人気のヤマバ・ムラ

この男は、冷たそうな外見のわりに、いつも笑顔を見せ、冗談ばかり言う男です。
でも、それは彼の一面。彼は大切な人にだけに、本当の笑顔を見せます。
大切な人以外は、メリットのために人付き合いをする男でした。
でも、彼も3230年。エリンセで惑星開拓の責任者をするころには成長しているんですね。
人の先頭に立ち、目の前にいる人たちを思いやるイイ男に育ちました。
彼は責任者として慕われ、仕事に誇りを持ち、仲間を心から信頼して惑星の開発に携わっています。

『28歳』リコウ退社直後の、まだまだとんがっているヤマバ

3章3220年『出会いの春』

『38歳』年を重ね、心の余裕ができました

3230年『エリンセ惑星開発責任者』


感情移入ができ、一番主役っぽいアンジョー・スナー

アンジョーは、最初は感情が不安定な性格のきつい女性に見えていましたよね。
初登場は1章(3230年エリンセ)。24歳の大人アンジョーは、いきなりノボーに怒りをぶつけ、そして涙を流して退場しました。いったい何なんだこの人(笑)。
次に3章で出たときは、クールで謎めいた14歳の女の子でした。
10章になって、アンジョーの視点になった時、初めて彼女の内面が見えてくるんですね。
その心の中の葛藤や、いじらしさが見えて、感情移入してしまうんですよねー。
あれ、もしかして私だけですかね。。。
彼女は14歳、17歳、24歳の姿で登場します。拡張すれば、小さな頃をマリーの姿としても見ることができます。
外面でも内面でも、その成長をじっくりと見ることのできるキャラクターですね。

3206年 6歳のマリー

3220年『14歳』
館から出たばかりの彼女は、人が怖いので、虚勢を張っています。

3220年『出会いの春』

3223年『17歳』
ユミさんや、研究室の仲間と過ごし、悩みながら大人になっていくアンジョーはとてもいじらしい。

3223年『時空短縮法発見の頃』

3230年『24歳』

彼女らしさが育ってきて、怒ったり泣いたりしています😊

3230年『エリンセ』
自然で優しい笑顔を出せるぐらいに、彼女は大人になりました。
信頼できる仲間の中で、人としての『心』が育っていったんですね。


年齢的見た目はかわらないけど、いつでもオシャレなS.H.E

シーは機械の身体なので、年齢的見た目は基本的に変わりません。
でも、服装はいつもオシャレで、髪形もしょっちゅう変えます。
彼女なりの『美の追求』なのかもしれません。
登場したばかりの頃は、表情は硬く、冷静で、まさに機械的な感じでした。
ノボーたちと触れ合っていく中で、笑顔が増え、言葉遣いも変わっていきます。
これはAI特有の『学習』なのでしょうか?
彼女は作中でこう語ります。

「生まれたばかりの赤ん坊が無防備なのは、誰かの庇護を得るためよ。私たちが笑うのは、人間に受け入れられるためでしか無いのかもしれないわ」

4章より

さてさて、実際はどうなのでしょう?
彼女の秘密は、まだまだありそうですね。
12章以降を期待していただけると嬉しいです!

3220年『出会いの春』の頃は、身体活動をはじめばかり。
身体活動が始まる前。S.H.Eは、すべての人々やコンピューターの中を泳いでいました。

3220年『出会いの春』の頃は1歳(笑)
『時空短縮法発見祝賀会』
紺色のドレスに、短めの髪で!
髪をアップにしました
ワインの酔いをシミュレートされているシーは
とてもキュート


ということで、天才AIイラスト生成絵師『暁月夜 まくら』氏のイラストのご紹介と、時間の流れの中のキャラクターの成長を語ってみました!!

明日は大人バージョンやりますね。
『コシーロ』『ゼン』『ユミ』編。
お楽しみに!!

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