飯田有抄のショパコン日記5〜発表後の反田恭平さん
フィルハーモニーホールで結果発表を聴き、滞在先にもどってきたところ、偶然通りがかったのが反田恭平さん。まずは一次通過、おめでとうございます!
(写真:飯田有抄/ピティナ)
あの堂々たる演奏でしたから、「ま、一次なんでね」と軽やかな空気をまとっていらしゃるかと思ったら、ご自分の演奏(5日あるうちの2日目)から発表までの時間がとても長くて、やはり「待つ」という心の負担は大きかったようです。最高峰の国際コンクールの厳しさは、いろんなところに潜んでいるんですね。
このあとも練習が続きます。笑顔のお写真、いつもの反田さんですが、お話をされるときは、真摯に向き合う真剣な眼差しがありました。
「こうなったのはエチュードかな...」とおっしゃったのは、手の親指と小指の付け根のところの硬さ!! 失礼して少し触らせてもらいました。普通の人はプニッとしてますが、すごく大きく盛り上がっていてガチっとしてました......筋肉なんでしょうか。
「2次以降、好きな曲ばかりです」と、静かに意欲を語ってくれました。
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