2024年6月17日(月)宝塚市議会 中山ゆうすけ議員 PTA問題について一般質問

2024年6月17日(月)宝塚市議会 中山ゆうすけ議員 PTA問題について一般質問

PTA以外の質問も凄く良くて、調査票の評価について等、保護者が知っておくと安心できると思いましたので、教育に関する質問の文字起こしも共有します。

PTAのあり方について
・本市の小中学校における児童生徒への評価のあり方について
・本市においての個別最適化された学びのあり方について

"宝塚市スローガンばらばら、広報戦略グダグダ問題"については割愛しています。


中山議員 質問内容

PTAのあり方について

昨今PTAのあり方が全国的に議論されるようになっています。
報道の事例によるとPTAに強制に入会させられたり退会できなかったり
入会していない保護者の子供に対しての差別が行われたりしていると言います
そこで本市のPTAにおいてはこうした事例が起こっていないかということを確認させていただきます
本市においてPTA入退会の仕組みはどのようになっていますか

質問事項3 本市の小中学校における児童生徒への評価のあり方について
本市において


児童生徒への評価のけ方すなわち評価基準は透明な形で外部へと公開されていますか
その公開情報は保護者の方や社会全般にしっかりと行き届いていますか

質問事項4 個別最適化された学びのあり方について

個別最適化された学びの実現に向けて本師が取り組んでいることを教えてください

五十嵐教育長 答弁

本市においてPTA入退会の仕組みはどうなっているにつきましては
村松議員にお答えした通りです
本市においてPTAに強制的に入会させられたり
退会できなかったりといった事案は把握していません
また入しな入会しなかった家庭や子供に差が生じるという事案は一部あると聞いています
なお市教育委員会としては加入者未加入者による合理性を書くような差がじ
ような配慮は必要であると認識しています

次に本市の小中学校における児童生徒への評価のあり方についてのうち
評価のけ方評価基準の公開につきましては
小学校では歩みの見方、中学校では通知表の見方について
年度当初に保護者宛ての文書や学校のホームページで周知しています
また中学校の評価の算出方法に変更が
あった場合は市教育委員会から保護者宛てに文書で周知してい
ます
次にその公開情報が保護者の方や社会全般へと広く知れ渡っているかにつき
ましては
県のホームページに学習評価のあり方のリーフレットが公開されており
本市もそれに順じて評価するように
各学校に通知して います
今後は広く情報提供できるよう務めていきます

次に個別最適化された学びのあり方についての本市の対応につきましては個別最適な学びは2021年1月の中央教育審議会の答申令和の日本型学校教育の構築を目指してで示された概念で児童生徒が自己調整しながら学習を進めていけるよう指導することが重要であり指導の個別化と
学習の個性化に整理されています
指導の個別化の本市の取り組みの具体例としては
社会化で歴史上の人物について学習する際調べる対象は共通
しているものの調べ方については
ICT機器の活用や図書館の活用また発表についてはプレゼンソフトの活用や劇で表現するといったように児童生徒が求める方法で
学習を進めていますまた学習の個性化については
体育のマト運動において好転や前転など自分が得意な技を組み合わせ独自に構成した演技の完成に向けて自らの動きを動画撮影し
自身の課題を明確にしながら取り組む学習などが挙げられ
ます
なお自ら学習の方法を見出すことが 難しい児童生徒には
例えば算数数学であればタブレット端末に導入されているドリル教材のAIによる問題作成機能を活用する
ことで個人の理解度に応じた学習に取り組むことができます
個別最適な学習についてはICTを活用することで今後さらに発展すると期待 しています
1人1人の児童生徒の興味関心に応じた学習の個性化や指導法の工夫について
今後も調査研究を進めてまいります以上でございます

中山議員 質問 強制役員決めについて

ご答弁いただきありがとうございました
それでは
質問に入らせて いただきます
まず始めにPTAに関する
質問を入れ替えまして行います
先日私の元にある保護者の方からご相談がありました
ご相談の内容は長尾中学校でPTA役員決めが強制に近い形で行われているという内容でした
画面の方をお願いいたします

今年の4月にPTAから配られ ましたこのプリントを見ますとなかなか
強烈な文言が並んでおります
1人1度は役員を受けるですとか理由の提出があっても免除にはならないとか
引き受けられない場合は自分で代わりの委員を探してくださいというような記述です
役員決めを欠席する際の委員上も同じでして
こちらなんですけれども委任状を出すと 委員に決まっても意義申し立てができないという風に書いてあります
またですね
出さなくてもやはり選出対象になると明記され ています
出しても出さなくてもも選ばれるということになります

他にも複数の文書が ありまして1つ1つは読み上げないんですけれども
いずれもですね、個人の自由意思を
まるでPTAが許認可する権限を持っているかのような内容でありました
ここでお伺いします
民法のですね契約自由の原則であるとか
憲法の基本的人権の概念に 照らし合わせても
こういう制強制は無効で あって拘束力を持たないと私は考えており
ますけれども皆様のご見解はいかが でしょうか

高田管理部長 答弁

はい、あのPTAの役員選出につきましてはPTAは
任意団体であることから
その活動に対して教育委員会の立場でです ね
意見を申し上げるものではないという風な認識を持っているんですけども
これが社会教育団体として一定の関与もあることから
このPTA活動のに影響を及ばす及ばない範囲で見解を申し上げますと
今このモニターにですね映し出された文書だけではですね
この役員強制がですね
役員選出が強制であるかどうかというのはなかなか判断が難しいと思います
この役員の選出方法自体については
過去からの慣例であったり、あるいは総会で決まっているものであれば
会員である保護者も意見を言う、ま、そうした機会はあったと思います
また特に罰則とも記載されてい ないことから
最終的には断ることもですね 可能であるかもしれません
そうしたこともあって
詳細な確認をしなければま強制 であるのかどうかというその見解を示すことは困難であると考えております
以上です

中山 議員 質問 ポイント制度、診断書提出等の人権侵害、非加入者も旗当番を強制することについて

ありがとうございます
あの立場も分かるんですけれどもやはりちょっと コメントが弱いなと思いますし残念ではあります
続きます
今回私は他にですね長尾小学校の役員決め書類も入手いたしております
長尾小学校の方では長年役員決めにポイント制というのが導入されており
ました
この制度は入学時に保護者に3 ポイントが与えられてPTA役員を務める
とポイントが減っていき卒業までに0にしなければならないというものです
さらにフル タイムの仕事は免除理由にのはならず
病気での免除の場合には診断書というプライバシー情報を提出しなければならないといったような人権侵害が認められるものでありました
今年の春規約が改定されこの制度はなくなりましたけれども
問題は完全には解決していないようです
資料をご覧ください
改訂後の規約では多くの委員はでは なくなりましたけれども
地区委員に限っては立補がなくても選ばれるシステムのままのようです
さらにですね、
地区活動や旗当番にはPTAへの加入非加入に関わらず
ご協力くださいと書かれています

非加入者に対して何かを強制できるという感覚自体がやはりおかしいのではないかと思います
ここでですね3点を尋ねしたいと思います

1点目
少なくとも市内2校のPTAでこう いった人権侵害と言いますか
断れない状況が確認されている以上
他の全学校園においても状況調査すべきではないかという風に
考えますけれどもこの調査はなさっておられますでしょうか

2点目 
旗当番などの活動の強制について非加入者への強制について
も有効なものだとお考えですか

3点目
ポイント制に関してはやはりですね問題が
多いので2度と復活しないとご明言 いただけませんでしょうか

高田管理部長 答弁


はい、えっとまず宝塚市PTA協議会において加入する
ま、各PTA組織を対象とし たま調査こした内容も含む調査っていうのは行われているという風には聞いておりますが
その調査結果をですね
教育委員会の方ではま把握していないという状況です

あと旗当番の、え、ま、活動の強制というところ なんですけどもこれも
ですねこの情報だけでは強制であるとは
なかなか判断が難しいところではありますけれども
ただ、ま、あの現在保護者に担っていただいている旗当番については保護者の負担軽減という視点に立った、検討も必要であることから
ま、各学校の運営協議会の議題としてですね
え、例えば
その登下校の安全対策については学校応援談団と広く学校支援していただいてる団体等の力を借りることも含めて
これは保護者の負担軽減という視点で検討していきたいとは思います
えっと、あとポイント制についてはですね
これも教育委員会の立場で明言っていうのは困難なんですけども
主体はPTAですから一方でではPTA役員を ですね
選出していただいてる結果ま各審議(?)
会であったり校区人権あとは報道協(?)とか ですね
いろんな団体があると思います
で そこにですね保護者代表としてま参画いただいてる実態もありますから
この ポイント制のいろんな検討をする見直しをする場合にはこうしたPTAの負担もですね
全体的に見直して
ま、検討されるべきだと いう風に考えております
以上です

中山 議員 質問 個人情報の法令遵守について

ありがとうございます
ご明言いただけないということと
あとはですね やはり情報はあるようですけれども
まだ 把握していないということなので
その点も少し残念です

質問を続けます
村松議も PTAの質問されてましたけれども
それに関するご答弁の中で不可解な答弁もあり ました
個人情報の答弁です
個人情報保護法はですね
情報の集め方を2つ規定しており まして
1つが情報提供に同意してくれる人
全員から情報を集めるというオプトイン 方式
もう1つは同意しないには申告してもらって集めず
それ以外の人からは全て 集めるというオプトアウト方式です
ただ オプトアウト方式は厳格な要件がありまして
PTAはそれを満たしていないので使うことができない
そこでですね
オプト アウト方式を用いてる学校は何校ありますかという
質問はあったんですけれど
もその ご答弁は小学校には登校班があるので住所が必要になります
というやり取りでありました

数値を聞かれているのに数値を返さず
話題をそらしているという風に聞こえるんですけれども

やはり情報提供の同意の取り方
これについても前校分のデータは持っておられないということでよろしいん でしょうか

高田管理部長 答弁

はい、えっと学校からですね
PTAに提供してる個人情報については
あの一、個人情報保護法に照らして、適正に取り扱うようにですね
各学校にま周知しております
従いまして学校からPTAに対しては登校班の編成に必要であることを理由と して
保護者からの同意を持ってPTAに対して情報を提供しておりますで
PTAによる個人情報 
学校に対して提供してる場合も一定の業務委託の関係性がですね
あればまあの成立はしてると思うんですけども
これもPTAに委れてるところですから
市の方でどうか言えないんですが
ただ個人情報取り扱い事業者に当たる PTAに対しては法令遵守
においては
一定の関与はできると思いますので今後
PTA協議会であたり各PTAの意向を確認した上で個人情報の取り扱いに関する実態の把握というものは務めていき たいと考えております以上です

中山 議員 質問 オプトアウトの同意書について

ありがとうございます
あのなぜおかしいと思ったかと言いますとですね
やはり登校班の必要、編成に必要だからというのは理由にはならないからなんです
目的は手段を正当化しませんので
その必要だということがあったとしても違法な方法で集めると
いうことを肯定はしないと考えます
次にですね同意の取り方をお話いたします

こちらはですね
情報の提供の同意の文書なんですけれども3点項目がありまして
サインをする場所はですね1箇所なんです
こういう形ですねこれはちょっと問題 がありまして
医療機関に情報を提供することの同意と
PTAへの提供の同意が セットで確認されておりますので
どちらか だけに情報したいという意確認はできない
ということです
こういう同意はですね
どこ に情報を提供するどこに情報提供するということをそれぞれチェック項目を作って別々に取るべきだと考えます
こういった文章を透明化することについても周知していただくことはできないでしょうか

高田管理部長 答弁

はいあの個人情報の取り扱いにつきましては
これはきちんと 法律の方でも決まっております
個人情報保護法ですね
そこでPTAの方もですね
個人情報取り扱い事業者であることからここはあの法令遵守の視点でですね今後PTAとも協議をしながらま適正化に向けて取り組んでいきたいと思います
以上です

中山議員 質問 実費徴収、登校班の編成あるいは会費徴収の委託状況 


ありがとうございます
一定理解いただいたご答弁いただけたと思っており ます

次にですね
お金のお話をいたします
長尾中学校ではPTAを退会した後もし協力金を収めない場合はですね
卒業記念品などに実費徴収で金額を集められるということになります
これが妥当であるかということも
後でお尋ねいたしたいと思います

画面の方を消して ください
次にですね会費の徴収について
お尋ねします

市内の多くの小中学校ではPTA会費をPTAが引き落とすのでなく
必要経費とともに学校が引き落としてい ます
これが業務委託というものですけれども
このようにですね、学校とPTAとの間には奇妙な提携関係が成立しているようです
具体的に申しますとPTA会費の徴収のためには
全ての会員のリストを把握してい なければならない
しかしその業務が本来は、その情報を持たないはずの学校に委託されているということです
またですね、登校班の編成これには全校中の情報が必要ですが
その編成もまた全員の情報を持たないはずのPTAに委託されているわけですね
このように情報がないと絶対にできない作業をお互いに任せているという状況があるから
双方が何としても全員分の情報を集めなければならないという考えになって しまって
そのことが違法な手段での情報収集にもつながり得るということなんだと思うんですね
もちろん歴史を遡ると
2003年までは個人情報保護法はありませんでしたし人権についての考え方も おそらく現在ほどは成熟していなかったと思います
そのためですね
いわば慣例で PTA制度は成り立っていたと思うんです

まPTAは学校とセットなんだから、ま、みんな当然入ってくれるよなとか
情報も、ま、使っていいだろうというような
細かいことを確認しないような大らかな関係がですね
当時の価値観の中においては成立していたのだと思うんです
ただ過去のことは変えられなくても未来のことは変えられますし
個人情報保護法のも情報管理が厳格化された現在においては
新しい仕組みの構築が絶対に必要だと思うんですね

ここで2点お尋ねいたし ます
1点目
先ほどの件ですがご退会なさったご家庭が記念品などの実費聴取を受けることこれは妥当だとお考えでしょうか

2点目
登校班の編成あるいは会費徴収の委託状況
これをどのようにお考えでしょうか

高田管理部長 答弁

えっとまず記念費の実費聴収なんですけども
ま社会教育団体である以上、公益性、公共性という考え方ですね
これが中心になってきます
ですから
加入者 非加入者に問わずですね
全ての児童を対象としてま記念品を提供するということも
ですね
1つの方法としてありますし
あるいは非入者には保護者がその記念品にかかる費用をですね
負担すればそれを PTAは記念品を準備して提供するといっ
た2つの方法がありますが
後者の場合で あってもですね
合理性を書くというところまではかないという風には考えて
おります


それとすいませんもう1点です
えっと登校班とか
えっと給食費の委託徴収の関係なんですけれども
まずあの原則 として登下校に責任を有する保護者が
ま児童が安全に通学できるよう年少の登校班のみ
小学校のみ登校班を編成して登校しています
従いましてこの登校班の編成に関しては学校がPTAへの業務委託にはた
当たりませんが
学校えっと保護者の同意を得てえここは情報を提供しています
あとPTAから学校に対して依頼しているPTAの会費の聴収事務については
これ業務委託に当たると思います
このように認識しております
PTAの会費の聴収に かかるPTAから学校への個人情報
PTA から学校に個人情報が提供される場合に
おいては業務委託の範囲に限り使用するため
ここは一定適法であるというふに考ます
ただこれは例年PTA総会で確認され ていることであったり
PTAから会員に対して告知、一定の同意を得ておくことが必要であるという風に考えておりますのでそうしことができてない場合にはですね
やっぱ 個人情報の保護法を遵守する観点からPTAと連携しながらですね
是正に向けた対応ってのは必要であると考えております
以上 です

中山議員 質問 実費請求についての認識の間違いについての説明/タイムスケジュールについて


ありがとうございます
実費聴収については少しご認識が間違っておられるように思いますので
少し補足させていただきたいと思います
と言いますのもですね
ここにいらっしゃる皆様の中にもおそらく同じように考えられる方いらっしゃるんじゃないかと思う んです
つまりPTA会員は毎月会費を払っ ているけれども非会員は払っていないので
卒業時の記念品の差額負担は当然ではない かということですね
この誤解についてです ね
ご説明をいたしますそもそもPTAは
会員が積み立てた会費を会員の福利厚生のために使うというような共済組合のような団体ではありません
法律上ですね社会教育関係団体に相当するものなので
公益性を持っていなければならないと
日々のPTA会費は子供全員に向けての活動を行うための会費であって
ご自分の家庭のための積み立て金というものには当たらないです
子供は親がPTAに加入しているか否かによって
色分けをされていないと いうことですね
ちょっと例を上げてご説明しますと
例えば日本のどこかで地震が起こったとします
それで部長さんの例えば お子さんと私の子供が2人とも被災したと
します
もし部長さんだけ震災保険に入って おられて私が入っていなかった場合に部長さんの家だけが無料で直されたと
この場合 は差別に当たらないです
保険っていうのは そういうものなので

ただですね、例えば全国の被災地に復興支援を行うボランティア 団体が各地にありますがこれに私が仮に入っていて
部長さんが入っておられなかっ たとします
この時に私の子供と部長さんのお子さんが被災されたと、この時にですね
私 だけ会員だったので私の子供は ボランティアしてもらいましたけれども

部長さんのお子さんしてもらえないという のは
ボランティア団体としては適切では ないということになり
ます
大事なのはPTAは今の例え話のうち どちらの性質を帯びたものかということなんです
これはボランティア団体の方に 当たるということですね
こういう話をし ますとボランティア団体は民間団体なので
加入者の家だけ優先的に片付ける団体も あっても良いんじゃないかという風な反論を受けるかもしれませんが
それも違います

普通の民間団体の場合は確かに何をするか は自由ですが
NPO格を取得していたり
社協さんを通じて補助金を受け取っていたりし た場合は活動をチェックされることになる ので
法律上の公益性が認められることに
求められることになります
被災者を区別し てはいけませんし
それでも例えば特定の誰かを助けるような活動の団体の場合は普通 の任意の団体なのでNPO格を取り上げられても文句は言えないと言いますか
毎年 チェックは入るわけですね
PTAも社会 教育関係団体ですのでただの民間団体では
なく全員を公平にというところは強く求め られるということになります
この誤解がですね
そのままなので保護者の中に実際に例えばなぜあの子の家庭は会費を払って
ないのに記念品をもらえるんだとか
なぜ あの子の家だけ旗当番しなくていいんだと いうような歪みが生じてしまって現実問題として分断が生まれてしまっていると
私 にご相談いただいた方もおられますけれど も
一生懸命頑張ってらっしゃる方もおられて
やはり両方相互にあまりい印象を持って いない
お互い同じ学校に子供を通わせてる保護者同士なのにですよ
この誤解をですね
やっぱり積極的に誰かが解いていかないと いけないと思います
ここまでですね色々尋ねてきたん ですけれども
やはりご答弁が曖昧であるという風に思うんですが
おそらくその理由は 1つだと思うんです
全校における状況まだ 把握、全校における状況まだ把握なさっておられないからだと思うんです
この情報がないとおそらく今部長さんにも
皆様にもどの学校にはどんなPTAの問題 があって
どの学校にはそもそもPTA問題 はないのかという個別的な状況が分からずに改善を提示できないと思うんですね
その 結果として何度かご答弁いただきました けど学校長への通知を全体に出すとかこういう
一まとめにした対応しか取れていない ということなんだと思うんです
ただPTA の状況って学校によって結構違うんですよ
あのPTA会長を務めておられる友人も おりまして事前にお話聞いてきましたけれども、先ほど申し上げたような問題点は 全くないという学校もありますし、現在あるけれども改革中だという学校もあるわけなんです
それらを一括りにしてやはり通知を 出しても解決にはたどり着かないですし何より透明な運営をしているところにも
通知を出すても失礼にもなってしまうよう にも思います
2点最後にお尋ねしますが
先ほど申し上げた5つの課題を含む問題全般について全校の状況を把握して
いただけないでしょうか
また2点目、期限の設定はできないでしょうか

例えば今年度中 全校の状況を把握するというのは十分な
時間のようにも思いますので
来年の4月からそれを持って改革を実現するという スケジュールでは動けないでしょうか

高田管理部長 答弁

はい、あのま教育委員会としましては
法の趣旨に沿った運営についてPTAの自主性を害しない範囲において
支援する立場にあります
入退会であったりま 役員選出などの課題の他
PTA運営の継続性の確保というのもですね
大きな問題があってですね
そうしたことも含めて総合的にやっぱり解決していかなければいけ
ない
そうした視点でいけばですね
こうした 課題にはえ様々意見を聞き ながらPTA運営のあり方をですね
考えていかなければならないと思います
全校網羅的なま実施実態調査については
やっぱりPTA運営に大きく関わる事項で あることから教育委員会だけで
調査を実施するということはなかなか難しいところではあるんですけれども

PTA協議会の意向も確認するなどPTAの主体性を損なわないよう十分に配慮しながらですね
実態把握の必要性についても検討していきたいと思っています

こうした ことから年度内あるいは年内あるいは年度内という時期をですね
明言することはでき ないんですが
既に、PTA協議会では着実に取り組みを進めようとされています
そのPTA協議会とも連携して様々な支援角度から
実態の把握に努めて そこで出てきた課題の解決に向けて
早期に取り組むようですね
PTAの方を支援していきたいという風に考えており ます
以上です

中山議員 質問


ありがとうございます
あの
この問題についてですね困っておられる 方々は一刻も早い解決を望んでいると思うん です
やはりその感じているタイムスケジュールというか時間の感覚が違いまして
中学校の場合は3年、子供さんが2年生だとあと1年半しかなかったりもする わけでその間に解決して欲しいという思いは
きっとお持ちなので是非ともスピード感を
の取り組みをお願いいたします続けてですね

ここから児童生徒の評価に関する質問

中山議員 質問


次に
評価に関する質問を行います
先ほどのご答弁では歩み通知表の見方を公表しているとお伺いできました
ただ見方
というのはどの程度のものなのかというの を教えていただきたいんです
画面の方をお願いしたいんですけれど
現在ですね通知表には3つの観点がございます
知識技能思考判断表現主体的な 態度ですえ通知表の見方というのはですね

これらの観点がそれぞれどのような能力を
評価したというようなことを文章で説明し たものなのかそれとも各観点についてどのテストや集題から何点ずつつけてそれで
ABCをつけているのかといったことを 具体的に説明するものなのかどちらなんでしょう か

藤川学校教育部長 答弁


えっと現在ですねあの学校に出され てるものについてはそこまで詳しいものは
あの示されておらずええっとAとかBとか Cとか123とかその辺のえ文字の捉え方っていうのがあのされているかと思って おります
以上です

中山議員 質問


ありがとうございます
あの結論 から申し上げますけれども私はですね
成績のつけ方一点単位で全て詳細に公開すべきだ という風に考えています

理由は2点ありまして
1つ目は保護者や児童生徒のため
2 点目は教員のためですまず
1点目兵庫県の公立高校入試では調査書の反映割合は基本 的に50%ということで高くなっています

そのため生徒や保護者の方が成績のけ方に 過敏になるのは当然のことであります
子供の運命を決めることですから学校はこの思い になるべく答えるべきです
2点目に関してです
私はですね公立学校の教員をしており ましたけれどもその経験からお話しすると教員はかなり公平に透明性を持って成績を つけています
これはテストの問題づり1つにしてもそうで
例えば画面にもあるような 知識技能を図る問題と思考判断表現を図る
問題は分けて別々に作られていましたし それぞれの得点も別々に集されているとで
そ成績はその数値を元に客観的にま絶対 評価ということでつけられるものですから
教員の主観や潜入感が入り込む余地という のは実際にはほぼないと私は認識はしています
公立の後も私立でも教師をしました けど
みんなそんな風につけてましたただね

この教員としての感覚が保護者からの見え 方と全く一致しないんです
学習塾の経営者しておりますと
保護者の方からうちの子は 先生に嫌われてるから不利だとか大人しいから不利だというようなご相談つまり
学校 の先生の評価のつけ方が不公平なのではないかとこういうご相談を非常に数多く いただきます
私はですね成績をつつける側だったことがありますので
それはないです よとその都度ご説明しておりますが
何年経ってもこの類のご相談がなくならないん ですね
何よりですね
私はそういうご相談を受けた時に悔しい思いをするんです
先生 方はきっちり透明な成績処理をしている方
がほとんどであるはずですけれども
あ こんな風に思われてしまっんだなと悲しく なってしまい
ますで
事前のヒアリングの際にショック だったことがございまして
その際の当局の
方は確かに委員のご指摘の通りそういう ことおっしゃる保護者の方も一部
いらっしゃいますけれどもというような
感じのことおっしゃったんです

ちょっとね 認識が甘いと思いましたこれ一部ではない
んですよね
学校関係者ではない立場から 保護者のお声を聞くという経験がないから
おそらく不満に思っていても言わないと いう大半のサイレントマジョリティの存在 に気づいておられないという風に思います

先生がきっちり例え仕事をしていても
それが密室での作業である以上はしっかり 説明をしないと伝わらないとそれをしていないということが
頑張っていらっしゃる 先生方の評価を不当に下げていると思い ます
全部公開していただけないでしょうか
というのが私が最後に言っておく要望です
問題ないじゃないですか
私はね自分が行ってきた成績処理は客観的な資料に基づいて いたということを知ってますしもっと言い ますと
他の先生もそうだったということを
知ってますので是非見てくださいと堂々と 言ってほしいんです

そうやって保護者の方や子供さんの不安もなくして先生方の社会 的信頼も取り戻して
双方が幸せになれる道を選ぶことができるという点で
是非とも 公開していただきたいなと要望をしておきます

ここから個別最適に関する質問


中山議員 質問


では次の質問に移ります
画面を消してください

続けましてですねの個別最適に関する質問をいたし
ます

端的に申し上げてね私は話がそらさ れているという風に感じました
ご答弁は次のような内容でした
歴史の学習において調べる対象こそ共通しているけれどみんな
共通しているもののICT機器を使って 調べてそれをプレゼンソフトで発表すると

これはねどちらかというと共同的な学習とか
主体的な学習というものの実現の内容であって
個別最適な学習の実現内容ではない ように感じるんですね
両方大事ですけれども
同じではないと思います

あの塾をして ますと毎年一定数分数や割合の概念が
分からないまま中学校に入ってくる子がい ます
Be動詞と一般動詞の違いが分からない
という中学生もいます
彼らはその状態で 因数分解の授業にも関係代名詞の授業にも
じっとと座ってるわけですね
これはですね 勉強嫌いになれと言っているようなもんだ と私は思い
ます
私が個別最適と申し上げているのは
彼 らに対して自分の速度で学べる機会戻って
学べる機会を公教育の方でも提供してあげ て欲しいということなんです
先ほど調べる
内容こそ共通ですがICTを使うという風 におっしゃいました
つまり内容が同じと
いう風に言ってしまってるじゃないですか
これだと授業に遅れてしまったその内容に ついて説明されないままになります
さらに言えばね説明に社会化をチョイスされたっていうことにも悪意を感じるんです

数学や英語のように授業についていけ なくなりやすい積み重ね方の教科であれば
例えばみんな同じ内容を中3でや るっていうから
不適切だっって突っ込ま れるかもしれないですよね
それと違って全員が同じ内容を調べることの問題が少な そうな社会を選んで答弁したってことは ないですか
という風にちょっと疑ってしまいます
そもそもねアクティブ ラーニングの話をしてましたけれども
ICTを使うとか発表するとかこれで個別

最適化が実現するということも私は疑問な んです
公立の学校でとしてグループ学習を行いますと勉強の得意な校や活発な子が 率先して意見をまとめて発表もしてしまう
という風になることが結構ありますこうし た時に
勉強の苦手な子や大人しいタイプの子は発言しないまま取り残されることが あります
グループ学習が彼らにとって手助けになるとは必ずしも私には思えませ ん
あのずっとね補修塾をしてましたので
彼らに話を聞きますとやっぱりグループ学習 は嫌いだって言いますよ
なんとかして発表者にならないようにしたいとと活発な子待ちだっていう感じですね
あるいはそんな 短い時間で意見をまとめることなんてできないとこんな風におっしゃいます
勉強のね 苦手な声の個別最適化っていうのはそのグループ学習をするとかタブレットを使う とかね
こういう方法論の変更をすればイコールで実現するののではないと思うん ですね1人1人の目線に立ってどこからが分かっていないのかとそういうポイントに 戻って伴奏者として一緒に走っていくような地道な取り組みをしていかないと実現できないと
そそれをしてもなかなか実現できないというのをま民間で個別的に教えてるところ痛いほどよく分かりますので
その方法をま人員の数の問題でね全員に個別は無理ですよ
ですけども公立で部分的 にでも何とか取り入れられないかという
方法を聞いてるわけでそのICTを使って とか
グループワークというようなことを聞い てるわけではないんですそのことをですね
少しでも学校で実現するにはどのような ことが考えられるか
もしくはやはり追い てきぼりのままになってしまうのかという

ことをお答えいただけたらと思います

藤川学校教育部長 答弁

はい
個別最適な学びそれから共同的な学びについては ですね
この今
盛に言われておりますけど

以前からこの日本の学校教育にはあった ものだとあの思っております
しかしこのコロナ禍を経まして整備されてきました ICTをえ活用することでより効果がえ見られるという報告がなされてきております
ICTを活用した学びについては
この学習の仕方に教師やまたあの児童生徒が慣れるまであの思考錯誤することが多いと思われますので
もう劇的に ですね成績が上がるとかあの興味が持てるとかっていうものではないかと 思っております
しかし あのまあの議員言われておりました

なかなかですねその学習に向き合えない 子供たちっていうのがあのおります学習内容がですね難しくて教えて もらってもあの理解できない
教えて
もらってもって変ですけども教えてもらっ た時にはですね理解できていても 分からないんですけれども
再度自分で問題をやろうとした時にやっぱりわか 分からないという事態に
あの陥ってしまう こともあろうかと思います
あのこのことはですね
これまでもありましたことでま できないから
意欲をなくすそして取り組まない
そしてますますできないと いうですね
あのループがあの出来上がって いるのだと思っております
この1つ目の
あのこのループのですね
1つ目の出来ない をですねできるようにあの解消しようとするのがその個別最適な学びでありまた 共同的な学びまたそれにえICTを活用した学びであろうかと思っております
でそれ でもですね
やはりつまづいてしまうあの 生徒が
いかと思います現在
あの市教員の方では担当教員だけでは ですね
どうしてもこうあの指導しきれない場合
スクールサポーターであったりとか 学びのパートナーなどあの人的なですねあの配置を行うことでその該当生徒です ね児童生徒の学びをあの支援しあの充実し学習の充実をですね
図っていこうとあの 努めているところです
以上になります

中山 議員 質問


ありがとうございますあのすごく具体的に思いのこもった意見いただきまして ありがとうございました
ただですね やはりその予算等の制約もあるんでしょうけれども最後の解決策みたいなのは
もちろんゼロではないですけどもなかなか
こうそれだけでは不十分じゃないかなと
思うものでしたので常にこう改善を求めて いっていただけたらと思います


2024年6月13日村松あんな議員の一般質問 書き起こし


宝塚市議会 PTAについて 一般質問
2024/06/13村松あんな議員
2024/06/17中山ゆうすけ議員



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