学生さんから頂いた質問9選❣️
学生さんから、何度か頂いた質問を中心にこちらで答えていきます!!
完全に有志で行なっていることなので、全ての質問にはお答えできかねます。(Physio365の読者の方の質問はもちろん対応しております。)
ではいきますね!!
① 評価にかかる時間は何分までなら良いか?
これは病院・施設によって異なります。
20分を5日間くれるところもあれば、
40分を4日間くれるところもあります。
時間については、なんとも言えませんが、
基本的な評価は時間がかかっても
しっかりと行えるように練習してみてはどうでしょうか!
② ROMの検査で「痛い」と訴えがあったら
検査は中止すべきか?
痛みの程度にもよります。
、自動で痛みが出現するのか、他動で痛みがあるのか
確認してみてください。解釈の上で大切になります。
評価結果の記載方法に関しては、
◯◯pなど痛みがあったということを記載すると良いでしょう。(p=pain)
③ 痛みの評価をするならどの評価方法がベストか?
相手の状態によります。
・失語の方でしたら、フェイススケールが良いかもしれないし、
・運動時痛の方ならば、
説明後は短時間で行える、NRSが良いかもしれません。
これが良いという評価はなく、
どの評価にもメリットデメリットがあります。
④ MMT2以下も完璧に判定するべきか?
判定すべきだと思います。
「動きがない→筋収縮の有無」の流れなので、
2以下の判定に多くの時間は要しないと思いますよ。
また、0か1かの判断は、
麻痺がある方や神経疾患の方など、
大切な基準となることもありますので必須です。
⑤ MMTの前腕回内外の抵抗をかける手は、
「前腕遠位」か「手掌握り」で行うべきか?
できる限り関節をまたがない「前腕遠位部」で行い、
これが難しかったら「手掌握り」で行うと良いでしょう!
認知機能の低下があり、指示が上手く伝わらない場合は、
「手掌握り」で検査を行う場合もあります。
⑥ MMTの筋肉を個別でみる方法
筋肉の作用がわかれば、
その筋肉が働くところで筋力測定を行えば良いと思うのですが。
複数の筋肉によって動作が行われることがほとんどです。
一概に個別でみる方法は、「これ!!」といった
決まった回答はございません。筋肉によって異なります。
知りたい筋肉を、教科書や文献で検索してみることをおすすめします。
⑦ 実習生にどこまで求めるか?(評価・治療の基準など)
実習前にバイザーと学生さんの両者に
「実習に向けた冊子」がバイザー会議にて配られます。
学校ごと、実習ごとに「どこまでも求めるか」は違うので
そちらを確認して頂くのが良いと思います。
⑧ こんな実習生は印象が良い?またこんな実習生には合格を与えられないか?
「印象が良い」というのは、
セラピストごとに違うので、私の意見を書かせて頂きますが
・挨拶ができる(スタッフ・患者さん)
・お礼を言える
・病院内の方とコミュニケーションが取れる。
・何に困ってるか、言語化できる。
・質問に対して答えられる(もちろん正解でなくともok)
・遅刻は絶対にしない。
などの人として、当たり前の部分だと思います。
同じリハ科の人にだけ「あいさつ」では不十分。
これらを踏まえた上で、
評価や治療のスキル的なはなしになってくると思います。
⑨ 実習生の立ち位置
・患者さんの目線に合わせる。
・見学する際は、頭側より足側で
ただ、狭い部屋などスペース的な問題があれば、
臨機応変に行いましょう!!
以上になります。
この質問は10人のセラピストに聞いたら10通りの答えが
返ってくると思うので、1意見としてお聞き頂ければ幸いです!!
最後までありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡
価格以上の価値があると思っていただけた場合 サポートしていただけると嬉しいです。(*´-`)