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いわゆる根性練ってやつ

小学生フラッグフットボールチームを指導してきた経験を書いてますが、今回は根性練について書こうと思う。

僕の持論ですが、競技性の高いスポーツにいわゆる根性練は必要だと思う。墨谷二中のキャプテン谷口タカオとか巨人の星の星一徹とかが漫画でみせたスタイルはやり過ぎ感あるけどね。

必要と思っている理由は2つ。

①子供はサイヤ人
サイヤ人は瀕死の状態から復活すると超パワーアップします。子供にはそれがあるんです! 小学生って全然筋肉痛にならないんですよ。スゲー生き物です。翌朝起きて筋肉痛になってたとしても午後には元気に走り回ってる😅
だから、苦しくてヒーヒー言うようなメニューを必ず入れる。そうすると次の練習までにレベルアップしてる。

②勝ちきる、やりきる、走りきる、の体現にはその経験値がモノをいう。
疲れてついつい足を止めてしまいそうになるときに気力を振り絞りあともうちょい頑張る、ってゆーのは、経験してなきゃなかなか出来ない。踏ん張りどころで集中力を維持する、高めるって難しいです。でも、ここ一番のときって、気持ちに余裕のないとき、体力的にキツいとき、ですよね。
そこを乗り切る、最後まで手を抜かずに走りきる、という体現が必要だと思う。

いつもやってたのは5ydsスクエアってやつで凄くシンプル。クイックネス、アジリティのエクササイズにもなるし、フットボールに必要な動きを取り入れればより実践的にもなる。
5yds四方にコーンを置きその周りを走るっていうもの。まーるく走らず、コーナーではしっかり腰を落として減速し、鋭く曲がる。サイドステップやバックペダルを組み込んで4種類の周り方を設定し、右回り左回りそれぞれやればトータル8周、2倍なら16周、3倍なら24周、、、って感じでやってた。
一人一人のキャパは当然違うので、"量"の調整が難しい。もーキツい〜‼️って泣きが入るぐらいでちょーどいい。その変化を観察するのも難しいけど、根性練をいかに楽しくやるか…、ここが大事だと考えてた。笑顔を引き出し、顔から笑顔が消えてきたらサクッと止める!ゆーても子供。自分の限界が判る歳じゃないから。

初めのうちはホントにヘロヘロになってたけど、3週目辺りから余裕ある顔つきになる。元気な選手は休憩もそこそこに勝手に次のメニューやりだしたりなんかして😅😅
いま彼らに当時のことを聞くと、「キツかったけど、あれがあったから強くなった!」って言ってる。

P.S. 因みに大人はサイヤ人じゃないので、仙豆でもないと無理😭

#フラッグフットボール #アメリカンフットボール #小学生  

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