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投資信託とETFどっちがいいか、真剣に考えてみた

都内に住む30代前半のサラリーマン(妻・子供1人)が、20年後に1億貯めるまでの記録、記念すべき10投稿目です。

前回の記事では、新NISAの活用方法アイディアについて書きました。

https://note.com/ptaro_okuribito/n/n324ce15d18f9

要約すると、来年からの新NISAでは、自分の口座に10万/月(完全に増やす目的)、妻の口座に2万/月(贅沢旅行用)で運用していこう、というものでした。

でも勉強を進めていくにつれて気づいてしまったんです、、。

投資信託とETF、どっちで積み立てよーー???

これは難しい課題です。
僕が勉強した限りの知識で言えば、資産拡大を狙っていくなら投資信託、効率は落ちるけど配当金をもらってモチベ上げたいならETF、という雰囲気でしょうか。

2年半ほど投資をしてきて、投資信託にちょっと飽きているからか、完全な不労所得を得られるETFに飛びつきたい気持ちもありつつ、放っておいても勝手に配当金を再投資する投資信託の額面上のリターンの良さに後ろ髪を引かれている、という状況です。

同じ悩みを持っている方はそれなりにいるのではないでしょうか?

僕の場合、投資額が1000万円を超えているので、徐々にETFを買っていって、不労所得を得る喜びを得ながら投資を続けていくのが良いのでは?と富裕層YouTuber・なすびさんはよく言っています。

今回は、投資信託・ETFのどっちにするのが自分の性格に合っているなのか、徹底的に考えてみたいと思います。


まずは、投資信託・ETFをそれぞれ買い続けた結果の【お金まわり】を実際に計算してみて、自分がどっちの方がテンションがあがるか、考えてみようと思います!

分かりやすく5年後の未来、10年後の未来を想定してみましょう。

条件については、難しいこと省いて乱暴に簡略化します(笑)

▼毎月10万投資 (5年で600万・10年で1200万)
▼投資信託はemaxis slim S&P500(年利7%で計算)
▼ETFはVYM(株価上昇5%、配当利回り3%)

※投資信託の場合
5年後:7,122,256円 
10年後:17,111,588円

※ETFの場合
■5年後の元本:6,782,680円
→配当金
1年目:29,459円/年
2年目:60,392円/年
3年目:92,872円/年
4年目:126,975円/年
5年目:162,784円/年
=472,475円/5年

■10年後の元本:15,439,292円
→配当金
6年目:200,383円/年
7年目:239,862円/年
8年目:281,315円/年
9年目:324,841円/年
10年目:370,543円/年
=1,889,419円/10年

元本+配当金ではETFの方が有利に見えるので、VYMに飛びつきたくなりますが、配当金は使ってしまえばなくなるので、複利がどんどんと積み増しされる投資信託の伸びはやはり見逃せません。

でもでも、10年後には何もしなくても年に37万円(ならせば月3万円ほど)が手元に入るETFいいなーーーーとも思ってしまいます。

とはいえ、僕の目標は1億円。家族との幸せな時間を作るためには、この額は譲れません。

そう考えていると、ふと、僕が資産形成において何を気にしているのか?自分が満足できる明確な目標金額はいくらなのか?を考えることが大事な気がしてきました。

カオスな頭の中をまとめると以下の4点かと。


①メインの投資信託は、目標金額【1億円】までは切り崩すことなく、複利効果を最大限発揮させたい

《理由》
・富裕層のステータス欲しい
・4%ルールで切り崩せばFIREも狙える

▶現在、投資信託&iDeCo&確定拠出年金で約1,100万円
▶来年から新NISA10万+妻iDeCo2.3万+確定拠出3.8万=16.1万/月を積立予定
➡年利5%で21年後(2045年)、年利7%で18年後(2042年)に1億円達成


②5年〜10年に一回くらいは【200-300万】使う覚悟で贅沢家族旅行に行きたいので、サブの投資信託で旅行用に運用する

《理由》
・家族との大切な思い出を作りたい
・現金で貯めるとインフレリスクに耐えられない
・精神的にメイン口座を切り崩さず、別建てしたい

▶現在0円
▶来年から新NISA(妻口座)2万/月、ボーナス10万/年2回を積立予定
➡5年後(2029年)、年利5%で256万、年利7%で270万(十分)


③病気や怪我等いざという時の現金はあると安心なので、手を付けない預貯金【500万円】は地道に積み立てておきたい

《理由》
・想定していない急な出費に備えたい
・減ることがない現金の安心感もある程度欲しい

▶現在65万
▶3万/月、ボーナス10万/年2回で積立中(年間56万円)
➡8年後(2031年)には、500万円達成/メイン投資信託が1億円を超える頃には1000万円超

④今後必要な未知数な出費として、子どもの「養育費」「教育費用」が発生。毎月の給料でやっていけると信じつつ、少し心配…

《理由》
・これから昇給していくことを前提→大丈夫そ?
・2人目も考えている→大丈夫そ?
・子どもが楽しいことには財布が緩みがち→大丈夫そ?

▶現在0円
▶もう捻出できるお金がない…
➡どうしようもなくなったら、メインの投資信託・サブの投資信託を切り崩す必要もあるか?


見ての通り、僕が心配なのは④だということが発覚!!急に自信なくなりました笑


ETFに魅力を感じていたのは、④のお金を配当金が賄ってくれるんじゃないかという期待を込めて、でした。

高校・大学と子供を私立に入れたとしたら、毎年200万〜300万はかかる見込みで、2人目ももし今後生まれてくれたら倍かかってくる…

となると、配当金が仮に120万円(VYM5000万円保有想定)あったとしても、あんまり安心はできないなぁと個人的には思ってしまいました。

というか、そもそもですが、、、

家族の幸せな時間のため=子どもの将来のため

と考えれば、富裕層のステータスを得たいがために投資信託で1億円を貯めることにこだわりすぎずに、必要に応じて切り崩す覚悟が必要かと!!!FIRE?夢のまた夢だろ?働けぇえええええ!

子どもが高校に入学する15年後の①の投資信託は、6,650万円ほどになっている予定。
➡4%切り崩したとしたら266万円。

そして③の現金預金も800万円を超えているので、本当に困ったときは手を付けても問題ないくらい貯まっている。

十分すぎる金額を足しにできそうなので、教育資金も問題ない気がしてきました!

そして、万が一、自分の給料でなんとかできる範囲ならば、無理に切り崩す必要もないわけです。

これが投資信託の魅力。
ETFの場合は否が応でも配当金が振り込まれてしまうわけですから、資産拡大的には効率が落ちるけど、臨時的に使うなら投資信託が向いてるかと。


というわけでウダウダと僕の脳内丸裸でお送りしてきましたが、最終的に、、、

投資信託1本で頑張ることに決めました!


普通は投資信託を切り崩すことへの抵抗感が、ETFへ踏み切る理由になるのですが、僕の場合は元々浪費家なので

切り崩す理由があれば、切り崩せばいいじゃん?いっぱい増える方がいいし!!

と思えたのが投資信託に踏み留まる大きな理由になりました。 
 
ただ、こればかしは人それぞれの考え方・性格だと思うので、来年から新NISAも始まることですし。皆さんもゆったり立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?

また1つお金に関するモヤモヤが消えてひと安心。こういう思考の繰り返しが億り人への道につながっていると信じて、毎日楽しく生きていこうと思います!

それでは。









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