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コラム:習慣から抜け出す

都内に住む30代前半のサラリーマン(妻・子供1人)が、20年後に1億貯めるまでの記録、13投稿目です。

今回は、いつもとテイストを変えて、ちょっと今日気がついた発見をコラム風につらつらと書いてみたいと思います。


最近なんだか毎日の生活にハリがないというか、家と会社の往復に疲れてしまったというか、何か閉塞感を感じるというか、ちょっとだけ人生に退屈してしまっていました。

お金は順調に貯まっている、家族との時間も取るように心がけている、最近少し忙しいけど10年もやっていれば仕事も慣れてきたし怖いものはほぼない、毎日の晩酌で疲れも取れている…。でも、、

ボヤボヤと「習慣」に流されるように生きている感じがしていて、「習慣の渦」みたいなものに囚われているような感覚があり、キーワードとして「習慣」というものに興味を持ち始め、↓の本を本屋さんで買ってみました。

良い習慣を身につける、ないしは悪い習慣を断ち切るノウハウが、海外の研究結果を根拠にたくさん紹介されています。

習慣化の本ってこれでもかってくらい本屋さんに並んでいるんですが、僕がこの本を選んだのは「行間がたくさん空いてたから」です。読書が早い方ではないので、あんまりギュウギュウだと1冊読みきれない…。

で、中身を読んでいると、既に知っている気がするものや当然っぽいこともありましたが、1つとても気になる記述がありました。

それが、「新しいことを毎日するとダイエットできる」というものです。

科学的な根拠は詳しく覚えてませんが、とにかく毎日なにか新しいことをすると2ヶ月で4キロくらい痩せるらしいんです。

僕も30代なもんで、なかなかお腹の浮き輪肉が取れないし、会社の健康診断で毎回腹囲増えちゃうし、、なので、これはメッケモンだと思ったんですが、それよりも重要な事実を思い出しました。

僕はそもそも新しいことを始めることにワクワクするタイプの人間だった、ということです。

毎日に退屈していた理由は、自発的に何か新しいことに取り組むマインドが皆無だったからと気づいたのです。

お金を貯めるために、節約・倹約を頑張るのはいいんだけど、そのせいで自分にとって必要ないものを視界から消していた・注目することをやめていたことが、日々の生活の「繰り返し感」を助長していたのです。

毎日新しいこと、というと大変そうに聞こえますが、歩いたことのない道に入ってみる、行ったことのないお店でランチする、いつも目を向けなかった貼り出し広告や看板をちゃんと見てみる、みたいな些細なことで良いんです。

とにかく生活に必要なさそうなことを無下に排除せずにすすんで取り入れてみることが、退屈な毎日をポジティブにしてくれて、少し人生にスパイスを与えてくれるような気がしています。

僕にとっては、そういう新しい見たことないものを見る毎日を過ごすことが、自分らしくいることにつながるとなんだか確信しているのです。

貯金や投資で重要なことは、淡々と続ける・繰り返すことだと思います。だけど、それだけじゃ人生つまんない。「ちょっとした冒険」を毎日に組み込んで、楽しく生きていこうと思った、そんな一日でした。


みなさんも「貯金疲れ」「投資疲れ」してませんか?

個別株をデイトレードしているような方は気が張り詰めて毎日ハラハラしているかもしれませんが、僕のようなサラリーマンで投資信託コツコツ派は、ちょっと退屈しちゃうときもあります。

そんなときには、少し肩の力を抜いて、今まで「続けてきた自分」を一旦解放してガス抜きする時間が必要なのかもしれませんね。

億り人への道は、まだまだ遠いけど頑張ります!

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