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沖縄紀行

2月の休暇に沖縄に行ってきた。楽しかったことを記録したい。

沖縄は中国と近い文化や慣習があると聞いたので、それも楽しみにして出発した。

沖縄の名物ソーキそば
建物の門にはいつも獅子がいた。模様や表情が中国の獅子とは異なるようだ。

写真に写っていないが、建物の前には「石敢當」と書かれた石碑がよく貼られていた。気になって調べてみたら、中国福建省発祥の風習のようだ。今中国にこの風習は残っていないが、沖縄には残っている。

沖縄料理(左から)ラフテー、そうめんチャンプル、焼き魚。

姉と中国語で会話しているからなのか、海外からの観光客だと思われているようで、お店に入るときは英語で話しかけられる場面が多かった。

とてもきれいな海。写真では夏のように見えるけど、まだ2月のため気温は低く、長袖で過ごした。
ホテルには塗り絵のスペースがあったため、沖縄の獅子を一枚塗りました。
ご褒美にフロントの方からスナック積み合わせをいただいた。

たまたま見かけたガラス工房に寄って、吹きガラス体験もした。

工房のおばさんは大変親切で、色々と話してくれた。おばさんによると、この工房では若い中国人の夫婦が働いている。中国人夫婦は多言語を使って、SNS上で工房の宣伝をしているようで、海外観光客を惹きつけるために一役を買っている。

ガラス工房の様子

夫婦は以前、東京にも滞在していたようだ。しかし、「東京には様々な国籍の人がいるけど、外国人には冷たい」と言っている。沖縄では親切な地元の方々が、住居や仕事探しを手伝ってくれたそうだ。

吹きガラスを始めとした日本の伝統工芸は後継者不足に悩んでいる。さらに、海外観光客が増えている中、日本語も外国語もできる人材が重宝される。この工房の中国人夫婦のように、日本に移住して工房で活躍する海外の人も多いだろうが、日本語には苦戦しているようだ。

おばさんは、日本語が上手な海外の方が働いてくれれば、もっと順調にコミュニケーションできると言っていた。言語能力を活かして、日本の伝統工芸に貢献できるのはとても素敵なことだと思った。おまけに、沖縄の海や、のんびりした環境に囲まれながら、親切な地元の方々が待っている。

恩納ガラス工房

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