不思議な夢の話
これは今朝見た夢の備忘録。
恥ずかしいから身内は見ないで。
飛び飛びは夢だからご了承いただく。
とあるのクラスメイトがいつも1人だったことに気づいたことから、夢は始まった。
そこは教室で、休み時間でも席に座っていたままだったため、その子の机まで行って、声をかけたら、中身はどこかしら変ではない、普通の子だった。 話すうちに少し仲が良くなった。
ある日、帰る時に相談された。
『バイトは楽しくない。みんなが無視をする。』
一緒にバイト先まで行ってみる。そこはオフィスのような場所で、他の人たちはパソコンで入力作業をしてる中、
その子はこれといった仕事をせずに、他の人が欲してるデータの紙を渡したり、その辺フラフラしていた。
「仕事しなくていいの?」と聞くと答えはなく、苦笑いされたから、
「普段どんな仕事をしてるの?」と聞くとその子は「キノコ採り!」と意気揚々と言った。
少し不思議になり、その子のバイト先の社員に聞いたが、誰もその子のことを知らない。
その子の隣でデスクワークしてた女性もその子の存在すら知らなかった。
その女性は聞き上手で、その子のバイトがある時だけぼっちのクラスメイトについて「その子がかわいいんすよ」などを話すようになった。
その時だけ、外から小さな白いチワワがやってきた。
誰かの犬かな、と気にしないでいたが、その犬はこの前亡くなった自分の犬に似ていた。
学校でも、その子を知る人は誰もいなかったため、その子はやはり何かオバケか動物の化け姿か、自分が同じ世界にいないと気づいてないのかと思いながら、
その子が可愛いからなんでもいいやと深追いはしなかった。
土曜日になり、家族で富士の麓のコテージにキャンプしに行ったとき、
外で焚き火してるときに、ふらりと小さく白いチワワがやってきた。
妹が「さくらだ!!ほら!」と言うので犬をコテージ内につれていき、明るいとこで確認したら、さくらにしか見えない。
というか直感でさくらだと家族みんなで理解した。
また家族みんなと会えて、嬉しく楽しんでいるように見える。
しかし、犬ではないどこか見覚えのある雰囲気も感じた。それは無視されていた女の子だ。
今会えたのは何故か、
あの時自分にしか見えてなかったこと、キノコ採りはよく一緒にキャンプに行った時キノコが生えていたこと、そろそろ自分の眠りが覚めること、
そして、これが『最後のお別れの挨拶』であることを、瞬時に理解してしまった。
とても悲しいが何故か清々しく、涙が出ることは無かった。
またねとは言えなかったが、「見守っててね」と犬に話しかけ、顔を舐められた。
今までどこか、まださくらを追ってしまっている自分がいたことは知っていた。
しかしどこかしらで踏ん切りをつけなければいけないのはわかっていた。怖かったんだ忘れることを。
でも、その機会を、さくらは再び夢に出て与えてくれた。
忘れなくても、心にいてくれることを教えに来たのだと思う。
心の中で生き続けてる。
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