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Chapter 5 Kamogawa where we never forgot (鴨川って我々の憩いの場のさ)🦢

憩いの場と言えば皆さんにどういう場所でしょうか。人の好み次第それぞれありますよね。因みに、京都に留学した頃を思い出したらいつまでも忘れられず、やっぱ「鴨川」です。「鴨川」は23キロの長さで京都市内の南北を流れており、京都の象徴と言われています。岸辺でお花見をやったり楽器を練習したり、様々なアクティビティをよく見かけます。季節の変化とともに川辺りの雰囲気やスペースを利用した人々の日常生活も変わります。とても素敵な川です。

10年前の春季を遡って晴れていた日に金曜日の授業の終わった上日本語学校の仲間たちに誘ってピクニックに行ったりすることはよくありました。参加したメンバーはタイの同期だけでなくメンバーのクラスメイトもです。皆がフレスコ(京都の大手スーパー)や自分のところに近くあるコンビニで軽食とか飲み物とかを買って集合場所に向かって来ました。食べ物以外、お花見や花火を見るときに必要なのは、もちろんブールシートというものです。100均ショップで色々なサイズを選べます。タイでは作業専用しか使われていませんが、こちらはものを多様に使えるから便利で不思議でしたね。

KICLメンバーの全員が揃ってます!(左から、僕、プロイさん、マンガちゃん、リンちゃん(台湾)、ソムちゃん、ケーちゃん、チャービさん(スペイン)、トクさん(台湾)、ボーちゃん)


鴨川に沿って人気なスポットは三条大橋、四条大橋以外、「鴨川デルタ」というところがよく知られています。京都に住んだ頃、僕たちも集いの場として「デルタ」でよく遊びに行っていました。「鴨川デルタ」というのは高野川と賀茂川が合流したところです。どちらから見ても眺めもいいし、アクセスも便利だし(出町柳駅から直ぐ)、市民の憩いの場として思い出もいっぱいで馴染んだ場所だと思います。鴨川デルタに対して一番気に入ったところは、雰囲気のこと以外「亀形の飛び石」があるというのです。行ったり来たりぴょーんと飛んでけっこう良い遊びだと思いませんか。時々亀石の上にたった座ってぼーとするだけに落ち着けます。但し、鴨川デルタでピクニックするときには気をつけないといけないところもあります。それは「タカ」です。野生のタカは人間の食べ物を狙っているからその辺りを飛び回っている姿がたくさんいます。大事なおにぎりを食べる瞬間に取られてしまったとは、悔しそうですね。それよりタカに襲われないようにお弁当などを隠しながら食べましょう。

出町柳にある「鴨川デルタ」という川の合流地
亀石とのポーズ@鴨川デルタ 2013年の撮影


デルタまで皆さんが長い距離で自転車を漕ぎながら綺麗な風景の中、涼しい風がずっと肌に当たっていて疲れを一旦忘れたような感じでした。集合場所に着いてから取り敢えず空いているスペースを探すことでお花見の時期ではないから直ぐ見つかって良かったと思います。取ったスペースでシートを敷いた上、真ん中に持って来たものを集めて皆が団らんをする姿勢にしました。来日した頃に二ヶ月を経ただけにしゃべりたかった話が山ほどありそうですからスーパーで買った唐揚げを食べながらそれぞれの話を交わしたり笑ったりして雰囲気が盛り上がるようになって勉強のことを忘れるほどとても楽しかったです。

因みに、参加したメンバーは大体顔馴染みのタイ人ですが、この中3人が台湾とスペインから友達です。顔から見ればチャービさん(スペインの友達)以外、残りの台湾人(リンちゃん(女)とトクさん(男))はタイのメンバーに溶け合えますよね。

ババ抜き対戦、負けたら広場で踊れ!!気を付けなさい


3時から鴨川デルタに来てただ食べたりしゃべったりすることだけでなく遊びもいっぱいでした。全員で楽しめるゲームならば、やっぱ「ババ抜き」だと思います。普段、カードのゲームは屋外でやることなんて少し違和感があると思いますが、涼しくて晴れていたから人目に気にせず仕方がありませんね。笑
もちろん、敗北者たちがガーイヤーンという曲(タイで大人気のお応援曲)を歌いながらダンスをやらなくてはなりません。タイじゃないから取り掛かった周囲の人に気にしなくていいって。笑笑 因みに、この対戦は僕がセーフで良かったです。その日、たくさん食べて満腹になったから晩ご飯を抜いで皆さんと19時ぐらい解散しました。仲間と一緒に笑って楽しく過ごした1日でした。

京都の地理的には山に囲まれて盆地の形になっているから隣の地域と比べると気温の差は相当違っているようです。こちらでは夏になると猛暑を乗り切るため季節に関するイベントがあります。同時に学校の夏休みの時期で学生たちは、帰省の予定のない人なら学校のサーマーキャンプや地元のイベントに参加したり日本の国内を旅に出たりするアクティビティを楽しんでいます。学校の夏休みにわたって以前取り上げた活動を全てやっていたから時間を有意義に送りました。混雑な花火大会や国内一人旅の初体験、といった話はまた次々の記事で語ります。

「花火遊び」をやりませんか

暑い日の続く中、暗くなると冷房をつけて自分の部屋にこもっているとは、退屈だし、時間が勿体無いと思いました。そのため、鴨川で夜のパーティーをやりたいと思っており、タイのメンバーの5、6人が誘いに乗って待ち合わせた後、鴨川デルタまで同行することにしました。意外と夜間でも自宅の通り道や外飲みなどそれぞれの目当てとしてここに足を運んだ人をしょっちゅう見かけます(カップルにも人気があるようで恋人の聖地といっても過言ではありませんよ)。

僕たちが途中でコンビニに寄って好きな飲み物とおつまみ以外「アンパンマンの手持ち花火セット」も買いました。この季節に欠かせないものですね。花火セットの中、色々な品種が入っていますが、その中で「線香花火」は一番好きなものです。皆が囲んで火の玉から熱の少ない火花がパチっと飛び散っている姿を見ると何となく夏の疲れを癒してくれて一つの素敵な思い出になりました。その夏の夜を思い出たら寂しくもなく皆で花火遊びを楽しめることには今まで印象を残っています。因みに、日の用心をしっかりしていて安心して下さいね。

いつメンで遊ぼう!(マンガちゃん(左), プロイさん(右))

最後に長い文章ですのでここまで記事を読んで頂いて誠にありがとうございます。おまけに、鴨川の辺りを観察して綺麗な景色の写真を一部載せます。ご覧下さい。因みに、鴨川というところは我々の憩いの場に限らず、動物たちのも生息地として大切な場所のようです。時々鹿までも?

やっぱ、京都に来て「鴨川」に出会って良かった!!

鴨川の周辺の観察


To be continue ………つつぐ

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