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オンラインがんサロンってどうだろう?

今年やっと院内がんサロンを開始しました。
熊本には熊本がんサロンネットワークっていう素晴らしいネットワークがあるのですが、最初のうちはマイペースでそれに属さずやっていこうというコンセプトのもと「院内のがん患者さんの心のケアをする場所を作りたい!」との思いのもとに先生方や病院役員の方々を巻き込み立ち上げを行いました。
最初は2~3人と小規模でしたが、5人程度は来てくれるようになっていました。いよいよピアサポーターも慣れてきたので、いざがんサロンネットワークに登録して外部の方にも使っていただく場所にアップデートしようとしたところで、新型コロナウイルスですべて予定が変わってしまった。

新型コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスが、がんサロンに与えた影響は大きく、ほとんどのがんサロンが休止に追い込まれました。特に、がん拠点病院で行われていたがんサロンは、開催場所が病院ということもあり基本的には開催中止となり、ほとんどが現在も再開のめどが立っていません。がんサロンは癒しの場であり、クラスター発生の場になってはいけないため、病院やサロン運営者は苦渋の決断だったともいます。

これからのがんサロン

がんサロンは、基本的にがんサバイバーがあつまり、他の経験者と話をすることで苦痛や不安の軽減を図るところです。実際サロンを回ってみると、たくさん話す人となかなか話せない人がいて、うまくファシリテートすると言うのがなかなか難しかったりします。プロレベルのピアサポーターさんがいるところはうまく行きますが消化不良だったりっていうのもあります。コロナウイルスで集まることもなかなかできない状況にあり話す場所がない現状をどう変えていくのか?
そこで、オンラインがんサロンはどうだろう??って思いました。
これもしかしたらすごく可能性があることなのかもしれません。
だって地域だけではなく遠くの人に聞いてもらえる機会を設けれるかもしれないし、平日のお昼間にしていたようなものも、もしかしたら夜や朝など今まで利用施設の規定により限られていた環境が、かえって良くなったのかもしれません。
実際思っていたらもうできてました。

でも個人がんサロンやっちゃいましょうか?ピアサポーターの方に協力してもらいながらのもう少し自由度の高いサロンを作ってみるのもアリかと思います。
実際興味がある方はいるのか疑問ですが・・・。


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