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動画で振り返る【みん俳③】宇宙杯

皆様、こんばんは。
『動画で振り返る、みんなの俳句大会』連載記事も3本目です。
今回は2022年春に行われた、みんなの俳句大会 第4回『宇宙杯』の動画を振り返りましょう。
宇宙杯は我らがビッグボスかっちーが『宇宙かっちー(ときには土管)』になり、ホストを務めた、大会でした。
スタッフは宇宙クルーとなり、何故かロシア語が飛び交う中で、告知が行われました。当然動画のテーマも宇宙となりました。

演出チームは
油絵:ひろ生さん
音楽担当:大橋ちよさん
題字:riraさん
動画:PJ

ひろ生さんの春のさわやかさと力強さを感じる油絵に、riraさんの斜めに走った題字が合わさり、宇宙の広がりと自由さを感じるスーパーカッコイイビジュアルとなりました。
そして、この宇宙杯にハマりまくりの音楽。
大橋ちよさんから、宇宙の創世を思わせるかのような書下ろしによるオープニング曲が上がってきました。
とてもレベルの高い楽曲が『宇宙杯』という一大イベントの舞台に用意されました。
動画としては、初めての本格的な歌物ということもあり、歌詞を主題にして作ろうということになりました。
昨今のボカロを中心とした文字演出はさすがに難しく、自分なりに試行錯誤しながら作ったことを覚えています。
また、画像に関しては宇宙はフリー素材も多かったので何とかなりましたっが、フリー素材はどこかで見た事のある画になることを拭い去ることができないと感じました。
それでも、フリーのレベルの高い動画を繋ぎながら壮大な宇宙を表現し、何とか発表にこぎつけました。

宇宙杯オープニング告知

『目覚めたか 春はあけぼの 宇宙(そら)の夢/大橋ちよ』

目覚めたか 春はあけぼの 宇宙(そら)の夢
描きしは 彼岸の果てに 宇宙(そら)の夢
花摘みに 踊る乙女の 在りし日や
走り出す 指先で触れ 雪柳
表の 街道
流れる あの日
裏には 棚引く
雲間に 揺れる
逆巻く銀の河
ときめく宇宙の杯
またとない いまこの時に 風光る
目覚めたか 春はあけぼの 宇宙(そら)の夢

Songwriting:Chiyo
Vocal:Chiyo


宇宙杯応援歌

宇宙杯では私の方で『勝手に応援歌』イベントを行いました。
私の元歌『Can’t lie to myself,yourself』という曲をベースに替え歌を募集しました。
長い尺の歌にもかかわらず、4名の応募をいただき、その全てを歌にさせていただきました。
・「Grab a dream! / SHIGE姐 」
・「叫べ!ロマンチスト/ K.M.」
・「押し花 / 作詞:猿☆人間」
・「パピぷペポンのテーマ / 作詞:ふぅ。」
その中で、クルーでもあった『ふぅ。(当時ぷー)』さんの『パピぷペポンのテーマ』をお送りします。

※パピぷペポンは『【宇宙杯スピンオフ企画】コラージュ作品館』より生まれたキャラクター達です。楽しい物語がありますので、ぜひ一度ご検索ください。

「パピぷペポンのテーマ / 作詞:ふぅ。」

何もできずうずくまってた
一人きりであきらめていた

目の前にあらわれた光
こっちへおいでと誘う声がする

見上げた上には広がる宇宙が
ずっとながめてた憧れてた場所

パピぷペポンと唱えたら
魔法かかり飛んでいけるはずさ勇気だして
パピぷペポンと唱えたら
きっと奇跡起きて何でもできるはずさ
僕は知ってる

輝く場所で目を開けたら
たくさんのゆかいな仲間たち

笑顔で差し出す優しい手のひら
その優しさはどんどん広がるよ

輝く場所はもう遠くではない
足元しっかりみつめてみようよ

パピぷペポンと唱えたら
魔法かかりみんな笑顔になれるはずだよ
パピぷペポンと唱えたら
きっと奇跡起きてなんでもできるはずさ
君もとべるさ

パピぷペポンと唱えたら
魔法かかりみんな笑顔になれるはずだよ
パピぷペポンと唱えたら
きっと君のそばにだれかが待っているはず
パピぷペポンと唱えたら
きっと奇跡起きてなんでもできるはずさ
心で唱えて


同時期開催うたストについて

さて、エンディングの前に少し寄り道。
宇宙杯をやっている当時、なぜかたくさんの曲が降りてきて(私は降りてきたときしか曲が書けません)5.6曲作ったような気がします。
宇宙杯に参加しながら、その裏番組的にnote内で『うたスト』というイベントを行いました。
ジユンペイさん、大橋ちよさん、ソーダ・ヒロさん、ハナウタナベさん、JISAIONEさん、PJという6人のミュージシャンの曲をもとに物語りを作るというイベントでした。最終的には120を超える応募をいただき、大盛況のイベントとなりました。
なんというか、何もかも懐かしい。
とてもいい思い出になる、楽しいイベントでした。


宇宙杯エンドロール

延べ参加人数400人の大盛況に終わった宇宙杯。
エンドロールのミッションは地球への帰還でした。
ありましたね、いいフリー素材が。
エンドロールが仕上がった時、長い素材探しの旅から私も帰ることができたような気がしました。
ところで皆様、音声についてお築きでしたでしょうか?
エンドロールの冒頭
「That’s one small step for a man, one giant leap for mankind. 」-Neil Armstrong
これは
アポロ11号が月面着陸した時にアームストロング船長が残した偉大な言葉です。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
NASAが公開している実際の音声を乗せてみました。
雰囲気出てたでしょう?
宇宙かっちーさんからの「なんか、通信音声みたいので雰囲気出せない?」という言葉がきっかけで、見つけた音声でした。
1分50秒の間奏にはいる音声は、アポロ8号のコマンダーのボーマン氏によるもの。
「And from the crew of Apollo 8, we close with good night, good luck, a Merry Christmas and God bless all of you - all of you on the good Earth. (そしてアポロ8号の乗組員から皆さんに、おやすみなさい。幸運をお祈りします。メリークリスマス。そして地球に暮らすすべての人々に神のご加護がありますように)」
アイラブユーを繰り返すところにグッときて、採用させていただきました。
※1分ごろの音声もNASAのデータで、確か船外活動の音声だったように思います😅

音楽も大橋ちよさんに、最高の曲を書きおろしていただきました。
宇宙からの帰還に合わせての楽曲。
もちろん、作詞・作曲・歌唱・楽曲制作はすべて大橋ちよさんご本人によるものです。
地球へ帰る懐かしさ。そして壮大な世界観を感じる曲。ラストの「大気の元に帰る」という歌詞に合わせて、ピッタリの映像を差し込むことができました。
まるで、一大スペクタル映画を見終わったような満足感。放心状態になったのは私だけでしょうか?

『帰還』作詞・作曲 大橋ちよ

星 影 闇 声
人 文字 月 窓

夢 影 闇 声
塵 渦 道 青

永遠を永遠を詠えよ唱えよ
軌道は我らを導き かの地へ

風 雲 鳥 声
人 舟 波 空

道々行き行き挙句の果てまで
地上の声聞き踏みしめ歩けよ

その歌を空に投げ

飛び交う光と舞え

あふれる大気の元に還る


凍結前大会『旬杯』2023年 夏

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