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【棗いつき 2nd LIVE パラレルショット】遍く全てを抱えて走り切ったオタクの末路

この記事は「パラレルショット」のネタバレを含みます。
いつもはネタバレを気にしない人でも、ディレイ配信などを見る予定のある人は是非、そちらをご視聴の上でご覧いただけると幸いです。

こんにちは。

まずはライブ大変お疲れ様でした。

この記事はライブの翌日から書いているのですが、
全身が筋肉痛で悲鳴をあげています。

ですがこの感情は新鮮なうちになんとか文字に
起こしておきたいと思い筆を執ってる次第です。

それではよろしくお願いします。







0.~ライブ前日(準備期間)

2023年8月13日。
この日、棗いつき×藍月なくる3Dコラボ配信にて
突如として発表されたのが「パラレルショット」でした。

出張の帰り、スマホで配信を見ていた私は
特急列車の中ですごい顔してましたね。

何を隠そう、この僅か2か月前にあったのは

1st LIVE 「SEEK For MYSELF」

あの、感動がまた来るってのか…???
おおよそ半年も先の話とはいえ、
聞いて高ぶらないオタクがいない訳もなく。

そんなわけで、時間あるし漠然と
なんかやりたいな~と思っていたわけです。

あとこれは個人的な事情として、
パラレルショットの日付、「2024/1/27」
そして、私が「棗いつき」を知って沼に堕ちたのが

「La prière 1st ONEMAN LIVE
Three piece!!! ∞」

このライブの開催日が「2023/1/28」

そう、丁度パラレルショットで
「棗いつきオタク」365日目を迎える訳です。
流石に運命的が過ぎないか???

そんなわけで確かなやる気だけは
沸々とみなぎっていたんですね。

というわけで、割と勢い任せに始まった
今回のライブでやったこと、
企画含めて整理していきましょう。

(沼落ちした記事はこちら。)


Ⅰ.差し入れ・手紙

これは1st LIVEの時から
各リアイベ含め現在に至るまで続けてます。

封筒(表) 元は無地。
封筒(裏) 中身は絶対見せません。

たまに聞かれるのでここに書き散らしておきますが
私がよく使ってる「封蝋」
あれはその辺の雑貨屋で探せば普通にあります。
手紙のグレードアップしたい方は是非。

マスキングテープとかでデコレーションしたい人は
無地のレターセットがお勧めです。
インスピレーションに任せてペタペタしてても
それだけで結構形になったりします。

ご興味があれば、お試しあれ。


Ⅱ.楽屋花

これ、一回はやってみたかったんですよね!
これはシリアルの最速先行でチケ取れたその日に
お花屋さんに相談突っ込んだ記憶があります。
熱量をちゃんと受け止めてもらえる
お花屋さんでよかった…!

楽屋花。ちなみに立札は自分でデザインしました。
せっかくなのでね!

めっちゃ良くないっすか!?!?!?
とっても素敵に仕立てていただきました。
お花屋さんにはこの場を借りて御礼申し上げます。


Ⅲ.フラスタ企画

当初やる予定なかったやつその1。

ライブの2か月前くらいに背中を押されたというか叩かれたというか…
ともかく、かなりその場の勢いに任せて
企画を立てた記憶があります。

ちなみに企画立てた当初は、
場の勢いで立てたのだいぶ後悔しまして
というのも人からお金を預かってる
ってことに対する、凄まじいプレッシャー。
想像以上にキましたね。

ともかく、始めてしまえば後は乗り掛かった舟。
仲の良いフォロワーさんなどを中心に
30人程度集まれば御の字だと
見込んでいたのですが…

蓋を開けてみればなんと、総勢73名。

途中からなんか風向きおかしくない?とは
思ってはいましたが…

当初予定だとバルーンどころかイラストの
予定すらなかったのは内緒。

多くの方のご協力あってのフラスタ企画です。
本当にありがとうございました。

また当初予定にはなかったのですが、風向きを見て
今回はイラストも発注させて頂きました。

ご担当頂いたひなねこ先生には感謝しても
しきれません。本当にありがとうございました。

またフラスタについては後日、
落ち着いた頃合いに記事にまとめようと思います。


Ⅳ.道案内

オタクは推しに似る
これはnayutaさんの飛行船ライブの時に
書いた道案内が評判良かったので
休日にスマホ片手で渋谷を徘徊してまとめました。

当日は結構いろんな方に

「参考になりました!」
「これ見てきました!」

と直接お言葉頂きまして、
やった甲斐あったなぁと、しみじみ。
多分3rdの東京とかで場所に馴染みあれば
またやろうと思います。地方都市は無理です。
会場近くにお住まいのオタクにお任せします。


Ⅴ.寄せ書き(色紙)

当初、いやライブ1週間前まで予定のなかった企画その2。

きっかけとなったのは、道案内の記事の準備中。
先のnayutaさん飛行船ライブの時のことを
思い出した際に、ファンの方の中で
色紙の寄せ書きを回してる方を見かけたなぁと…

「そういや、アレ、やりたくね?」

で、やりました。
ちょっと多めにと若干の余裕を見込んで
用意した色紙は全部で4枚。

色紙。「棗いつきさんへ」2枚「たむへ」「For Itsuki Natsume」の3種4枚。

朝物販から昼物販中頃で全部埋まり切りました。
書きたかった人いらっしゃったら、ごめんなさい。
オタクを甘く見積もっていたのはこちらです。

こちらにつきましては、昼の物販時に
自分の差し入れやらと一緒に
ボックスへとお渡ししておきました。
こちらも突然の持ちかけにも関わらず
ご協力いただいた皆様、心より感謝申し上げます。


Ⅵ.痛バ製作

2023秋M3からやってる痛バ製作。
今回は前までから手を加えて
ライブのキービジュを取り入れたデザインで仕上げました。

会場、特に物販や色紙を回している方には
直接お見せできなかったのですが…

こいつ光ります。

え?知ってるって?
オススメに流れてきた…あっ、ふ〜ん…

アイデンティティと化した。

なんで光るの?と言われてもわかりません。
推しへの愛が光ってるんだなぁとお考え下さい。
ともあれ、これで随分といろんな方に

「あ、トレミーさんだー」
「ネオンニキ」
「動くランドマーク」

などなど蔑称呼んで頂いて、なんだかんだで
ありがたかったですね。
オタク、声かけるの苦手過ぎ問題。

(ネオンニキの下りはこちらから。)

今後も棗いつきさんが出演される
ライブなどの各種リアイベには
大体持っていくと思いますので、ご期待ください。


Ⅶ.打ち上げ

当初やる予定がなかった企画その3。

企画・主催しました。
前回、11月、ラグナロクのリリイベの際に、
17人で打ち上げに行ったんですが、
その際に「次回もまたやりたいね~」
という話になりまして。

そんな経緯もあり、
ffで集まりたい人が来たらいいな~と
1月の中頃にアンケートをぶら下げ

待つこと5日間。

集まった人数は59人。

な~~んかRTの速度とかで
「うん?」
とは思ったんですよ!
知らないうちに大規模企画の
主催に祭り上げられました。終わりやね。

ちなみにこの時点でフラスタ企画など
上記の企画は全部平行して作業してます。
私が始めた物語、とはいえさすがにヤバかった。
一個たりとも落とせないし落としたくないし…

そうして迎えた当日の夜。

集合写真。社員旅行か???

なんだこの人数。

ちなみに中央の白い外套を纏って、
煌々と光る痛バを前にたたずんでるのが私です。
楽しそうですね。

でもなんだかんだ、オタクとの打ち上げってね
楽しいんですよ。共通の趣味って良いね。
これに懲りず、多分3rdの東京とかで
またやってると思います。恐ろし。

お集まりいただいた皆様ありがとうございました!


はい以上、大まかに7項目。
というわけで、記事タイトル通りです。

そうだよ!!!
今回。やれるもの全部手出しました!!!

これも、推しのためと思えば、安いもんだ…!

忙しさ含め、楽しかったですけどね。
全部そのまま勧めるのは流石に気が引けますが、
例えば手紙などライトなところから興味があれば
始めてみてはいかがでしょうか。

随分と前日譚が長くなりました。

こいつライブ前からしんどいことしてんな〜と
そういうのを念頭に置いてもらえると助かります。
(ここ伏線)

ではライブ本編です。




1.昼公演

(尺の都合上曲紹介を簡略化させてもらってます。
全部拾ってると一生書きあがらないので)

昼物販も一区切りして落ち着いた頃合い。
ウッドデッキの待機場から案内され、場内に入ると
まず目に飛び込んでくるのはキービジュ…の背景。

でも、ノイズが…う、うごいてりゅ…???

初見の情報に動揺を隠せないオタクでしたが、
まあ何、あと1時間ほどある…
いそいそとバングルライトを取り付けて、
その時を今か今かと待ちます。

余談なんですけど、バングルライト嵌めるの
結構ぼっちには難易度高くないっすか。

そうして迎えた14:30。
暗転と共に歓声が上がります。
すぐさま拍手に代わって包まれ始まったのは

もはや恒例ともいえるドラマパート。
別名「にゃんこドローンやらかしパート」
今の所、やらかし率100%と
安心と信頼の実績を誇ります。

そうしてついに壇上に姿を現す棗いつき。

注目の1曲目です。

誰もが息を呑んで、見守る一瞬。

先ほどまでざわついていた会場が
嘘のように静まり返る静寂、

それを裂いたのは

「The struggle of egos over which to choose」

の強烈な一撃!!!

そう、最初の一曲目は
「ストラゴヴィゴス」!!!!!

会場からは腹の底からの歓声がこだまします。
もうブチ上がりです。
だってストラゴヴィコスだもの。
全身の血肉と心が沸騰して止みません。

私はこの時点でパーカーを羽織ってきたことを後悔しました。

いや~~~最初にテーマ曲来るのね!!!
そうか~そういうパターンか~~~

ちなみに

「Go? Not to go? Which would you choose?」

のコールは完璧に仕上げた甲斐あって
めっちゃ楽しめました。
というか後の余力とか考えずに
全身で声張りましたね。最高。

そうしてライブでやれるように
ソロ版が作られてたんやろなぁと
察していた「追想のラグナロク」を挟んで

「ハッピーエンフォーサー」

「SpIder Girl」

とダンス曲が2連チャン!!!
1stの時もめっちゃよかったですからね!!!

ハピエンのイントロの時点で
当然期待してしまうのはあの6月に魅せた
通称「ハピエンダンス」!
今回も魅せてくれましたね!!!

キレの増した、というかもはや安定感すら
感じさせるダンスといい
めちゃくちゃカッコいいんよ…!!!

ジェットコースターのごとくあっという間の
4曲にすっかり頭を焼かれた頃合い。

つかの間の休息、否、ドラマパートが幕開けます。ざっくりと概要だけかいつまんで要約すると

「質量・棗いつき」に
「バーチャル:棗いつき」人格が
入ってきちゃった!!!
(まあ面白そうやし、ええか)

みたいなノリです。軽い。

そうしてバーチャル人格が
歌い始めたのはまさかまさかの

「名前のない怪物」

え?????????
そんなん、アリ???????

会場の総意はおおむねコレです。違いない。

「聞き覚えある、なんの曲だっけ、
あれ?これ、名前のない怪物…
は????カバー曲?????ライブで???????」

イントロ開始0.5秒。脳内時間で1分。

…少し話は変わりますが、我々オタク、
セトリ予想をしておりまして。

こんな楽曲来るかな~
こんな演出かもな~みたいな。

それを見るのが楽しみだと、棗いつきさん本人も
配信で口にしてましたね。

カバー楽曲は!!!!

聞いてないぞ!!!!!

おい!!!!!
最高ですありがとうございます!!!!!

そういうことです。
全ては棗いつき様の手のひらの上。
思わず天を仰いだ瞬間でした。

しかも、カバーとはいえ仕上がりが
ものすっごくいいの!!これが!!!

一度騙されたと思って投稿楽曲の方を
今聞いてみてほしいんですが

これがもうね…

努力と成長の賜物ってやつでしょうか。
完璧に自分の曲に仕上げ切ってるの、圧巻でした。

もちろんカバー楽曲がこの1曲で
終わるわけがありません!!
これに続くは

「Unravel」
「フォニイ」

とカバー曲の中でも
人気どころが連なって畳みかけます。

特に「Unravel」の超高音パート!!!
あれをライブの生歌でやってのけるの
もう、さすたむとしか言いようがないの!!!

カバーがひとしきり歌い終わった頃合い。
ここからだんだんドラマパートも煮詰まってきます。

「バーチャルたむ」が「質量たむ」に
もうちょっとだけ身体使わせて!!!」と懇願。
「会場のオタクが許すならまあ…」
と質量たむ。
そうして轟いた会場の声はもちろん、

「いーーーよーーー!!!!!」

満場一致、全力の肯定です。そりゃそうだ。

そうしてバーチャルたむの歌いたいオリ曲こと、
その1曲目の滑り出しは…

「インドアアドベンチャー」!!!

狂気的な熱を籠った歓声が会場に響きわたるッ!
それもそのはずッ!!
ついにッ!!!ライブでッ!!!
「脳筋!!寝落ち!!」
できるッ!!!

1stの時には既に存在していた曲ですが、
尺の関係かコール難度の関係か。
ともかく歌われなかったこの曲。

でも聞けば分かるこの中毒性、
そしてライブとの相性の良さ!!!

もうこれでもかと、これでもかと!!
コールアンドレスポンスを盛大に堪能しました!!

ありがとうございます…!!!

後半1曲目から凄まじいカロリーでした。
でもここで声出さなきゃ流石に今後の自分に
一生怒られますからね。腕も声も全力です。

そして続いたのはまさかまさかの

「LOVETOXIN」!

メガミノウタゲさんから出ている
棗いつきvocalの本楽曲、
「個人的には好きだけど歌われない枠」だと
頭で決めつけていたので
すっかり不意打ち決められましたね…!!!

この曲もビートが小気味良く、特にサビに
ペンラ抜きで手と腕だけでノるのが
めっちゃ気持ち良いんですわ!!!
是非ディレイ配信ご覧の方はお試しあれ。

さらにさらにこの後に続くはなんと

「無条件Surrender」!!!!!

秋M3で聴いた時から、
「あ~~~~~~ライブで聴きてえ~~~~~~!!!!!」
と数々のオタクがうめき声を発していた本楽曲。

もう全人類の魂が救われました。
生歌の無条件Surrender、破壊力やばかったです。
いやぁもう、惚れ気MAX兄貴の脳内テンションに
勝るノリはないんですわ!!!
(意味わからん人は「HYPNOSONIC」の
特典小説を読みましょう。いいから読め。)

そしてこのパートの締めに来るのが

「My Entertainer」!!!

1stでは後半の出だしを担当していた本楽曲!
パッション満載でキュート全開!!な棗いつきを
盛大に盛り込んだこの曲が!
このタイミングで来るのか!!!
このオタク垂らしめ!!!

ええ、盛大に弾けましたとも、ええ。
この時点で相当腕キツかったっすけど。
声も出しすぎて腕振ってる時も全身に
負荷が掛かってるのが響くくらいでしたけど。

でもここで弾けないのはウソじゃない???
夜公演の体力なんて知ったもんか!!!

で盛大に身体を散らした訳ですが…

テンションが爆上がりしてる状態とは打って変わり
ドラマパートでは一転、急展開を迎えます。

ついに人格の均衡が「バーチャルたむ」に
傾いてしまったんですね…

質量の肉体の主導権は乗っ取られ、
逆に「質量たむ」の人格は
バーチャル側に閉じ込められ…
乗っ取った「バーチャルたむ」はこう告げます。

「努力なんて意味ないよ。」
「苦しいだけ」
「挑戦して失敗したら、がっかりされるよ?」

そして満面の笑みで告げるのです。

「永遠に終わらないライブ」の始まりを…

会場はすっかり
「俺たち、なんかやっちまいました?」
みたいな重い雰囲気…
雲行きが一気に怪しくなっていきます。

そうして暗転後、始まった曲が

「夏の残り香」!!!

うっわ!!!!きやがった!!!!!
おいおいおいおいダークネスが過ぎるぞ!!!!
会場全体にオタクの唸り声が響き渡ります。

この明らかな不穏な空気感をより一層
深い深い深淵に叩き落とす、まさしく魔性の一手。
元より新譜の中でも人気の高い本楽曲、
ダメージをモロに受けたオタクも多いでしょう!

歌詞も「HYPNOSONIC」の小説のそれ以外にも
今回のライブのシナリオ通りに追うと、
「バーチャルたむ」視点で
ダブルミーニングになりそうな部分が多く、
創作者 棗いつき、魅せてくれる…!!!
と思わずニッコリ。

そうしてこの邪悪な雰囲気のバトンを継ぐのが

「anarchy」!

メロディーにそんな邪悪感はないんですけど、
曲名は「無秩序」ですからね。
もうこのドラマパートの流れから見たら、
この曲の立ち位置はそういうことでしょう。
そもそも歌詞がかなり治安悪いです。
流石UNDERTAKER出身曲。

いや~~anarchy好きなんですよ。
特に疾走感あるサビ後半。
生歌で聴ける日が来るとは…幸せです。

そしてついに!やってきました、アレンジ曲!

「純情サクリファイス」...!

うっっっっっっっおおおお…..!!!
濃ッッッ…!!!
邪悪さが、濃いッッッッッ!!!!!

もとよりかなり湿気MAXなこの曲。
そんな本楽曲がアレンジによって闇の部分が
もうこれでもか!と全面に押し出されており、
見るからに(?)凄まじい闇のオーラを放ちます。

多分片足でも突っ込んだら終わりです。
大口で一気に持っていかれるタイプ。

ドロッドロに溶かされて溶かされて…

そしてその流れから

「Miniascape」!!!

ここで来るか!!!いやそうか…!
もうね歌詞とかすっごいばっちりなのよ。
CodeQの破滅的な世界観を濃く継いだこの曲、
ドラマパートとの親和性半端ないっす。

事前の当たり用のないセトリ予想ではCodeQから
とある1曲の他に何が来るか全く読めずで、
しかしこれは完璧な采配。
脆いオタクの感情をこれでもかと揺さぶります。


そうして迎えたドラマパートは
いよいよクライマックスへ。

ついに完全に質量をものにした
「バーチャルたむ」。

必死に懇願し、1人抵抗を試みる
ニャンコドローンでしたが…

一撃。

O-EASTに響き渡る、無機質で、乾いた銃声。

「棗いつき」に、凶弾が撃ち込まれます。

会場からは思わずただただ絶望感を漂わす静寂と
その中で微かに響く、悲鳴にも似た、息を呑む声。

こうなるともうどうしようもありません。

止める術を失った我々に残された選択肢は一つ。

…さあ、終わらないライブの始まりです。


そうして、高らかに告げられるラスト1曲宣言。

来たる曲は…

「Son macabre」!!!!!

うわあああああああああああ!!!!!!
(会場の叫びの再現)

マーーーーーーーーーーーージっすか….!!!

いや~~~~~~~そう、よね….マジかぁ…
(クソデカため息)

もうイントロから、終わりよ終わり。
というか、もうヤバすぎてドラマパートの
闇堕ち感と会場の絶望感との相乗効果で
全力のニヤニヤをかましながら
全身全霊で曲の世界観を浴びてました。

ってかステージ上のたむ、めっちゃノリノリで
魔王やってて個人的に大興奮でした。
完全に解釈一致です。


で。
で、ですよ。

ここで終わっちまったんですよ!!!!!

え??????

BAD END…ってこと!?!?!?!?

ざわめきと共にスクリーンに映し出される
クソデカ「棗」のロゴ。

あっ終わっちまった….
みたいな雰囲気に包まれると同時、

「これ、アンコールしていいやつ…???」

会場の雰囲気が終わってた原因は
概ねこれが原因でしょう。
実際、アンコールの最初はコール抜きで
拍手が先行するという異常事態。

とはいえお約束はお約束。
無事、アンコールまで持ち直し、
歌われた曲。それは…

「ANAMNESIS」!!!

この、このテンションで!?!?!?!?!?
鎖を、断ち切るって、そういう…!?

体力は限界近かったですけど、まー弾けました。

だって前回ダンスパートだけで
生歌はなかったからね!!!

流石「PERSONA」と対をなし、
収録アルバムと同じ名を持つ「ANAMNESIS」

もはやファンの声援すら味方につけた
彼女には最早身を縛る鎖などないと言わんばかりに
華々しいアンコール曲でしたね…!!


そして曲も終わり、ないかと思われていた
MCパート。

普通に安心…していいのか…?

でも喋らせたらちゃんとたむでした。
やれやれと会場の緊張感が解けていきます。

…まあパートの終わり際にボソッと不穏な言葉を
呟いたせいで、オタク達は震撼してましたけど!

そうして本当に本当のラスト1曲。

「Seacret of my heart」!!!!!

色めき立ち湧きあがるフロア!!!

もうそりゃそうでしょう!!!

まっさかアンコールで、来るかぁ…!!!!

もうね、情緒がぶっ壊れてどうにかなりました。
終わりやね
というのも私、小説の「Seacret of my heart」の
あの章がエグいくらい好きなんですよ!
(わからない人はやはり特典小説をry)
ラストの展開を見て天を仰ぎ見ると同時、
壁に頭打ったのも良い思い出です。

そして本楽曲、まさかのバーチャルたむ担当です。

普段であれば切なさに胸をこれでもかと打たれる、
ただ、それだけの情緒破壊を楽しめますが、

これは、歌詞の意味も変わってくるよね…?

正直色んな感情が織り混ざってドッキドキでした。

いやーーでも良い曲だった…

ふう…

…うん??


全て終わったはずの昼公演、
しかし暗転してスクリーンに映し出されたのは

「コマ送りのように巻き戻される昼公演」

その光景そのもの。

不適なバーチャルたむの目論みと
囁きが会場に響き渡る中、

「…この運命を変えられるのは」

絞り出したような、ニャンコドローン最期の懇願。

「…君たちしかいない!」




2.夜公演

衝撃の、昼公演が終わり。

案の定というか自分も含め皆、頭抱えてました。

「…マジ?」

多少の際はあれ、1時間、そんな顔してたオタクが
再び夜公演の場に集います。

開幕、ノイズのように走ったのは
Bad Endの記憶とも言うべき昼公演のハイライト。

…やはりここは昼公演を繰り返した世界!!

会場に再び緊張が走る中、

開幕の1曲目!

「ストラゴヴィゴス」!!!

緊張感がぶっ飛びました。オタク、単純すぎる。
開幕から容赦なくぶっ飛ばしていきます。

とはいえ、ですよ。
ある意味宣言通りのセトリです。
そして案の定、その後は予想通りの曲が並びます

「追想のラグナロク」
「ハッピーエンフォーサー」
「Spider Girl」

昼公演と変わらない…予想通りのセトリ。
確かに全部神曲です。歌もダンスも、
その全てに文句のつけようがないのは明らかで。

それでも、演出上、あえて悪く言いましょうか。

「変わり映えのない景色」

まさにそのものと言えましょう。

そして期待のドラマパート、
でしたが…

昼公演同様、質量たむはバーチャルたむの
願いを一度、聞き入れてしまいます。

オタクの間で広がる焦燥感。

そして歌われるカバー曲は
「名前のない怪物」から始まって
「Unravel」
「フォニイ」

昼公演と同じセトリ。
確かにとても綺麗な曲です。素晴らしい歌声です。
それでも、何かが足りない。

…やはり、俺たちには、
世界線を変えられる術はないのか…?

カバー3曲ののち、
暗雲立ち込める中始まるドラマパート…


そういえば、このパート…

「オタクに同意を求めるシーン」があったよな…

…まさか!

そうして大体のオタクが勘づいた直後、

「昼公演」時の光景がスクリーンに
フラッシュバックし…!


バーチャルたむ「私、もうちょっとだけ、身体借りても、いいよね?」

「ダメーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

会場のオタクの心は一つ。
まさにこのループを止めるための核は我々でした。

この「ファンの心がついていかなければ歌えない」
という演出は何とも辛い話ですが…

そして目論みが破綻し激昂するバーチャルたむに
質量たむは優しく告げます。

「頑張って、努力して、挑戦して…」

「それでもし、失敗しても、また次頑張ればいい」

「ライブは、ただの繰り返しじゃない」

「『次にどんな曲が来るかな?』とか
 歌うたびに変わるその時の表情とか…」

「全部ひっくるめて、ライブなんだ!」

そうして続けてこう告げます。

「わからないなら…見せてあげる!」


さあシートベルトは締めましたか?

ここから怒涛の後半戦、開幕です!!!

開幕の曲は…


「メーデー」!!!

まさに「バーチャルたむ」に対する強烈な一曲!
抗い、今、声を上げろ!「メーデー」!!!

ここにきてCodeQから3曲目。
ライブのテーマが明白になった以上、
この曲の親和性についてこれ以上語るべくもなく。

曲単体でももちろんカッコいい本楽曲ですが、
ドラマパートの相乗効果もあり、
アオリに対する掛け声にも
より一層昂った気持ちが乗っていきましたね!

そして次の楽曲ですが

ここにきて、

ついに!!!


「Limitless」!!!!!

うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

ここに来て!やっと!!来やがった!!!!!!

もう会場ボルテージは強制的にMAXに!!!

そう、1stライブでは群を抜いて爆発した本楽曲!
楽曲投票の候補が候補で、
泣く泣く投票では敗れた本曲でしたが…

ちゃーーーんと、入ってましたね!!!

流石すぎる!!!流石俺たちの棗いつきだぜ!!!

後半始まって間もない頃合いでしたが、
もう全力振り絞りましたね。
渾身の「りみっれーーーー!!!」に悔いなし!

ですが、まだまだ、こんなもんじゃ終わらない!

この後に続いたのがなんと

「FRAGMENT OF QUALIA」!!!

「Limitless」の時と負けないくらいの歓声!!!

棗いつきのカッコいい曲を挙げさせたら、
この曲は外せませんよね!!!

前回の1st時では歌われなかったこの曲も
この満を持しての登場にはもう興奮を隠せません!

厨二病満載の歌詞にバチバチに決まったメロディー
そして圧倒的なたむの歌唱力!
約束された勝利というものですよ!!!

この流れ、なんとまだ止まりません!
畳み掛けるように4曲目に飛んできたのは

「The child of guilt」!!!

本人曰く、「隠れた名曲」。
んなわけあるかあああああああ!!!
全く隠しきれとらんぜよ!!!

この曲もものすごいキマったぶち上がる曲でして…
いや〜…大好きなんですよこの曲。

まずイントロからもう、最高です。
長く追ってきてるたむオタクほど一瞬で気づいて
奇声を発していたことでしょう。

そしてサビ、サビですよ!!
それまでがタメだったと言わんばかりに
刻み込まれる強烈なビート!
そしてちょっとダークなたむの声がまた映える!

もう正直満身創痍。本当なら上がらない腕を
必死に振り上げ、出ない声を気合いで張りあげ!

燃え尽きて、灰になりました…


そしてやっとこさこぎつけたドラマパート。

人格の削除が進む「バーチャルたむ」。
それでも引き続き「質量たむ」が諭します。

「…でも、ライブ。楽しかったでしょ?」

自分の想いを、静かに確かめるように。

「楽し、かっ…た…」

バーチャルたむはこれを肯定します。

私たちの知る「棗いつき」は正にそうです。
いつだって活動のため、ファンのため。
ひたむきで努力家で野心的で。

確かに根は暗いかもしれませんが、
ちゃんとファンと向き合おうと前を向く、
その姿勢。立ち姿。

私の推す「棗いつき」はそこにおりました。

そう告げた再び質量たむは舞台に。

始まった曲は…


「アンダーテイカー」!!!!!!

おいおいおいおいおいおいおいおいおい!!!
待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!

先ほども申した通り、もう身体はボロボロで
1stの例に倣えばしみじみする曲かな~~と…

ちょっと、いや…!もう、ごめん!!!
わりぃ、身体。お前、保たねえわ。

イントロの入りから歌声が響く曲って
ヤバいんすよ…
正にリミットレス!

もう声も身体も燃え尽きた身体に鞭打ち
気合いだけで声を絞り出して、もうね…

曲が終わる頃には
あしたのジョーみたいになってました

ヤッッッッッッッッッッッバかった…



あれ、このイントロ…

…「ANAMNESIS」!?!?!?!?!?!?

あっ、ANAMNESIS…え、マ、ちょっと、え??

私の中のあしたのジョーはケツ叩かれて
もっかいリングにたたき出されましたとさ。

先の昼公演でのアンコール曲。
まさかのこの怒涛のタイミングですよ。
体感箱根往路後に復路走れって言い渡された、
そんな感じです。

ただ、ここの「ANAMNESIS」激アツですよ。
この鎖を断ち切り進む覚悟、これぞ「棗いつき」。

アンコールの時とは違う、ミーニングで
盛大に弾けました。身体も弾けました。

も、もう…動けないぞ…???

あ、え???は?????

これ「プロパガンダ」???????

ちょ、ちょちょちょ…ちょっと…
休み、ナシ???

そう「プロパガンダ」ですよ!!!
そろそろ全身の痛みが天井したくらいの頃でしたが
ええい、関係ない!!今やるんだよ!!
腕も声も気力だけで持っていきました。

すまんな、翌日の俺。

もう「プロパガンダ」と言えば、あの
疾走感あるサビ!!!!!
カッコよすぎるし生歌で聴けるとかマジ!?!?

何度目かの限界を突破しましたとも。
特にね、サビの終わりの部分

「掲げた拳のプロパンガンダ」

ここ、拳突き上げて腕振るのやばい楽しいです。
これも生歌で聴けるライブならではということで…

そしてこのパートのラストを飾ったのが


「優しい嘘」のライブアレンジ!!!!!


イントロだけでは判別がつかなかったのは
昼公演の「純情サクリファイス」と一緒ですが

先方の治安が悪化していたのに対して
こちらはかなり柔らかく
包み込まれるかのようなアレンジです。

元の「優しい嘘」をご存知の方は分かる通り、
原曲がかなり激しいメロディーであった手前
なおのこと、まるで同じ曲とは思えないほどに
ピアノの音が優しく支えてくれている、
バラードチックな素敵な仕上がりでした。

本当、ありがとう…身体はもうボロボロですけど…


そして舞台は暗転、昼公演の流れを組むなら
ここらがドラマパートの最後になるはずです。

一同、固唾をのんで見守ります。

そしてスクリーンに映るのは、
もう間もなく削除される「バーチャルたむ」。
それと「質量たむ」は対峙し

「バーチャルたむ」は最期にこう告げます。

「その銃で私を撃って。」
「最後くらい、派手に散らせてよ。」

その願いを聞き入れたのか、舞台に立ったのは
「質量たむ」
昼公演で自分に向けられたその引き金を引いて、

銃声。

…天井に向かって一発。

「あれ~外したか~」とおちゃらける質量たむ。

もう会場からは温かい拍手が
二人の「棗いつき」を包みます。
そうだ。どっちも「棗いつき」だ。

勿論願いが聞き入れられなかった
「バーチャルたむ」は詰め寄りますが、
それに棗いつきはこう返すのです。

「どうせ散るなら派手にじゃなくて---」

「華々しく、でしょ?」




3.「AIとCodeQの果て」

時は8月某日。
棗いつき×藍月なくるコラボ配信内にて発表された
「パラレルショット」の開催。

それと同じくして行われた企画がありますね。
「リスナーリクエスト投票曲」
4曲の候補曲から最も得票数の多い1曲が
次回ライブで歌われるってやつです。

そしてその投票で選ばれたのが、

「AIとCodeQの果て」

他の候補が3曲あるにも関わらず、
余裕を持って過半数以上の票数を獲得した本曲。
他の候補曲の中には、先に歌われた
「Limitless」
など、強豪揃いであったにも関わらず、です。

いかにこの曲がファン達に愛されて
待ち望まれていたか、というのがわかります。

これを筆する私もその1人です。

少し自分語りが続く事、お許しください。

私が「棗いつき」を知ってから1か月程。
私を堕とした友人に、個々の活動があることを
教えてもらって掘り進めていた頃合い。

当時のオリ曲最新だった
「純情サクリファイス」
のギャップに驚かされたり、
「トレードオフ」
「叛逆のキャスタウェイ」

といった当時の上位再生組を聴いていく中、

私のYoutubeオススメにそれが現れます。
それこそが、本曲。

「AIとCodeQの果て」

そうそう、最近入った人向けにこれは豆知識ですが
「棗いつき」のオリ曲でかつPVのない曲。
これらはチャンネル動画一覧に表示されません。

しっかり曲名などで検索してやれば
検索結果には表示されますが…
基本的に動画で新規開拓となるとかなり難しい。

なので当時の私は当然の初見顔。
ほー、こんなのもあるんだなぁ…と。

「エーアイとコードキューのはて」



正直、中々奇抜なタイトルだとは思いました。
しかしせっかく出てきた1曲です。どれどれ…

そうして私の脳裏には強烈で鮮明な
6分16秒が刻まれたのでした。

そう、衝撃でした。

初見の曲、しかも自分の推しだと決めた人の曲から
まさかこんなに自分に刺さる曲があるとは…!!!

この日から鬼リピの日々が始まりました。
とにかく聴きたくて聴いていたくてしょうがない。
当時は隙あれば聴いていた一曲です。

そうして新規開拓も頃合いがついた3月。

今でも忘れられない瞬間が、やってきます。

それは鬼リピの甲斐あって、歌詞がやっとこさ
耳に馴染んできたくらいの頃でした。
東京・下北沢の駅構内で聴いてた時のこと。
曲の終盤、ラスサビでこんな歌詞が
頭の中を駆け巡ります。

「どうか孤独の果てへと」

聞くこと自体は何度もあって、
何度も耳を駆け抜けたこのフレーズ。
ただその時はここの歌詞だけ鮮明に響いたのです。

…これ、もしかして

CodeQの果て」→コドク孤独って…

じ、じゃあこ、この「AI」ってことに…

「アイとコドクの果て」

そしてA(答え)に、自力で辿り着きました。
これが正しい読み方、いやそうに違いないと。

頭の中で静かに蓋をしていたピースのカケラが
勢いよく、しかして冷静に一つ一つハマっていき…

私は再び衝撃をその身に受けたのでした。

同じ曲で、しかも時間差で二度も殴られるとは…

ある種、私が「棗いつき」から
抜けられなくなった瞬間かもしれませんね…

そんなことが半年以上前にありまして…
ライブで歌われるともなれば思い出補正込みで
期待するなという方が無理という話。

そして、あのドラマパート最後の演出を見たら
最後はもうそれしかないでしょう。

会場の空気は既に今にも爆発しそうな緊張感。
無音の会場は、次のたった一呼吸のために
その全霊を「棗いつき」に注ぎます。


そして始まった「AIとCodeQの果て」


イントロの開幕だけで、思わず皆の口から
「うわぁ…!!!」と絞り出された歓喜の声。

同時、スクリーン上に映し出されたのはなんと

「バーチャルたむ」

そうなんと、この曲は唯一の
二人の「棗いつき」によるパフォーマンス。

ご存じの通り「AIとCodeQの果て」は
ボーカルパートが2パートに分岐します。

そこを逆手にとった、あまりに粋な演出。

私は開幕からもう目頭が熱くなってしまい、
ステージをなんとか目を凝らして見て、
この瞬間を目に焼き付けようと必死でした。

それでも脳裏に焼き付けた記憶は
随分とぼやけ、霞んでますけどね…

そうして、Aメロ。

質量とバーチャルと、それぞれのたむが
異なる歌い方を始めます。
特にこの曲のAメロは全体から見ても
非情な静けさを湛えるパートです。

…バーチャルたむは、
そうだったんだろうか。

私は、今この瞬間を全身で浴びるべく、
なんとか満身創痍の腕を掲げます。

続く、Bメロ。

ここのこれからに向けタメるような
ビートの刻みが一層心震わせるパート。

そして、この曲最大の強みにして、
恐らく全オリ曲の中で最高のサビ。

白状します。

号泣しました。もう酷い大泣きです。
もう永く忘れていた泣くという行為でしたが
ここにきて決壊したかのように泣きました。

頑張って声は殺しました。でも腕を上げて
ライブを楽しむような感情では
とてもとてもなくなってしまって…

必死に前を向きます。目に焼き付けたい、
「棗いつき」最高のパフォーマンス。
それでも涙は止まりません。
止まってくれないのです。

まもなく鼻水までもがでてきました。
いそいそとぬぐいますが、そう遅くなく
手持ちのタオルは使い物にならなくなって。

嗚咽を漏らし、鼻をすすりながら
なんとかその場に立って
曲をその身で感じるのが精一杯でした…


先述した通り。
私は今回のライブ、相当気合い入れて
色々企画しては人を呼び、
ちょっとでも盛り上げるお手伝いが
できたらな、と頑張ってきました。

正直1年前の自分からは推し活関係なく
想像もつかない、大成長です。

ただ、しんどいときもありました。

フラスタでお金が集まるたびに感じる
「失望させたらどうしよう」
という焦燥。プレッシャー。

寄せ書きなんて混ざりたくないのにな…
って思われてるかもしれない「不安」。

どの企画も、それを起こし動かす度、
どうしようもない「ネガティブな感情」
それに襲われることがありました。

でもこの曲は、そのうえで乗り越えた
私の頑張りを、全て受け止めて、

「頑張ったね」って

優しく、肯定してくれたようで。

…とても傲慢な解釈だと思います。
それでも私はそれがとても嬉しかった。

自分の一番大好きで大切な曲が、
ライブで一番のタイミングで来て。

頑張った自分への最高のご褒美でした。

拍手をする手も震え、
酸欠気味で手の先の感覚が消えても、
周りの人に二度見されても。

それでも私の涙は止まりませんでした。

恐らく生涯で二度もない、最高の一曲でした。

ありがとうございました。





4.終幕。そして。

万来の拍手と共に、ラスト1曲が終わり。

心置きのない温かい「アンコール」が響きます。

私も鼻水を啜りながら酸欠の手を叩きます。

そしてアンコール曲。


「My Entertainer」!!!


ここにきて、再び歓声が上がります!
昼はこの枠に「ANAMNESIS」でしたから
これも非常に上手い対比ですよ…!!!

とっくに私の心も身体も力尽きてた気がします。
それでもちゃんと振って楽しめたのは
気力と根性と。限界の限界の限界まで振り絞り
声と腕を振り上げていた自分がいました。

私にとってのMy Entertainerは正しくキミだ!

「棗いつき」!!!

そして全てが終わった後のMCパート。

おかえり、棗いつき。
緊張の解けた会場は温かな雰囲気でしたね。

そして!

ライブ後といえば!!

そう、情報解禁です!!!

まず1つ目が…

おいおいおいおい!!!!!

いつきんくる、飛ぶぞ。

とはいえ、詳細は未発表。
どうなることやら…怖い話です。

そして、ディレイ配信の告知を挟み…

うおおおおおおおお!!!!

おおおおおおおおお!!!!!(大阪)

おおおおおおおおお!?!?!?(福岡)

おおおおおおおおお??????(札幌)

おおおおおおおおお!!!!!!(東京)


…やってくれましたよ、棗いつき!

ツアーライブ、しかもバンドツアー!!!

ありがてぇ….ありがてぇ….

棗いつきのライブ大好きだからよ…

日程次第ですが、頑張って全通するよ、私。

推してる推しが、こうやって羽ばたいてるの
マジで最高の瞬間っすね…!!!


ただ、昼の例に倣えば
夜もまだ終わりません!!!

本当にラスト1曲のアンコール曲、
歌われたのが…


「キミとひとつ。」!!!!!


いや~~~~~~~
言葉、いる?????神すぎ。

この曲を待ちわびていた人も多かったでしょう。
この歌の明るく、ひたむきな前向きさと
ポジティブな歌声にどれだけ励まされたか!

最後の最後、身体が壊れるギリギリまで
全身でこの曲を堪能しました…!!!


そうして、最後。

背景だけだったキービジュアルに
「棗いつき」が、収まって…!!!


「パラレルショット」完走!

お疲れ様でした!!!




5.おまけ

おまけです。

夜公演、の始まる少し前のこと。

ろここさん(夜サイン当てたフォロワーさん)から
突如DMが。

察しの悪い男。トレミー。

….何の話しとるんや?
この後の打ち上げの場所分からんなら
まあ、ええけど…やりたいことあるしなぁ…

空白の時間で察した男。トレミー。

…はい、たむの配信で言ってましたね。

当たりを2枚抜いたろここさん。

それを「友人に譲ってた」と
配信ではたむはぼかしましたが…

私は隠すつもりもないので。
頂いたのは私です。

というのも、ろここさんが私に話を持ち掛けた
きっかけを聞いたんですが、

「誰よりも企画いっぱい回して頑張ってたから」

泣くぞ。いやもう泣かされた後か。

なので私は堂々としておきます。
ガチな方での徳の賜物です。


おまけその2。

サインの時の話です。

私「AIとCodeQ最高でした…ガチで
タオル使い物にならないほど号泣しました…」

たむ「いやぁ~~~…いい曲だよねぇ~~~」

…ちょっと軽くね?????
いやまあ、たむだし、まあ。うん。

その後のRDさん(CodeQ作曲者の方)
投稿の中にこんなものが。

うん、ちょっと待って。

あんたらの曲やろ???????

やっぱ軽くね??????

これ私が重すぎるのか????
いやいっそ重く捉えてくれ…!!!!!

そう叫ばざるを得ない瞬間でした。はい。



さて、ここまで長々と書いてきましたが、
いよいよお別れのお時間です。


これは胸を張って言えます。
過去最高のライブでした。

あなたを推してて良かったと
心から思えた1日でした。


それでは以上、トレミーでした!

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