海外渡航経験者からのメッセージ(亀井聖矢さん、尾城杏奈さん、角野隼斗さん)
クラウドファンディング7日目にしてすでに63名の方にご支援いただきました。温かいご支援に、心より御礼申し上げます。ピティナの池田です。
今年の特級クラウドファンディングでは、皆様からのご支援で、若きピアニストの活動サポートを実現してまいります。活動サポートは、ピアニスト自身の「人生の経験」として機会を作ることを目的にしています。次世代のピアニストたちが演奏家としての活動の幅を広げていくための支援金として、大切に活用いたします。
本日はこれまでの海外渡航経験者からのメッセージを紹介します!
●2019年特級グランプリ・亀井聖矢さん
ウィーン褒賞公演:ピティナ特級グランプリ国際交流コンサート(2023)
「今回は、ピアノソロだけでなく、室内楽の演奏も経験することができました。アンサンブルでは、普段とは異なる耳の使い方が求められます。ヴァイオリンの音色に耳を傾けたり、チェロがどのように歌い表現したいのか、どのようなスペースを利用して表現していくのか、ピアノがどのように音と調和させることで歌いやすくなるのか、といったことを感覚的に学ぶことができました。初めてウィーンの聴衆の前で演奏する機会を得られたことを、大変うれしく思います。」
●2020年特級グランプリ・尾城杏奈さん
ナウェンチェフ音楽祭(2022)
「私は第25回ナウェンチェフ音楽祭に参加しました。ポーランド、ショパンの故郷であるこの地で、様々な経験を積みながら「ショパンのピアノコンチェルト第1番」と向き合いました。お世話になった先生とともに、ポーランドの聴衆の前で演奏することは非常に感慨深く、私の記憶に深く刻まれる経験となりました。10日間の間に2度のリサイタルやオーケストラとの共演も行いました。この経験を糧にますます成長できるよう、これからも精進していきます。」
●2018年特級グランプリ・角野隼斗さん
第7回若いピアニストのための国際マスターコース(ポーランド、2019)
「このマスタークラスでは、著名な先生方のレッスンを期間中に4回受講する機会が与えられます。また、ワルシャワ音楽祭のコンサートにも参加することができます。特筆すべきは、モダンピアノだけでなく、ピリオド楽器でのレッスンも受けることができる点です。ショパンが生きていた時代の楽器は現代のものとは異なるため、ピリオド楽器を使用することは楽譜の意図を理解する上で非常に有益でした。ピアニストとして第一線で活躍する方々からのレッスンを受けることには、大きく2つの意義があると考えています。まず一つ目は、アナリーゼの方法論を学ぶことです。二つ目は、先生の頭の中にある音楽を取り入れることです。演奏家の表現を学ぶことで、自分の演奏に新たな視点やアイデアを取り入れることができます。最終的には、このようなレッスンから得られる自分なりの表現を築くことが重要だと考えています。」
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また、今回のクラウドファンディングのリターン(特典)として、亀井聖矢さん、尾城杏奈さん、角野隼斗さんはじめ、北村明日人さん、野村友里愛さんご協力いただき、ポストカードのセットをご用意しました☆彡
それぞれのグランプリの循環ストーリーをまとめた、ポストカードにしてお届けします♪
※今年のクラファン寄付者限定デザインです。
特級というステージを得て、彼らが何をライフワークとして活動しているのか、どんな夢を描いているのか、ぜひポストカードにて皆さまに直接ご覧いただけたらと思います。
(イメージ画像)
支援率が伸びていくことが、これから始まる特級の二次予選〜ファイナルまでの出場者への応援につながっていきます。引き続きのご支援・ご声援をどうぞよろしくお願いいたします!
◆プロジェクト期間:7月6日(木)10:00~8月21日(月)23:00
◆目標金額:300万円
◆資金の使途:
1)サポーター賞の賞金:115万
2)国内・海外での活動サポート:134万
3)クラウドファンディング経費:51万
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